函館 川汲温泉 明林荘

函館駅から内浦湾側へ山道を通って車で40分。 川汲町にある昔ながらの温泉旅館 明林荘。

千鶴子おばあの、お爺ちゃんのそのまたお爺ちゃんの時代からある温泉(らしい)

駐車場は、明林荘看板を目印に、道路の反対側にあります。道路の横断は気をつけて!

 

看板から階段を降りて小さな橋を渡り右側の建物へと向かって更に降りて行きます。

道路から階段を降り

 

小さな架け橋を渡り
右側の建物へ向かって進む

入り口は左が女湯、右が男湯で、中は銭湯のように番台で分かれていますので、靴を棚に置いてそのまま入りましょう。 その辺に何か置いてあっても気にしないでください。

 

番台で湯銭を払い、

女湯側 番台
男湯側 番台
女湯脱衣場にはストーブ
男湯脱衣場は広い

 

着替えは置いてある籠を使って自由位置で。

 

浴場のドアを開けると!!いきなり階段!

浴槽は下!

男湯 浴場
女湯 浴場は、横から

早速、浴場へ降りていきましょう‼️👍✨🫱

 

お湯は無色透明 かすかに硫黄臭

源泉直送パイプ

天井が高く、男湯女湯の仕切りがステンドグラス風?

とても明るい浴場です🔆

備え付けの石鹸類は無いので、お風呂セットは全て持っていってくださいね。

洗い場は鏡のみ

シャワーは無いので、洗面器をお借りして。

掛け湯をしながら体を慣らして入りましょう!

はい、気持ちいい〜!!

自噴の温泉を浴槽まで直送。とても新鮮な状態の源泉がかけ流されています。腕を見たら泡付きも🫧

お湯を肌に滑らせるとpH8.9の少しつるりとした浴感。

この日の湯口温度は46度、湯温は42度と、ちょうど良い湯加減。

アルカリ性単純温泉で、その中でも炭酸水素とカルシウムを多く含む温泉です。

敏感肌用エステでクレンジングとパックをした後のような美人の湯♨️

優しい温泉なので、湯上がりに心臓がボフボフすることなく、中からポカポカ温まりました。

川汲温泉明林荘 温泉分析書

 

 

川の淵から温泉が湧き出ているこの地で、千鶴子おばあは育ったそうです。山間道路も無かった昔々、川に入って遊んでいた子供の頃のお話もおばあに教えてもらいました。

昔はこの温泉は木管で運ばれて市街地で温泉利用されていたとのこと。

😁少し口は悪いけど、とーっても優しいおばぁなんです。

勝手に変なことしたらゲンコツばりの叱責がありますが、失礼が無ければとっても優しくて元気な面白い昭和ばーちゃん🤣

長く長く元気でいてね! また温泉入りに、遊びに来るね〜!

積丹 シララ姫の湯 ニャー助のホテルん

積丹の海岸線沿いの期間限定温泉ホテル

シララ姫の湯 ニャー助のホテルん

旧シララ温泉を令和3年(2022)に買い取り、猫ちゃん大好きなオーナーが温泉ホテルとして営業している、知る人ぞ知る 素晴らしき温泉!
現オーナーは、ここを買い取る当初はこんなに良い温泉があることを知らなかったと言います。現在、冬季は休業、3月~4月頃から11月頃までの期間限定で、
金土日の週3日、15時からの営業と、かなり限定されています。
電話で確認してから伺うと良いと思います。

玄関前にある大きな円状の鉄板。

この下が、源泉槽。

ここから建物内を通って2階の男子浴槽に直接運ばれています。

玄関を入ってすぐのカウンターで受付。

受付前に猫ちゃんがお迎えしてくれるかもしれません🐈‍⬛

入浴料を払って、階段から2階へ。
至る所にニャンコが居ます。

 

踊り場奥には休憩室のような小部屋が。

貴重品ロッカーも備わっています

案内図の通り進むと

あった! なんか派手な目立つ暖簾!

 

暖簾の柄をよく見ると、江戸時代の人 …風な、猫たちでした 笑

 

猫柄の暖簾をくぐると、脱衣場… お!!?

ここにも居たか!!

こんな感じで至る所、猫だらけ😁 🐈‍⬛大〜〜好きが伝わってきます。

脱衣場は広くありませんが、

鏡とドライヤー、脱衣籠が並んで整理されています。

それでは! ♨️いただきます♨️

シララ姫の湯 ニャー助のホテルん 内湯

浴場のドアを開けると、湯気の中に少し 鼻につくような刺激臭を感じました。
すぐに気にならなくなる程度の、アンモニウムが含まれている時の匂いです。

洗い場は4席。 シャンプー類は完備です。

 

正面に大きな浴槽が一つ!

