濁川温泉 新栄館

濁川温泉郷の奥の方にある歴史のある温泉宿。

国道から山に入っていきますが、濁川に入ると少し開けているので携帯電話の電波は問題なく📶快適です。

前から行ってみたかった✨

長万部まで来たから、その勢いで…とは言っても1時間ちょっと掛かる。そこから札幌に帰ると3時間。 う~~~ん。

試しに、宿泊できないか電話をしてみました。

👩『これから、宿泊したいんですけど、空いてますか?』

👴『えー?いつー?(若干耳が遠い?)』

👩『今日! これから! 二人なんですけど、ご飯は無くても良いので』

👴『えーー!? 今日だって!!!???

今日、これから!?  ふたりで?

いいよー。』
👩👨 いいのかい(笑)

ということで!!

⚫濁川温泉 新栄館

▼明治時代の旧館

宿泊は、新館の建物。カラー写真の向かって右側の建物で、2階に窓が見えている、あの辺です。

ロビーの様子。旧館に比べるとかなり新しい!

きれいですよ。

鏡餅は既製品ではなく、ちゃんとついたお餅をお供えしていました。なんだか懐かしく暖かい気持ちになる雰囲気です。
お風呂は、内湯のみです。

新館に女性専用の浴場がひとつ。

旧館に男湯ですが、実際は元々混浴の浴場があり、湯槽は3つ。

混浴の方が、圧倒的に趣を感じる雰囲気❗

楽しみにしていたのは、この混浴です!

新栄館のご主人から、

『一組しか居ないから、新館も旧館も、頃合い見て二人で入んな❗』と言っていただき

もうひとカップルが宿泊で食事中ということでしたので、早速、私達は旧館のお湯をいただくことに。

旧館の廊下。日中は陽の光が暖かく明るい。

夜になると、厳しい冬の寒さが!!

昔は、こういう生活だったんだなぁと思いながら、激寒の廊下を早足で歩いて温泉に浸かりにいくのがまた良いのです。

自然と左カーブしたくなる傾きの廊下を進むとまもなく浴場。
脱衣場には自動的に止まっているポータブルストーブ。

一応、衝立があって男女の脱衣場は別れ、入り口も同じ並びに隣同士ですが二つありました。

洗い場はこのスペース。シャワーは新館の女湯にしかありません。

お湯が溜まっているこの場所には、中からお湯が出ているようで熱いので水を足して調整。

掛け湯、洗い湯に使用します。

お湯はほとんど透明

とにかく、床がすごい!

温泉が織り成す芸術。

温泉がパイプを通って、3つの浴槽に枝分かれをして、静かにずーっと かけ流されています。

源泉温度は高く 流れっぱなしの浴槽には、とてもとても そのままだと熱すぎて入れません。

水をざばざば入れても46度くらいはあると思われる温度!

『あ~~~~~~~~!!!!🔥♨️🔥』

かけ流しされ続けているので、温度調整には水を入れて温度を下げる他ありませんが、入れる水は消毒された水道水ではなく山水です。

山水は冷鉱泉?とのお話も。

浴感は、つるすべ感と肌を滑らせたあとにくる引っかかりのキシキシ感。 油臭。

とにかく、気持ちいい✨

浴舎が年季ものなので、外気温が低いと浴場内も冷えるので、湯気はモコモコ♨️☁️

内湯で露天風呂の気持ちよさを同時に味わえるような不思議な感覚で大満足❗

お湯は透明ですが、湯気のモコモコで向こうが見えにくくなるので、移動時でも混浴の恥ずかしさは半減できるかもしれません。

タオル、湯浴着は浴槽内では使用できません。

▼女性専用 内湯

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▼温泉分析書

▼宿泊(素泊まり1名4000円)

お料理もとっても美味しいと評判です

今度は1泊2食付で泊まりに来たいです。

こんなタオルも

こんな電話も

寒い廊下も温泉も、記憶に残る 素敵な宿泊となりました。

じーちゃん、ありがとう!

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