函館 大船温泉 下の湯(2022リニューアル)

函館 大船温泉の一つ、下の湯が2022年リニューアルしました!

大船温泉 下の湯 外観

江戸時代からの歴史を浴槽に残しつつ、老朽化した建物を新築。
リニューアル前の記事はこちら※👉初めての人は必ず見てね

趣のある木造の建物が、かなりスタイリッシュに!!

ドアも新しく

脱衣場も新しく

棚も椅子も新しく

かがみも👩✨

そして浴槽は?

よし‼️新しいけど変わらない‼️

良かった‼️

奥の壁から出ていた湯口は横の壁面側に変わり、ホースから出ています。

湯温は、湯口で46.7℃、浴槽で44.3℃ 。

今日もジワリとクル湯温♨️

気持ちいい〜🙌

そして向こうにある扉まで続く木造通路。ここを渡って扉を開けると、

新設くつろぎスペースが出現✨✨

熱湯でも、今までよりもゆっくりと温泉をたのしむ事ができそうですね😊

 

実は2022年7月に建て替えの際、

『熱った体を休ませることができる休憩スペースが外に欲しい🤩』との施設側からのリクエストに、

浴槽をそのまま手を加えずに、 どうやって外に行けるようにしたら良いかな〜🤔と大工さんがちょっとだけ悩んでいました笑

建替えの時の、浴槽のお湯が完全に抜けた貴重な写真が

こちら‼️👇

これが江戸時代から続く浴槽です😮おぉぉすごい

これからも永く永く、この温泉がこうして守られ続けますように😊

 

ねぇさん、危険な中での源泉の管理や 清掃、みんなへの提供を いつもありがとう😊😊😊

函館 大船温泉 下の湯 2021年3月更新

函館市南茅部にある大船温泉。

上の湯として『ひろめ荘』が有名ですが、大船温泉にはもう一つ!

現在は個人所有となっている

【下の湯】が存在します。

〝温泉〟が大好きな人のために、私たちが大好きな下の湯の紹介をしたく思い、許可をいただいてきました。

不定休

利用可能時間 8:00〜21:00

利用料金  300円(清掃協力金)

ネット検索をすると、Facebookが公式となりますが、道外の息子さんが作成されたものであり、メールなどの問い合わせには対応していません。あくまでも個人所有の温泉ですのでご理解ください。

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ここは個人所有の温泉ですが、

素晴らしい温泉を愉しんでもらいたいという想いから一般にも開放をしていて、立ち寄りで利用させていただくことができます。

ありがたいです!

ひとつ注意として

お風呂に入ることはできますが、

敷地内の散策は禁じられています。

⚠️源泉への立入禁止⚠️

源泉温度が高温な上、足場も悪く、落石や熊出没などと非常に危険なため、一般人の立ち入りが禁止されています。

🚧🚧🚧🚧🚧🚧🚧🚧🚧🚧🚧

不用意に源泉に立ち入ると、下の湯温泉の流れも止めてしまう事になりかねません。安易で無責任な行動により何かが起こった時、自然のものに対し責任を取ることはできません。

節度、マナーを守って気持ちよく利用させて頂きましょう。


※心ない利用者がいたため、現在は無断の撮影・ネット掲載は禁止されています。このブログは許可を得て撮影・掲載しています。

それでは、下の湯にお邪魔しましょう!


大船温泉 下の湯


下の湯は私有地内にあります。

江戸時代からある歴史のある温泉で、その江戸時代から続く同じ湯船を今も使っている秘湯。

現代のきれいな浴場使いやすいシャワーやロッカー等も素敵ですが、下の湯のような、本物の温泉そのものを愉しむ温泉マニアには、この上なく魅力的な温泉です。

利用料金は良心的♨️😆✨

清掃維持費の協力金として!

大人300円

ありがたく、入浴させていただきます♨️


大船温泉 下の湯 脱衣場


入る前から硫化水素臭(硫黄のにおい)がプーンと漂い、わくわくします。

湯小屋入り口は、手前が女湯、奥が男湯です。

脱衣場には休憩用のソファーが置かれ、棚に脱衣籠が並んでいます。

▼男性脱衣場

▼女性脱衣場


大船温泉 下の湯 浴場


浴場に入ると目の前にどーんと湯船が!! これが江戸時代から続く浴槽かぁ!!

▼女湯

源泉がかけ流され続けているため、床には温泉成分が厚く石灰化されて重なっています。

溢れ出るお湯は壁側に流れ、湯小屋の外へ出て行きます。

浴槽の湯を汲み取り、10回20回と充分かけ湯で体を慣らし、きちんと洗い流してから入湯しましょう。

さらさらと流れるお湯。

女湯の湯口

細いパイプから勢いよく浴槽へ。

▼男湯

大船温泉 下の湯

男湯の湯口は壁の中央部より、太めのパイプから注入されています。

栓をして湯量を調節しています。

7月訪問時は浴槽温度が43.5度

12月訪問時は41.3度でした。

▼2021年3月訪問時 43.5℃

源泉そのものが流れてくるため、その時々の天候気候で湯温も色も変わります。

12月訪問時のお湯の色は、きれいな青緑の乳白色でした。

結構強い硫化水素臭(硫黄におい)。

硫黄の温泉は、温泉!という感じで好きです。

そして、硫黄の温泉は、メラニン抑制の美白効果と、殺菌作用・皮脂抑制作用でニキビなどにも効果があるとされています。

ナトリウムの力で保水力も整えてくれるし、

アルカリに近い中性のお湯で優しくきれいにしてくれるし、

美肌効果のありそうな

魅力的な温泉🧖🏻‍♀️

そして、とても体が温まる温泉です。

pH7.1 (2019.12.15)

