北海道の真ん中あたり、登山で有名なトムラウシにある秘境温泉。
トムラウシって、どの山だろう?
わかんないけど雪がもこもこしてる。
高速でトマムを降りて
ややしばらく走らないと、たどり着かない。
ここまでは普通の道路でしたが。
あら。行き交えなさそうになってきた。
砂利道…と言ってもまだ走りやすい感じの林道。
もはや読めなくなった看板。何かの警告か。
到着です!札幌から高速使って2時間40分
●オソウシ温泉 鹿乃湯荘
ワンちゃんがお出迎えしてくれました
全然吠えません。ゆっくり静かに近づいてきてのご挨拶。
玄関フードにワンちゃんスペースがありました。
玄関から入って正面階段横の券売機で入浴券を購入し、
受付窓口へ行って、
ここへ。
それでは! いただいてきます。
脱衣場は狭く、寒いです。この日は動いていませんでしたが、温風式のストーブが備わっていました。そして、昔ながらの洗面台がひとつ。
ロッカーはありません。
スリッパを脱ぐ位置も迷いますが、横に寄せて置きましょう。
男湯と女湯のレイアウトは少し違って、
男湯の方が広々としています。
(昔は逆だったようですが)
▼女湯 主浴槽
▼男湯 主浴槽
お湯は無色透明。
とてもアルカリ性が高い、トロトロのやわらかいお湯です。
女湯、狭いとは言っても、浴槽は広々と感じますよ。
源泉温度が低いため加温しています。
▼源泉槽
つめた~~い!
女性の方は、見た目が…
▼あっちの白いお風呂が源泉槽
なんとなく、入りたい雰囲気の湯舟ではありませんが
源泉そのままトロットロを愉しめる浴槽です。
せっかくなので入ってみることをお勧めしたいです!
洗い場は、奥に。
床は木でできていて、やわらかな雰囲気。
シャワーカランは温泉成分に侵された色に。
洗い場の奥の扉を開くと、露天風呂です。
源泉温度が低いため、冬場、露天風呂は入れません。
でも、せっかくなので挑戦!
日本でも珍しい強アルカリ性温泉と書いた看板が。
アルカリの強い温泉は、洗浄力もあるので石鹸要らずです。
体を洗うときは、ごしごしせず、手で優しく洗いましょう。
しかし、 温度は39~40度と書いてあるが
結構気温低いのに、湯気が立ってない…
冬季に入って、沸かすのをストップしているらしい。
そして更に奥へ進むと、混浴の露天風呂が!
うぉ~!じょぶじょぶ入ってるけど、ここは更に冷たそう!
立ってる足元も冷たい!
よし、入る!いざ!!
寒~~~~~~~い!!冷た~~~い!
死んじゃうかもしれないので、急いで上がって
さっきの露天風呂へ。
冷たいけど、奥の露天風呂より全然入れる。
動かなければ、大丈夫…!! でも…
はいおしまい!
(*´Д`)はぁ~~~~
やっぱり内湯に落ち着く。 41.5度、適温。
血圧が上がったり下がったりして、本当に倒れちゃったら困るので、こんな無茶な入り方はやめましょう。
この日、昔から通う常連さんが夫婦で来ていました。
『わ!!!ビックリした‼️ 人が居ると思わなかった‼️』
洗い場にいた私に気付いて、驚いた様子。ビックリさせちゃってごめんなさい💦
『わたし毎日のように通ってるんだけどさ、ここね、昔はも〜っとアルカリ強くてね、お湯がつるつるしてたんだよ。』
😳え…十分つるつるなんだけどっ
冷たいの入って熱いの入ってを交互に入りな!と教えてくれて、その通りに。
そしてしばらく経ってから、
『私たちもう帰るから、誰もいなくなったら男湯に入っておいで』
え・・・!?😳‼️
ハイシーズンはさすがに出来ないけど、人が少ない時はいつも旦那と一緒に大きい方の浴槽入るんだ~ で、誰か入ってきたら急いで逃げるの! 多分、逃げるときにお尻見られてるけど(笑) と教えてくれました。
オモシロイおばちゃん(笑)
●温泉分析書