相泊温泉

日本最北東端の野湯!

相泊温泉

札幌からノンストップで寄り道せず、

高速を使って、450kmの道のりを

車で走ること6時間半!

海岸にある、ほぼほぼ海の中!?という野湯ですが、毎年暖かい期間限定で、地元の方や訪れた人が入湯できるよう、石や海藻などが掃除され管理されています。

ここは世界遺産地域!いつかは入湯してみたい憧れの野湯のうちの一つである相泊温泉に、ようやく入ってきました🥰

前回、前々回は、天候が悪く全然ダメだったので、ようやくです!

が!!!

当日未明の高波で1人しか入れないほど、砂利だらけに‼️

うわっ、無くなった!!🤣

前日までは昆布だらけで人が入れるくらい充分深かったのですが😓

様子を見ていると、少し波が引けてきたので…

よし! 入るか‼️

海水まみれだった浴槽内の水温が少しずつ上がってきました。👏

元々、熱くてそのまま入ることができないほどの高温湯ですが、

海水掛け流しで火傷はせず👍笑

危うく入湯できないところだったけど、やっと来れた相泊😆🙌

たまに海水を被りながら北方領土を眺められる野天風呂!🪨
野生味溢れる温泉に感動🥰🥹

それにしても、 …浅っ!笑

満潮のたびに海に隠れる温泉なので
入る時季、時間、人がいない時を探すのも又楽しみです✌️

北海道に居ても、なかなか来れない知床。またいつかお邪魔します〜!

別海まきばの湯 しまふくろう

北海道の東側、釧路の根室の中間で、ちょっと北に上がった位置。
別海町 西春別。

 

道東にも良い温泉が多く、わくわくします😆
西春別には、近くにクローバーハウス♨️もありますが、
こんなに近いのに、こんなにも泉質が違うなんて、おもしろい!

ご紹介するのは、こちら!

別海まきばの湯 しまふくろう

 

レストランも利用できる 日帰り温泉です。
木曜日のみ、夕方17時からの利用で、
それ以外は毎日 11時00分〜21時30分

 

 

玄関を入り右斜方向に受付があります。

人が居ない時は、呼び鈴を🔔♪

 

奥がレストラン

 

休憩スペースには、薪ストーブとソファ、
アニマルスツールが幾つか置かれていました。

 

ビールや酎ハイなど酒類が冷やされていて

オリジナルウィスキーの販売も!

 

さて!それでは、浴場へ進みますか ♨️🚶🚶‍♀️
暖簾がかかっている方向へ!

 

脱衣場には鍵がかかるロッカーと、脱衣籠が並んだ棚があり、
畳椅子が配置されています。

 

温泉成分量が多い上、体を温める効果の高い、のぼせやすい温泉なので、
湯上がりは座って休みながら ゆっくり着替えることができますね。

 

ドアを開け、浴場へ。

 

壁や天井はコンクリートで塗り壁風に、浴槽周りは石で囲われるデザインで、無機質の中に自然な雰囲気を感じます。

男湯・女湯、同様の作りです。

源泉かけ流しで溢れた湯はそのまま床に広がり流れています。

源泉かけ流しのため、温泉成分によって床タイルが黒く変色しています。
マグネシウム、アンモニウムを含む温泉の特徴です。

 

洗い場は、壁で仕切られており、

洗い場は2席ずつの配置で、2席に1セットずつ
シャンプー・コンディショナー・ボディソープが設置されています。

 

内湯浴槽は2つに分かれ、
大浴槽がぬる湯、小浴槽が高温湯

 

そしてこの日の湯加減。

小浴槽においては
女湯で42.8度

壁に温度計が設置されており、
男湯はなんと 46度!

大浴槽の湯温は、女湯が41.3度、男湯が44度でした!

 

男湯の方はどちらの浴槽も、熱い!!

湯口から勢いよく注湯されています

 

小浴槽の底には、バイブラの設備がありますが、
現在は使用されていません。

 

露天風呂

女湯露天風呂は石で囲われ、奥行きのある造りで結構広い😊
のんびりできますね。

男湯の方は石の配置が少なく、湯縁に腰掛けやすくなっています。

少し茶緑がかった透明の湯。
植物系の匂いもしますが、温泉分析書では腐植質の検査は行なっていないようなので不明。近隣のクローバーハウスでは腐植質が10.1も検出されているので、こちらも幾分かは含まれているのではないかと推測されます。

 

 