シララ姫の湯 男湯
シララ姫の湯 女湯

窓の外は日本海

 

お湯は結構な量で元気にかけ流されています。

 

 

ん?浴槽内壁側に仕切りが。

女湯 源泉貯水槽
男湯 源泉貯水槽

 

ここは、源泉を一旦溜めておく場所。
源泉槽から建物内を通って直接男湯の浴槽(男湯・亀ちゃん🐢の下)へパイプが配管されているため、お湯は新鮮そのもの!
八つ目状の穴から女湯へ流れるようになっています。

一度も外の空気に触れず浴槽に溜められているため、炭酸が多く含まれた状態の温泉に浸かることができます。

新鮮なお湯を、男湯と女湯に分けるための工夫が、
この仕切りと壁の八つ目状の穴なのですね。

浸かっていると、長く待たず肌に気泡がついてきます。

湯温は40.5度と少しぬるめですが、炭酸の効果もあり、
発汗激しく、体の中から ものすごく温まります。

気持ちの良い温泉ですねぇ!

そしてここはね、 お肌ぷるすべの湯✨

炭酸で毛穴もスッキリ、新陳代謝を促してターンオーバーにも効果を発揮!
マグネシウムでしっとり、
メタケイ酸が潤い力をサポートしながら 塩分で閉じ込め、
鉄が傷んだ肌の修復を手伝い、
カルシウムでプルプルの肌に! やばい!✨

毎日入りたい! 🤭

 

今度は、宿泊しにきますね!!

 

シララ姫の湯 ニャー助のホテルん
温泉分析書

ナトリウムー炭酸水素塩泉(低張性中性温泉)

いわない温泉 髙島旅館

北海道 日本海側 岩内町

2023年で創業94年となった 髙島旅館。

創業時は島牧村で開湯し、岩内に来てから23年になるそうです。
現在、島牧の方はどうなってるの? と 気になり聞いてみると、
実家として旅館は使用されており、温泉は生きているとのこと!♨️よかった♨️

当時から、料理を大事に温泉旅館として続けて来る中で、
先代から引き継がれた漁師さんとの繋がりをもとに 販路を30倍にまで広げたんだとか! お陰で漁の上がりが悪い日でも、美味しいお料理をいただけます。
時には岩内から松前まで!美味しい旬の魚貝を仕入れるためだけに往復することもあるそうです。 頭が下がります。
油と砂糖を使用していない髙島旅館のお料理、楽しみに訪れてみてください。

 

さて! 私たちは温泉!

♨️先ずは温泉♨️

いただいてきましょう!

いわない温泉は2種類の源泉があり、高島旅館は、美肌の湯✨

上にある【いわない高原温泉】と、下にある【おかえりなさい】と、同じ泉質の温泉です。

髙島旅館 内湯

ドアを開けて脱衣場に入ると、広くドレッサーが配置されていて

脱衣場は右折したところに。 内湯出入り口の目の前に12個の籠が配置されています。

中が見えなくなっている注意書きのあるドアを開けると、内湯です。

洗い場は5つの席にシャワーとカラン。何ヶ所かにだけ、ボディシャンプーとシャンプー、コンディショナーが設置されていますが、基本的には皆さんマイ入浴セットを持って来ているようです。

大きな浴槽がひとつ、大きな窓に面しています。

濃い色の木造ですが、明かり取りの窓もあるので、湯船に浸かると とても明るい☀️

お湯は無色透明で、内湯は湯口からの落水で泡立っています。

 

髙島旅館 露天風呂へ

内湯を出て脱衣場の奥にひとつの扉が。ここを開けると、

 

突き当たりがサウナ

サウナは大人気。ずっと混んでいます。

サウナを出たら、すぐ外へ!

隣の扉を出たら、露天風呂です。

大きな木製の浴槽がひとつ、

高島旅館 露天風呂

整いの椅子と、壁側にはシャワーもあるのね!

サウナから直で来れるように配慮しての設備ですね!

源泉は浴槽に直接入り、空気に触れないため新鮮な状態で掛け流されています。お湯の中ではぷくぷくしゅわわと気泡があがっていました。

高濃度の温泉ではないので体への負担は少なく、毎日でも入りたい温泉です。

炭酸が毛細血管や末梢神経を元気にしてくれるので、新陳代謝を促してくれます✨
そして、毛穴を開いたところに、匂いが気にならない程度に入っている硫黄成分が毛穴をスッキリさせてくれる役割も!