含硫黄ーナトリウムー塩化物泉

温泉分析書掲示なし

湯小屋の奥の奥から湧いている源泉を引いてきて、毎日、お姉さんが履いて掃除をしながら管理しています。

余分な湯はまた自然に戻されますが、流れ落ちる場所は析出物でこんもりと造形されていました。

一旦、この源泉槽で湯を溜め、各浴槽へ分けています。

▼源泉槽

 

橋から川の奥の方をよく見ると湯気が立ち上っているのがわかりました。

ずうっと奥にも湯気が。

あの奥に源泉の湯沼があるんですね。

函館に来た時は、また入らせてくださいね!

ありがとうございます😊

 

▼源泉の様子♨️(下の湯管理者より提供)

 

源泉へ辿り着くには山道を進まなければなりません。熊出没と落石 ダブルの危険があり、一般人の侵入は禁止されています。源泉の様子は、温泉管理者から特別にいただいたものです。

今となっては、源泉を見に行けなくなりましたが、代わりに、この写真だけで我慢してくださいね!

 

羅臼 熊の湯 (寸志温泉)

北海道は道東も道東!羅臼!

ここ!👇

ここに、地元の漁師さん達が管理する秘境の温泉があります♨️

と〜っても素敵な、いいお湯の温泉です!

が、ここを利用するにはルールがあるので先ずは👇これを読んでから


熊の湯 利用にあたり


地元の方達の大切な温泉なので、訪問する際は、マナー厳守!

マナーとルールは脱衣場に書かれていますので、しっかり読んでから👀✨

地元の方と一緒になると、ものすごいアウェイ感は有りますが、

利用させていただく…という姿勢で、有り難く気持ちよく入湯しましょう。


熊の湯へは、冬季間も羅臼の南側335号線から行くことができます。

北側から行くと334号線が通行止めになっているので注意ですよ。

ここに停まっている車の数だけ、入浴者が居ると思った方が良い!

看板も立っています。

車を停めて、橋を渡った奥に温泉があります。

▼渡った先は少し急な階段があるので、冬場は気をつけてね!

▼湯小屋がありました。

▼今はちゃんと男女に分かれて脱衣場と浴場があるので、女性も安心して入浴できます。

奥へ進み、壁の向こう側、

男性用脱衣場は

▼こちら

中には棚があり、衣類を置けるようになっています。

脱衣場には、入浴の心得や、

募金箱・気持ち箱が置かれています。

▼毎朝、6時頃から地元有志の方々が清掃しているので、その時間帯に訪れる時は一緒に清掃します

▼女性用脱衣場は籠や椅子・桶・マットなど、色々置かれています。借りたものはあった場所に必ず戻して綺麗に使わせてもらいましょう。

冬場は上がり湯の体についた滴が床に凍りつきます。

ここに上がる前にある程度拭いてから上がってくると凍らなくて良いですね。

▼熊の湯 女湯

女湯は壁で囲われています。

見える景色は、木々の頭と空を仰ぐくらいですが、熱いお湯との闘いで、景色のことは忘れていました😅

源泉温度が77℃もあり、浴槽に惜しげなく注がれているため、高温です!

含硫黄の温泉だけあって、ものすごい『硫黄の温泉!』という匂いです!

置かれている洗面器を借りて、

充分掛け湯をします。

掛け湯で体を慣らすのと同時に、きちんと綺麗に洗い流してから入湯しましょう。

足元から始め、心臓に遠い所から少しずつ、10回以上掛けると少し入りやすくなります。

体がびっくりするので、ちゃんとね!

熱い場合、他の人が居なければ水を足して入ることもできますが、

様子を見ていると地元の人は普段、44℃位の結構高い温度で入っているのではないかと思います。

▼ここから出ているオレンジ色のホースを浴槽へ引くと、川の水がダバダバと注がれ一気に湯温が下がります。

次々と利用者が来るので、自分1人しか居なくても温度を下げすぎないように気をつけましよまう。

※やりすぎると後でとっても気まずい感じになります💧

熊の湯 男湯

男湯は、開放感抜群!

何の隔たりもありません。

絶景、絶景⛰🏔

着替えたら先ず掛け湯ですよ。

充〜〜〜分に掛け湯をしましたが、それでも、熱い‼🔥️💦

くぅぅぅぅっ…あづ〜っっっ‼️

これはやばい

水のホースこっちに来て!

あぢゃッッッ‼️‼️‼️

お湯じゃッッッ‼️‼️

…ってなことにならないように、

気をつけてくださいね😅

お湯のホースには『熱湯危険注意』と書いてあります。

▼少しだけ温度を下げて それでも45℃位💦

地元のお父さんはこれでもまだ熱くないと言っていましたが、

後から来た別の地元の方は流石に熱くないか?と…笑

お父さん、もぉ〜少し、入りやすくしましょ😂💦

手足がビリビリしました🖐⚡️

いやぁ、しかし!

気持ちいい〜お湯でした!!

有り難うございます♨️


羅臼 熊の湯 温泉分析書