磯谷温泉跡 発電所の湯

久しぶりの磯谷温泉跡。

冬場はどんな感じかな〜と思っていたので、楽しみにして向かってみました!

雪の状態は大丈夫かな?と思いながら、恐る恐る坂道を登り。

いや、全然!大丈夫👌 除雪はされていませんでしたが意外とスイスイ進んで、良かった🙌

 

『ここだ!』と直ぐにわかる景色に到着。

白い雪を溶かしながら流れていく温泉と、秋に堆積された落ち葉の絨毯に析出物

奥の方は湯気がぶんぶん♨️気温が低いとはいえ、明らかに温かそう。

目的地である 発電所の湯は

こちら! どこ?

近づいて見ると、お湯は綺麗に抜かれていて、浴槽に雪がさらり。

お湯を誘導しましょう♪

湯船への道を開通させて、今流れている道を封鎖。

よし。お湯が溜まるまで、まずは周りを少し散策してこよう!
この「待ち時間」も、野湯ならではの楽しみ😊

長靴に履き替えて!行ってみましょう!

それにしても、すごい。

白くとろけるように流れて、

すごい源泉力!

この白さ、量、流れ方。かなり濃い硫黄系の湯の華じゃない〜?😍

そして、なぜかポツンと、

いつからか、古〜〜くからここにある、誰かが置いた不動のバスタブ

このバスタブは、見るだけにして👀

源泉の滝に近づくと、

結構な量が流れ落ちて来ます

この湯だまりで58.5度!熱いです

 

じゃあ、この上は⁉️ ぐるっと周って上へ行ってみると、

2つのパイプが源泉を合流させて溜まり、ここから先ほどの場所へ落水していました。

この場所で、湯温は69.4度

 

地下にもお湯が流れている様子がありました。落ち葉の中に穴を発見。手を当てると温かい、いや、熱い!

湯気の温度を計ってみると59.6度!

この中で沢山流れていそうです。

 

さてさて!

そろそろお湯は溜まったかな?

69度の源泉から、磯谷川に落ちる手前につくられた露天風呂。

 

だいぶん溜まりました。出口の高さを見ると、これ以上深くなりそうにないので、入ってみましょうか。

寒いので、早く入りたい! 工夫はせずこのまま😁

この日の湯口温度は42.3度。

出口で40度。

冬の冷たい空気の中では、つい長湯してしまう、ちょうどいい湯加減。

磯谷温泉跡発電所の湯

と言っても、

浅い🤣

 

硫化水素臭がふわっと漂い、
周囲は一面の雪景色。
発電所は近いけど、この日は他に人影はなく、2人だけの雪見露天風呂🙌 わーい🙌来て良かった〜

長湯できる湯温とはいえ、ちょっと浅すぎるので、しっかり浸かってみたり笑笑

静かに浸かっていないとちょっとね、落ち葉のような土のような何かが舞ってしまいます。

 

ところで、

数年前に訪れた時は、まだ葉が蒼く、少し秋の色に変わってきた頃でした。

そのときの磯谷温泉跡は、冬とはまったく違う表情で。

同じ源泉、同じ場所。


けれど、季節が変わるだけで、温泉の印象はこんなにも変わるんですよね!北海道の温泉はおもしろい♨️

 

 

磯谷川に流れ落ちる温泉水。

磯谷川のほとりに、かつて建っていた磯谷温泉を思わせます。

大正7年の磯谷温泉
昭和10年の磯谷温泉

磯谷温泉に人々が集まっていた頃からずっとずっと、この音、この香り、この景色は、続いているんだろうなぁと想像しながら、有り難く溜めたお湯を抜き取りました。

磯谷温泉跡 発電所の湯。入浴の際は、約束とマナーを守って入りましょう♨️

 

せたな町 あわび山荘(貝取澗温泉)

北海道 日本海側南部に位置する 瀬棚(せたな)町。

この近辺は、鉄分を含んだ温泉が多く、そのうちの ひとつ。貝取澗温泉に行ってきました。

看板には 国民宿舎 と書いてあります 

あわび山荘 貝取澗温泉(かいとりまおんせん)

かつて国民宿舎として親しまれてきた、あわび山荘は、

地域の温泉を守り、広く人に開くためにつくられ、

その役割を今も静かに続けている宿。

「国民宿舎」と書かれた看板は、

その歴史と姿勢をそのまま残している、ちょっと誇らしい看板なのです😊

建物は昭和51年頃、国民宿舎として建てられたもの。

昭和感あふれる懐かしい雰囲気。

日帰り入浴は、券売機で入浴券を買ってフロントへ。

あわび山荘 2025年12月末時点の営業時間お知らせ

 

 

ロビーから浴場側に進むと、

屋内に池!

ここの看板亀が甲羅を並べています。久々に来たけど、ずいぶん大きくなった気がするなぁ!!