お肌しっとり、いい〜お湯でした♨️

 

ナトリウムー炭酸水素塩泉・塩化物温泉(低張性中性高温泉)

鶴居村 ホテルTAITO

釧路から少し北上したところにある鶴居村。
鶴が居るから鶴居村。 丹頂鶴を見ることができることで有名な所です。

ここにもありました! と〜っても素敵な温泉が!♨️

【ホテルTAITO】

釧路から向かって鶴居村に入ってまもなく、
通り沿い左側に、北欧ペンション風の建物が見えてきます😊

HPに記される1916の文字。和田旅館として創業し100年以上の歴史がある施設です。 ホテルTAITOは  有限会社 泰都というこちらの社名をアルファベット表記したもので、安泰に栄えるという願いがこもった名前とのこと。
温泉施設としては、1998年、1,200mの地下から温泉掘削に成功したのが始まりで、源泉名を「美人の湯」として2000年に温泉宿泊施設として新たなスタートとなったそうです。


施設の隣には、4代目オーナーであり写真家である和田正宏さんのアートギャラリーも併設されています。 生憎当日は貸切で利用できませんでしたが、お酒や食事、カフェとしても愉しめるアートな空間だそうです。 行きたかったな!!

 

さて、美人の湯✨  早速、いただいてきましょう🙏✨

玄関から入り、正面のカウンターで受付をします。

天然温泉の看板があります😊😊😊 ホンモノ、ホンモノ♨️🎵

浴場は、そこから左へ向かうとすぐ。

 

暖簾の間に大きく飾ってある丹頂鶴の写真は、オーナーが撮影したものです。

暖簾をくぐると、すぐに脱衣場。 正面奥に棚が設置されていて、
脱衣籠を持ち運んで使用するようになっています。

貴重品ロッカーも備わっているので安心です。

ドレッサーは同時に2人使用でき、

ドライヤーもそれぞれに。 5分100円です。

 

着替えて大浴場へ。

清掃直後ではありませんが、ほぼほぼきれいに並んだ椅子と桶。
シャワーとかランの席が9席あります。

2席ごとに1セット、リンスインシャンプーとボディソープが設置されています。

お! サウナもあるんですね!

 

三角形の浴槽が、真ん中にドーンと一つ。

中央に湯口があり、かけ流されています。

毎分400Lのお湯が注がれている表記がありました。

炭酸水素を含んだ温泉ですが、弾け飛んで無くならず泡となって浮いています。

アルカリが高い重曹泉なので、洗浄力が高く、クレンジング効果が期待できます♪
きっと毛穴の汚れまできれいにしてくれるでしょう!
もしかしたら加齢臭も軽減されるかも!?

モール系の匂いがたまらない😁

湯口の温度は 44.5度

 

浴槽の中ほどで 42度  適温です!

 

露天風呂もあるので、行ってみましょう。

男湯はこちらです。 右の壁の向こうは女湯です。

男湯 左を見ると、  ・・・五右衛門風呂!?

大きな釜の形をした、

完全おひとり様 専用風呂です!

私のために かけ流されている

露天浴槽は石造りで、少し広めです。

湯口は奥にあり、もちろんこちらも掛け流し。

 

露天風呂湯口の温度は43.2度

浴槽で40.1度 これはのんびり長湯できる😆

このくらいの温度でゆっくりお湯に浸かると、体の表面だけでなく、
体の中までしっかり温まり免疫力も高まって効果的♪

結構な深みのある色のモール温泉です

濃いモール臭も感じなら、幸せな湯浴みの時間となりました😊

 

HOTEL TAITO (ホテルタイト) 温泉分析書

鶴居村 ホテルTAITO 温泉分析書 クリックで拡大

 

【白金温泉】森の旅亭 びえい

日本の中で一度は行ってみたいランキングでよく目にする
青い池、四季彩の丘、など 美しい光景が沢山ある 美瑛町。

美瑛町 四季彩の丘
美瑛町 青い池

どの季節に訪れても、四季折々の風景が楽しめる場所です。

そこで、とっておきの温泉旅亭をご紹介します。

【白金温泉】森の旅亭 びえい

 

青い池から程近く、車で約5分。

白ひげの滝がある橋を通り過ぎて間もなく、左手に現れる看板。

2階建てで少し奥まっているため、遠くから「あれだ!」とわかる建物ではありませんが、白金温泉の中でも新しく、とても雰囲気の良い、綺麗な旅館です。

土日は数ヶ月先まで予約で埋まっていることも多いため、少し早めに宿泊予約。

予定より早く到着し、駐車場で建物の外観を見ていたところ、たまたま構内を通りかかった女性スタッフが会釈と共に「あの、本日ご予約をいただいている・・・」と話しかけて下さいました。 更に、私たちの名前を把握していてくださったことに感激😊

