白老 ケイホク温泉 宝湯

苫小牧から登別に向かって白老を走ると、
国道沿いにあるのに「どこ!?」と見逃してしまう
知る人ぞ知る! 【宝湯】

白老 虎杖浜温泉で引かれている数多くの温泉がある中、
こちらの温泉で使用されている源泉に一般利用できる施設は、「宝湯」1軒だけ。国道向かいの建設会社が温泉掘削に成功し、その源泉を引いているのが個人宅を含め4軒のみ。その中の1軒が、こちらの「宝湯」という訳です。 貴重!

 

 

なぜ、ここがわかりにくいかというと、
入り口が国道に向いていなから!!!

存在をアピールする看板が出ているわけでもなく、建物の側面しか見えないから 気づかずに通り過ぎてしまうのです〜😅

週2回、日曜日と木曜日 昼12時〜18時の限定営業です。

【宝湯】は、古くから地元住民に愛される温泉銭湯。
入り口で男女に分かれていて、ドアから中に入り、番台で湯銭を払います。

ただ、ご主人は ちょいちょい姿が見えなくなるので、入浴料は370円(2023年12月現在)を番台に置くか、後から渡すか その時々!ということもあります。

あとで理由を書きますが、ご主人は「お客さんを送迎に行く」と言って出かけてしまうので、 先ずは “とても人の良いご主人だから”  ということで ご理解ください😊

 

靴を脱いだその場全体が、脱衣場です。

男湯脱衣場
窓側から見た 男湯脱衣場
女湯脱衣場

先ずは脱衣籠を確保して、着替える場所を確保。

ここでご主人
「入って、右側の浴槽が…、ん〜まぁいいや!中に常連さん居るから教えてもらいな!俺が女湯一緒に着いてく訳にいかないからな! ハハッ😆」と言い放ち、男湯へ消える。 笑

一方、男湯では
「なんでそんな遠くからわざわざ来たのさー?🤣物好きだなぁ!」と笑いながら、
「コーヒーと炭酸、どっちがいい!? 用意しておくから風呂あがってから飲みな!」 と言って、すこぶる元気良く、気さくな感じでお話ししてくれました。

 

さて、それでは、温泉銭湯 いただいてきましょう🙏✨

循環なし 加温なし 加水なし  ヨシ!   もちろん消毒もなし✨

石鹸類は各自お持ちください。
洗い場にシャワーは無く(ありますが使用不可)、
お湯と水に分かれたカランが設置されています。

女湯
洗い場
男湯
洗い場(だったところ) カランなし シャワーは出ません
男湯洗い場

カランのレバー 懐かしい…!!
赤を押すと源泉がそのまま、ダーっと出てきて
モール泉特有の色と香り🩷

宝湯の源泉は、腐食質8.9mg/kg含有と温泉分析書にも表されているモール温泉です🌳♨️🌲

⬇️クリックで再生

源泉そのままでは熱いので、桶の中で温度調整。 昭和の銭湯を思い出します😁

 

正面にドンと大きく配置されている浴槽は、2つに分かれています。
男女浴室を隔てる壁側 小さい浴槽が高温湯、
大きい方の浴槽が低温(…ではないケド)

湯口は大浴槽にある ライオンのような顔の口からダバーッ

湯口から広がる消えない泡が、隠れ泉質を表しています!

マイナスイオンに含まれる15%の炭酸水素が反応して植物性のタンパク質を包み込み、それが消えにくい泡となってお湯の表面に浮いているのでしょう!

天然石鹸のような洗浄の役割も秘めているので、肌はすっきりしっとり✨
そして、内臓が温まって免疫アップ!

 

健康長寿&美肌の【宝湯】に、
『通いたくても足が悪くて』『長く歩けないからなかなか自分じゃ行けないんだよね』という、昔から宝湯が大好きな 元気だけど通いにくいお父さんお母さんが、何人もいらっしゃる!
そんな方達のために、ご主人は週2回、皆さんを送り迎えして差し上げ営業しているそうです。

そのため、 ちょいちょい ご主人は「ちょっと行ってくる!」と留守にされる。

温泉も ご主人の人柄も とっても温かい 宝湯でした🥰

 

ケイホク温泉 宝湯 温泉分析書
ケイホク温泉 宝湯 温泉分析書
ケイホク温泉 宝湯 温泉分析書別表
ケイホク温泉 宝湯 温泉分析書別表

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