廊下沿いの休憩場には自販機が並び、

奥には あら!卓球台🏓❣️

うわぁ〜、温泉といえば卓球!という時代を思い出します🙌

 

そして、目的地に到着📍

大浴場へ💕👋いってきます

脱衣場には、

女湯脱衣場

鍵付きのロッカーと、パッと使いやすい棚が左右に配置されています。

男湯脱衣場

大浴場の扉を開けると

おお!

あわび山荘 女湯
あわび山荘 男湯

大きな窓と石で囲われた広い浴槽、そして、赤茶色に染まった岩の存在感がすごい。

鉄を含む湯と湯気が、赤茶色の石灰華となり、湯縁や岩壁に歴史を残しています。

泉温が高いため、寒い時期に来ると湯気がもくもく。

湯けむりがまた、いい感じ😊

温泉の析出物が、湯口にも、

湯縁にも

床には、温泉の析出物が重なるように広がり育っています。

この床は、元々は綺麗なグリーンのタイル。

温泉が流れた通りに、時間をかけて石灰華を育て、岩やタイルにその痕跡を残してきたんですね。

温泉が本物である証拠です。

人工物と自然が重なり合い、この場所ならではの景色をつくり出していました。

 

湯口はと言うと、男湯と女湯でお湯の入り方が違っていて、

女湯は岩壁から落水しているので見た目にダイナミック

岩をあしらった壁面に湯口が設けられており、53度の源泉を落水させて湯温を調整。

浴槽に届くころには44.4度となり、湯船全体でしっかりとした熱さを感じられます。

さらに男湯側では、仕切り壁付近の浴槽内にも湯口があり、熱々の源泉が浴槽内に広がるため力強さをより感じることができます。

お湯の新鮮さは男湯が勝利かな🏅

ぶくぶくバシャバシャ勢い良く湧いているのは、高温泉を浴槽内で撹拌するためのエアです🫧🫧

お湯の色は緑がかった茶色。鉄分を含むお湯の色が変化してその時々で茶色の濁りが強くなることも。

湯触りはきしっとした感触で、体を内側からじんわりと温めてくれる、いい温泉です。

ちなみに、洗い場はL字に7席

椅子と洗面器は一箇所に纏められています。

シャンプーとリンスも備え付けられていました。

 

あわび山荘 露天風呂

露天風呂は朝6時〜夜23時まで

石で囲われた浴槽は、四季の風情を感じられる造り。

緑に囲まれたきれいな空気に触れ、静かに湯と向き合える露天風呂です。

春には桜、秋には紅葉が、緑の景色に色をつけ、日本の四季を感じることができる素敵な場所。

ただ、お湯使いは、内湯からお裾分けされて運ばれた湯と源泉のブレンドのため、若干アルカリに偏り、湯感触はマイルドになって、湯温も冬なら人肌程度まで下がることも!

ぬるいお湯で長湯したい方には良いですね〜♨️

お湯をしっかり楽しむなら、内湯がおすすめ。

 

あわび山荘(貝取澗温泉)温泉分析書

♨️ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)

あわび山荘 温泉分析書
あわび山荘 温泉分析書 別表

塩素消毒を使用していると掲示がありましたが、確認すると清掃時や非常に混雑した際に微量使用するとのこと。

訪問入浴時には未検出で、お湯本来の感触を気持ちよく楽しむことができました。

 

 

上ノ国町 国民温泉保養センター(湯ノ岱温泉)

道南の温泉で、大好きな温泉施設のひとつ!

上ノ国町 国民温泉保養センター(湯ノ岱温泉)

 

2019年のブログはこちら

定休日 第一・第三月曜日

営業時間 10:00〜20:00

いつも人気の施設なので、朝一番で臨みます!

草木の露を感じながら辺りをお散歩して扉が開くのを待ち。

玄関先にある券売機で入浴券を購入し、受付で挨拶を交わして、真っ直ぐ浴場へ進みます。

脱衣場に入った傍に置かれている脱衣籠を🧺持って棚へ。

扉を開けると!

湯ノ岱温泉 男湯
湯ノ岱温泉 男湯
湯ノ岱温泉 女湯
湯ノ岱温泉 女湯

いつ訪れても素晴らしい、温泉析出物でコーティングされた湯縁や床や壁面!

男女反転の造りです。

壁側に洗い場、

窓側に浴槽が並び

手前から、

37度のぬる湯は大きな浴槽

2号井の温泉です

小さなお子さんも安心して入れる温度

 

↓ボコボコと湧き出す湯口

真ん中の浴槽が一番温かく、加温をしていて

湯口で43.7度

浴槽の湯温は41.3度

 

そして一番奥は大人気の源泉槽!

源泉そのままが注湯されていて、

湯底にはバイブラマットが敷かれていますが、温泉好きな人からはバイブラを止めて欲しい!との声も多いため、土日だけ止めているそうです。

湯口から出る源泉には炭酸が多く含まれていて、小さな浴槽全体に、その気泡がしゅわ〜っと広がります。

湯温は34度とぬるいのですが、

炭酸の温熱効果で血行が良くなって、体の中から温まり持続します。

肌もサラサラに✨

 

床や湯縁の棚田がすごい😍

 

そして洗い場の一番奥に芸術的な打たせ湯!