どうして分かったんですか〜🙌♪

受付前から嬉しい気持ちに😊

宿泊者用入口

 

事前にお願いし、施設内や浴場は、支配人に案内していただきお話を伺いました😊✨

先ずは、日帰り利用も可能な大浴場から、ご紹介♨️

2023年4月現在
日帰り入浴=午前11:00~午後2:00まで
大人1,000円 小学生500 円 幼児(3歳~6歳未満)300円
(日帰り入浴は現金払いのみ)
※毎週月曜日休み・祝日の場合翌日休業

※サウナは宿泊者のみ🧖

シャンプーやボディソープは備え付けられているので、お風呂セットを持っていなくても大丈夫です👍

駐車場中央あたりにある、日帰り利用専用の玄関から入り、
左手にある券売機で入浴券を購入します。

 

通路にある長椅子の上に、宝物発見!

温泉が通るパイプについた析出物が、芸術品のようにお皿に乗せて置いてありました。毎週、毎月、清掃を行っていても、どうしてもパイプ内に付着してしまうため、定期的にパイプの交換が必要とのこと。

それだけ、温泉成分がたっぷり!ということです♪ わくわくします😁

 

男女の暖簾

早速、中を覗いてみましょう♪

 

脱衣場には、鏡と対面位置に脱衣籠が棚に並んでいます。

 

男湯 ドレッサー
男湯 脱衣籠
女湯 ドレッサー
女湯 脱衣籠

ダイヤル式の貴重品ロッカーも無料で利用できます。

お水が設置してありますので、入浴前にコップ一杯、水分を摂ってから入りましょう。

綺麗に清掃された脱衣場です。

北海道で味わう美瑛町の新鮮牛乳も🥛是非ご賞味を😊

森の旅亭びえい 大浴場

マシンカットの木の壁に囲まれた、温かな印象の大浴場。

高い天井には、天窓があり、明るく綺麗です。

 

個別になるよう仕切られた洗い場は、シャワーとカランが6席。

男性大浴場 洗い場
女性大浴場 洗い場

シャンプー・コンディショナー・ボディーソープが備え付けられ、
男性には嬉しいシェービングフォームとリキッドソープまで置いてありました。

 

浴槽は3つに分かれていて、大浴槽、小浴槽、水風呂。

男湯大浴場
女湯大浴場
男湯大浴場 大浴槽
女湯大浴場 大浴槽

お湯は、黄緑の濁り湯。 鉄の匂いがするキシキシとした浴感です。
まろやかな塩味と鉄の味。

湯口の温度は47.3度。
大浴槽は湯量のみで温度調整をしている源泉100%そのままのお湯です。

貯水槽は無く、源泉が施設に運ばれ、そのままダイレクトに浴槽へと注入!

毎分400Lほどのお湯が、施設に入ってくるそうですよ!

 

浴槽の湯温は42.2度。
少しだけ熱めかなと感じる方もいるかもしれませんが、ちょうどいい温度です!

 

冬季間、気温により泉温が低下してしまう時は、小浴槽と露天風呂のみ館内のシステムにより温度調整を行い浴槽へと運んでいるそうです。

男湯大浴場 小浴槽と水風呂
女湯大浴場 小浴槽と水風呂
小浴槽 湯口温度
小浴槽 浴槽中央部温度
水風呂 温度

常に新しいお湯が浴槽に注がれ、溢れ出ている贅沢。 これが良いのですが、もったいない! うちにも分けてもらえたらいいのに!笑

常に流れ出ているから残る、温泉の足跡。
重なった温泉析出物が、床に芸術的に模様を描いています。

浴槽縁の析出物
床に流れるような析出物跡

 

露天風呂

北海道の澄んだ空気の中、緑を眺めながらの露天風呂。

白樺~🌲 青空、 ・・・南風…? (なんか聞いたことある笑)

男湯露天風呂(入り口から)

女湯露天風呂は 2つの浴槽があります。

この辺りには、たぬきや黒テンが遊びにくることもあるんですって! 会いたい〜

女湯露天風呂(大浴槽)
女湯露天風呂(小浴槽)

露天風呂の小さな浴槽についた温泉析出物のコッテリ加減に、ウホウホ🤩

温泉成分がたっぷり膜になっています。

 

屋根もあるのに開放感満点の露天風呂。
温泉に癒され、空気や景色に癒され、幸せなひとときでした😊

 

森の旅亭びえい 温泉分析書

 

森の旅亭 びえい 宿泊に続く。