北海道最古の温泉
発掘されたのは800年前。鎌倉時代です。北海道が蝦夷と呼ばれていた時代です。
歴史が織り成す内湯の析出物は芸術的です。
函館駅から車で1時間ちょっと。
札幌からだと、かなり遠いけど
高速使ってノンストップで5時間くらいかな。
木古内を通りすぎて国道228号線を進み、
最後に道道812号線を左折。
🔶知内温泉 ユートピア和楽園
宿泊も、日帰り入浴もできます。
もちろん、100%源泉掛け流しで、
5種類の源泉からお湯を引いています。
玄関には、
この提灯が。
靴を脱いで好きなところへ。
スリッパに履き替え、フロントで料金を支払います。
▼ロビー
ロビー正面の窓の向こうを覗くと……
鯉が泳いでいました。
さて、早速お風呂に入りましょう。
お風呂は露天風呂を含め、3ヶ所に分かれています。
3ヶ所のお風呂場は全然違う場時にあるので、着替えて別のお風呂に移動します。
▼右に行くか、左に行くか…
先ずは、露天風呂を覗いてみよう!✨
ちなみに、露天風呂は混浴です。
右側へ、廊下をまっすぐ進み
内湯の入り口がある広場を右へ。
更に廊下を進むと、
ちょうど中間あたり左の壁に、
露天風呂へ繋がる扉が。
扉を開けると、外へ行く廊下。
どこまで進むのかな?? と、
この、囲いの切れ目まで歩くと
なんか、
道路はさんで向こうに……入り口?
‼️
あった‼️ ここだ✨
なんにも、なぁぁんにも
カーテンとかのれんとか
何にもなぁぁぁ~い💦(*ノ▽ノ)
しかも、混浴~~~
お風呂の一歩手前で服を脱いで
立壁の横にある棚へ。
🔶露天風呂(混浴)
誰も居なかった😆🎶
ちょっとした庭園のなかにあるような雰囲気の、ログ調の屋根が掛かった露天風呂。
♨️出てます! 結構な量で出てます
どんどん溢れています
流れすぎて排水溝で渦を巻く
では、大ちゃん お先に!
いただきます!✨
ぅひゃぁ~っ、気持ちいい~~~っ!
▼2つの温泉をブレンド
▼寝湯???
少しずつ色づき始めた 秋の景色を見ながら
みちるも入ってみた✨
湯温はこの場所で42度くらい。
底にたまった温泉成分が赤茶色く沈んでいるため、茶色のお湯に見えますが、
お湯自体は薄~い黄緑の半透明。ほとんど色はついていない新鮮なお湯です。
湯口付近は43度くらいで、
露天風呂は丁度よく気持ちのいい温度。
湯気がいいにおい……♨️ シアワセ~♥️
しばらく、ここに居られる……。
と、しばらくゆっくり温まり、
足の裏は赤茶色。
よし!内湯にも行ってみよう!
内湯は2ヵ所。
下の湯と上の湯があります。
🔶下の湯(内湯)
脱衣場は、コイン式ロッカーがありますが
有料で100円は戻りません。
♨️👩(女湯)
壊れている所もあるので100円を入れてもコインが落ちなくて鍵が閉まらない場所も。ちなみに03はだめ。08は大丈夫だった!
さて、いよいよ!
内湯へ✨✨
浴槽は2つ
お湯は大浴槽から小浴槽へ流れる仕組み
お湯の温度は、熱い!!!!
45度~46度ありそうです。
入ると熱くてビリビリしますが、じっとしてると慣れてくる。
浴槽内の椅子に腰かけて胸下までですが、最高で3分位がんばりました。
飲泉もできるので、奥まで進み口に含んでみると…
しょっぱい、けど、…ん?
美味しいかも。
温泉なのに、ちょっとスープっぽい塩味。
湯口から直接すくったので、湯船のダシがきいているわけではありません(笑)
▼熱いけど頑張ってる
45度はある!
▼隣の小浴槽は浅く寝湯になっています。
細い丸太が枕に。丸太に温泉成分が固まって湯の華ができています。
▼床は更に芸術的! 一面こんなです。
シャワーは3席、ボディーソープのみ置いてあります。シャンプー・リンスはありません。
▼昭和四年の分析書も飾られていました
♨️👨(男湯)
レイアウトは女湯の反転
男湯と女湯の仕切りの上は繋がっていて屋根は一緒です。
湯口からの湧出温度は熱くて触れず、男湯で飲泉できませんでした。
🔶上の湯(内湯)
ロビーから左方向へまっすぐ行くと突き当たりに、上の湯。
露天風呂、下の湯とはまた違う源泉です。
こちらのコインロッカーも有料です。
写ってませんが棚の横にありました。
♨️👩女湯
浴槽はひとつ。
44度くらいです
上の湯の湯口は上にあって、高い位置から落としています。下の湯より入りやすい温度です。
壁は古くて汚れて見えますが、汚れているというより年期が入ってます!
ヴィンテージものですな。
椅子と桶はなぜか真ん中に。
端に取りに行くより効率的だから?(笑)
常連客A,Bは、入浴後、白椅子A,Bに座って涼み、何度も出ては休みを繰り返しているようでした。
♨️👨男湯
打たせ湯っぽいけど、肌に直で当てるには、かなり熱くて全然だめ💦
上の湯も女湯の反転。
椅子の位置まで反転で、同じです(笑)
このあと、また露天風呂に入り
だいぶん満喫して帰ってきました♨️
肌はしっとり!!
また、是非とも訪れたい温泉です。
🔷温泉分析書