重曹系とモール系のぬるつる具合も肌触り心地よく、
炭酸水素の温熱効果に加え、高濃度塩分が保温と保湿の効果を残してくれるので、湯上がりはしばらく体がポカポカ。

因みに!
この温泉と同じ濃さの塩分濃度を自宅お風呂で再現しようとすると、
200Lの浴槽に 塩を2.4kgも入れないとならないんですって!
すごっ・・・😳‼️

何度も掛け湯をして体を慣らしてからゆ〜っくり入浴し、
温まったら急にザバっと上がらず、湯縁に腰掛け少し落ち着いてから
ゆ〜〜〜っくり、上がりましょう。

脱衣場に鏡は3つ。ハトムギエキス化粧水が置いてあります。
コットンに化粧水を含ませて肌に貼って剥がすように 素早くパタパタすると◎
温泉での保湿効果を得た後、急速パタパタをすると、
毛穴が引き締まりますよ✨

因みに、ドライヤーはありません。 タオルドライで頑張りましょう笑

 

 

しまふくろう 温泉分析書

源泉名:しまふくろう
ナトリウム–塩化物温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)

令和5年1月10日

別海町 クローバーハウス西春別

北海道の東側、別海にある温泉。 別海と言えば、野付半島や、別海の牛乳、ソフトクリームを思い出します。(個人的に)

カントリーサインも、動物注意標識も牛です!笑

札幌から車で5時間!移動距離362kmの西春別(にししゅんべつ)にある温泉へ行ってきました!

クローバーハウス 西春別

 

道東はモール系の温泉が多く、ここクローバーハウスも、モール泉🍂♨️

宿泊も日帰り利用もできます😊

玄関から入ると、左手にレストラン。明るくて気持ちよく食事ができそうですね。

受付にて入浴料を支払い

浴場へ。

脱衣場も綺麗に清掃されています。

脱衣籠を利用し、いざ!♨️

奥行きのある造りで、入り口すぐにサウナ、洗い場と浴槽が対面しています。

サウナの中では、水を掛けない。

ここではロウリュ禁止です🈲

 

洗い場は10席。

シャンプーを忘れた人のために! 何セットか置いてあります。

シャワーとカランも温泉です

そして、振り向くと、端から端まで

浴槽‼️

黒い❣️

結構な量の掛け流し

奥の方には、湯面バブルが溜まっていました。

なんか、龍みたいに見える🐉

めでたい!🤭♪

サウナを利用した人が外へ出る前に、かな?真水浴槽。

おお!水も掛け流しか!と思ったら、蛇口を閉めてくださいと書いてありました😓 だめでしょぉ

水風呂を横目に、露天風呂へ☀️

庭園風🌲🪨🌳🪨 良い感じです

浴槽の縁や柱は、木の様に造られているので、より自然な雰囲気に😊

浸かるとお湯の手触りはトロトロつるつる。アルカリ性とモール質、微細な泡が体の表面を覆い、ツルツルと滑らかな感覚になるのでしょう!

 

湯口から源泉が注がれていますが、

よく見ると👀

あらら!トロトロすぎて

繋がってる❣️👀👀👀‼️

重曹質で泡立ちのあるところ、落水して炭酸が余計に泡立ち、湯面に白く広がっていました。

お湯の黒さ、手を沈めると見えなくなります。

 

とっても気持ちよく、お肌しっとりあったまる いい〜温泉♨️でした

 

クローバーハウス西春別 温泉分析書

然別湖野営場 鹿の湯

北海道地図を見ると真ん中より少し右下寄りの場所。新得町と上士幌町の間より少し北上した位置にある、管理人さんのほか、ボランティアで管理された美しき野湯。

然別湖野営場

鹿の湯

 

キャンプ場管理棟に案内が書かれています。キャンプ場と露天風呂管理は7月1日から9月30日までとなっているそうです。

キャンプ場利用の方は各自ご確認を。

キャンプ場の奥にある川沿いの野湯であるため、主にキャンプに訪れる人に多く利用されているようです。

鹿の湯のみ利用の方は、『お気持ちだけ』と書いたBOXが設置されています。清掃維持の協力金として、もちろん!BOXへ投入。

ありがたく利用させていただきます。

キャンプ場を通り抜け少しの道のりを散策中に、当たり前のようにお食事をするエゾシカさんたち。

警戒はしているようですが、それほど人間を危険と思っていない様子😊

あと100m

下着、水着は着用NGの注意書きがありました。

階段を下り、奥に進むと

自然の中に湧き出ている源泉を溜めているだけなので、自然湧出そのものに浸かるホンモノの温泉♨️

ロケーション、最高♪😆とても素敵です。

野湯ですので、当然、脱衣場はなく、囲いもありません。

野湯であろうと、貴重な温泉に入る前は桶を使って掛け湯で清め、体も馴染ませてから入浴です。

ダメと書いてあるのに水着を着る人も居ると聞きましたが、プールではなく温泉なので😊 ありがたく地肌で浴感を味わいたい♨️

湯温は41.2度

何とも絶妙な湯温。

多くの温泉施設で設定されている湯温は41.5度。 全くの自然でこの湯温は素晴らしい。

訪れた日はちょうど今シーズン最終日。 青緑の薄濁り湯で、動くと浴槽内に藻が浮いていましたが、嫌な汚さではなく意外と綺麗な感じです。

中性ですが、湯感触は  つるん✨

湯口は手前だけかと思ったら、奥側(上流側)の浴槽内から温泉がぷくぷくと湧き出ていました。あっつい!