3つ並んでいる椅子も、コーティングすぎて、もはや木ではない笑

 

あがり湯としてのものか、1箇所だけ立ち流しのシャワーも!

湯ノ岱温泉♨️今日も素晴らしかった〜!

 

湯ノ岱温泉 温泉分析書

1号井

含炭酸水素ーナトリウム・カルシウムー塩化物温泉

2号井

浴槽見取図

川汲温泉 明林荘 (2025再訪)

道道83号を挟んで山側に小さな駐車場。道路を渡るとすぐに入り口があり、階段を降りていくと、川沿いに建っているのが「明林荘」。

 

建物の手前に小川。

川のせせらぎを聞きながら橋を渡ると、右手に玄関があります。

明林荘 入り口

左が女性、右が男性の入り口。

昔ながらの引き戸の玄関。
久しぶりですねー、ばーちゃん元気かな!ん? 何か貼り紙が……。
「女性方戸がきちいので、男性の方よりお入り願います。よろしく。」“きちい” って🤣 ばーちゃん!元気に営業中だと認識して、くすくすくす🤭と笑いながら、
男側からね、ばーちゃん😄

明林荘  入館!

料金・営業時間の掲示。年中無休、朝7:30〜夜9:00。

ただし、今は18時頃までしか開けていないそうです。(2025年10月訪問時)

 

玄関を開けて「こんにちはー」と声をかけると、どこか遠くからばーちゃんの声が聞こえてきました。
いつもは女湯のソファにいることが多いばーちゃん。姿は見えません。
『こーんにーちは〜〜』
「〜〜〜!〜〜〜○×△***!」
あらっ、声聞こえたよね👂入浴料を先に払いたいのですが、居ないのでまた声を掛ける。「入るよー! いいかーい!」

 

「〜〜〜!〜〜〜○×△***!」

あれ?誰かと話してるのかな?というくらい、ずっと聞こえる話し声。耳をすますと、「よく来てくれたなぁ〜! 遠くまでなぁ! やいやいや、ほんとになぁ!」って、ずっと声が響いてる。服を脱いでもまだ声は止まらない。中で誰かと話してるのかな笑

 

明林荘 浴場

男湯 階段から見下ろす浴槽

誰もいません。天井高い浴場の空間に、お湯の音が響く…よりも激しく、ばーちゃんの声が響く笑

 

その時、女湯では

 

きっと誰かお客さんとばーちゃん、お話ししてるんだな。カメラは諦め脱衣籠を床に置いて、お風呂場の方をのぞくと──ばーちゃん、 ひとり‼️🤣ずっとひとりで喋ってるのかーいっ‼️笑しかも、よく見ると…… ん? 何してんの、ばーちゃん。「今な、米研いでんだ!」

お米‼️  温泉で⁉️🤣🤣🤣

その後、ゆっくり温まれよ〜と言いながら去り行くばーちゃん。

いつもありがとう😊

 

湯に身を沈める

無色透明、やわらかいお湯。タイルと光のレトロ感も好き。
肌に触れた瞬間の“つるっ”とした感触。すべすべです。

お湯は無色透明でやわらかく、アルカリが高い単純泉。

いつ来ても変わらない、この感触🥰

と思いながら体を沈め、お米を研ぎ終わって喋りながら去っていくばーちゃんを思い出しながら、何となく面白く嬉しく一人でニヤニヤ😁

湯気と浴場に響くお湯の音。体の中の水までめぐり直すみたい。
アルカリ性単純温泉は、体内の水の流れを動かして整えてくれるような働きがあります。 アルカリ成分や温熱効果により、だるさや疲れが抜ける実感を与えてくれるので、入浴後に体が軽くなるような気がします。

明林荘 温泉分析書

川汲の山の中に静かに佇む明林荘。

暮らしの中に湯があって、ばーちゃんとお湯と、時間がいっしょに流れているところ。

ばーちゃんと明林荘、元気に長生きして欲しいです😊

厚沢部 意養温泉源泉(いやしない)

厚沢部町 山の中の 道沿いに
源泉が流れ落ちている場所があります。

厚沢部 意養温泉源泉
(あっさぶ いやしない おんせん げんせん)

温泉マニアには有名な場所。
私たちが訪れた時も、レンタカーに乗って立ち寄り、
源泉を浴びている人に出会いました♨️

ここは、蛾虫温泉(がむしおんせん)の源泉場所付近。

 

湯量が多すぎて、うまく汲めません。

 

湯温は30度 夏にはとても気持ちの良い温度!!

弱〜〜い塩味と 鉄の味。

成分量は152mg/kgと少な目で、pH3.67  弱酸性

蛾虫温泉の分析書ととても似ています😍
これが、消毒なしの生温泉!🙌
とてもスッキリする、いいお湯でした〜!

 

 

余談ですが、 なんと、カマキリも発見!!
さすが、道南には、普通にいるんですね。
(カマキリは最北端が北海道南部と言われていて、札幌には居ない)

近年、温暖化の影響か、少しずつ北上しているようですが🫢