お湯の中の温度は計れませんが、湯面の温度は46.9度で流れ迫ってきます♨️

湯温調整無しで、そのまま入湯できる快適温度。あったまります😊

ナトリウム-炭酸水素・塩化物泉

炭酸水素の力で血行を良くし体の中から温めてくれて、保湿効果の高いマグネシウムやメタケイ酸も含んでいます。塩分が保温と保湿両方を守ってくれるので、しっとり肌と免疫力アップに効果的な天然温泉です♨️

また、来シーズンが楽しみですね。

利用した後は綺麗にして出ましょうね😉

※夏は虫刺されに注意🪰です

 

 

大雪旭岳温泉 アートビレッジ杜季(とうき)

旭岳温泉ロープウェイ手前 左側の宿で一番高い位置にあるのがここ!

アートビレッジ杜季(とうき)

1日1組限定で宿泊できる、貸し切り隠れ宿。
宿と言うより別荘のような 大きな建物です。

この辺りに温泉施設はいくつかありますが、
こちらの宿は個人のお宅のような建物なので
敷地に入って行っていいのかなと遠慮してしまうような雰囲気。
知り合いの家に遊びに行く感覚で訪ねます。

昭和16年から始まり、今も歴史は受け継がれている杜季。
開道100年の時に、高山植物園を作ったそうです。
高山植物は登山をしないとなかなか見る機会がないので、珍しく貴重です。
高山植物園での紅葉の景色も綺麗なんですって!

宿のご主人が一人で宿泊対応されており、泊まってくれるお客様にゆっくりとした時間を過ごしていただきたいとの想いで1日1組限定。
誰にも気を使わず、プライベートな時間を堪能できます。

宿主であるこちらのご主人、実は写真家!
建物の一室がアートギャラリーのようになっています。
北海道の自然の中で見つけた一瞬一瞬を写真に納め作品として飾られていました。
とても、素敵です。

さて、到着して間もありませんが、まずは私たちの目的♨️お風呂はどちらに?

階段を降りて1階へ。

おお、一軒家にあるお風呂ではなく、普通に内湯! ちょっと広めです。

無色透明ですが、成分に含まれるマグネシウムが多い影響でしょうか、お湯の流れるあたりが黒いですね。

さてさて、楽しみにしていた露天風呂は!!?
こちらです! ざんっ

きゃぁぁぁぁぁ🥰 素敵です! なんという秘境感でしょう

お風呂は手造りの露天風呂。

川沿いの少し小高くなった場所にあるため、景色は最高!
自然の中、鳥の声を聞きながら、
温泉が流れる音と川の音 全部がミックスされて α波全開いい気分♨️

川には手が届く距離なので、ちょっと温度を測ってみると

22度。 んん。 ちょっと寒いから入りたくは無い。 勢いもあるし。
こういう所で エイヤーって入っちゃうのが、外人さんだって 別の温泉施設で聞きました笑

下段の浴槽は、高さがあるので 川からはちょっと遠くなります。

 

湯口の温度は48.6度。

温度調整も何もなく源泉がそのまま掛け流されているため、
上の段は44.7度と熱く、下の段は41.2度と入りやすい温度。

お湯を肌に滑らせると、つるつるよりもキシッと肌に止まる感覚です。

鎮静効果の高い泉質なので、お仕事で駆使された体も癒されます。
ちょっとした傷にも有効なので手荒れ肌荒れにも効果を実感できるかもしれません😊

 

春夏秋冬、季節ごとに色づく景色が変わって、どの季節も素敵なんだろうなぁと思いながら ご主人のおすすめの季節は?と尋ねると どの季節も良いけどやっぱり冬かな!とのことでした😊

写真家が美しいと思う風景の中で、温泉に入ってみたいなぁと思いました。

 

今は建造物を新設することができない旭岳温泉。

永くこの宿が続いて欲しいです。

 

大雪旭岳温泉 アートビレッジ杜季
温泉分析書

 

※日帰り利用できる温泉施設ではありません。