池の湯温泉(屈斜路湖)

北海道東部・弟子屈町に広がる大きなカルデラ湖

【屈斜路湖】くっしゃろこ

湖畔には温泉が点在していて、「湖と温泉が同時に楽しめる場所」として知られています。

その中のひとつ

 池の湯温泉

屈斜路湖畔にある「池の湯温泉」は、
湖岸から湧き出す温泉をそのまま囲った、とても素朴な野湯です。

 

屈斜路湖には何度も訪れていますが、今回が初めての池の湯温泉!

駐車場に停まっていた車は3台ありましたが、
先客は全員、湖で竿を出す釣り人でした。

 

男女別に着替え用の小屋が設置してあるので、この中で手早く支度をします。

この日の気温はマイナス7度。
外に出ると、息が白く広がります。

いそげ、いそげ……。

寒〜〜〜いっ。

そのまま勢いで入浴。

おおお!

……あ、
あったか〜い。

池の湯温泉

温かく感じましたが、手前の方で 温度を計ってみると


38度。  ぬる湯です。

これはもう、しばらく出られません笑

 

お湯の中のやさしい温かさと、
マイナス7度のキュッと澄んだ空気。

吹き抜ける風と、ほのかに漂う温泉の匂い。

湯底からはぷくぷくと温泉が湧き出していて、
場所によって少し温かかったり、ぬるかったり。
そして、藻がぷかぷか。

釣り人の姿も風景の一部として溶け込み、
この広くて眺めの良い野湯を、まさかの独泉。

 

少し体を温めたところで、
今度は超特急で脱衣所へ戻りました。

釣り人もいるため、
屈斜路湖・池の湯温泉は、
足湯で楽しまれる方も多い温泉です。

屈斜路湖のほとりで、
静かに続いている池の湯温泉。

また、屈斜路湖に来た時に 立ち寄ってみよう!

 

 

弟子屈町 ガストホフぱぴりお

屈斜路湖の森に佇む一軒宿「ガストホフぱぴりお」

屈斜路湖のすぐ近く、森に囲まれた静かな場所にあるペンション風の宿「ガストホフぱぴりお」。

源泉掛け流しの温泉と、大樽の露天風呂を楽しみにやってきました🙌

寄り道しながら、夕方ちょっと遅めの到着となりました。

チェックインして荷物を部屋に運び、間も無く食事の時間です。

玄関から入り、左側が食堂

こちらで食事をいただき、景色を楽しみながらゆっくりと過ごすことができます。

 

周囲は自然にあふれ、

朝になるとたくさんの野鳥やエゾリスが遊びに来る、なんとも贅沢な環境です。

食事をとりながら、庭に来る小動物の様子を眺め、

食後はご主人が淹れてくれるコーヒーを飲みながら鳥の観察。

アカゲラも遊びに来ていました。

シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマゲラ、アカゲラ、普段あまり見ない鳥たちが集まってきます。おもしろい!

 

さて、私たちの楽しみは温泉♪

先程のロビーから逆側へ向かった突き当たりにお風呂があります。

ガストオフぱぴりお浴場

館内には男女別の内湯があります。

この日の宿泊は私たちだけだったため、男女別の内湯をどちらも自由に使わせていただけるという贅沢な状況に✨ やったぁ!

ということで、両方を覗いてみましょう。

脱衣場

ペンションのお風呂、と言っても立派な広さに驚き!

脱衣場もゆとりのあるスペース感。

棚には脱衣籠が並んでいます。

連泊する方のために洗濯機も置かれていました。

↑ こちらは左側の脱衣場ですが、

右側の脱衣場には浴用車椅子も。

素晴らしい。

 

男女別 内湯

源泉が光を浴びながら絶えずサラサラと湯縁からこぼれ落ち

長年オーバーフローし続けた結果、浴槽の縁や周囲には独特の析出物が形成されています。

そのため、洗い場全体にスノコが敷かれ移動しやすくなっています。

35年という時間が作り上げた造形は、この温泉の歴史そのものです。

敷地内にある約69℃の源泉が、そのまま惜しげもなく浴槽に注がれています。

加水という概念はありません。

浴槽に手を入れ、🫱💦♨️

『ッ!熱っつッッッ‼️🔥』

これ、相当熱いわ!入れるのか!?

と騒ぎながら、先ずは大笑い🤣

湯口付近は約60℃。

浴槽の温度は?

「ぅわぁぁぁぁ!シビれるゥゥゥ!」

 

お湯に浸かった肌がクッキリと真っ赤!!🤣 面白い!

それでもジワ〜っと浸かっていると不思議と心地よく、クセになる熱さです。

(注)混浴ではありません
(注)加水はできません …というか、加水できる蛇口がありません

設備の故障で温度調整が間に合わなかった!とご主人が言っていたので、この日高温だったのは、たまたまかもしれません笑

泉質はナトリウム-炭酸水素塩温泉。やわらかい肌あたりでつるっとした感触があり、ふわっと広がるミネラルたっぷりの甘くやさしい香りも魅力的です。分析上は無臭とされていますが、実際には温泉らしい心地よい匂いをしっかり感じることができます。

露天風呂

女湯から外へ出ると、シェルター式の露天風呂が設置されています。

外は真っ暗。

シェルター迄の路が雪で覆われているので、桶に何度も温泉をすくい、ワクワクしながら雪を溶かして少しずつ進みます。

蓋を開け、手を入れてみる。

ぬるっ!!!! なんだこれ!!

辿り着いたけど、外気温が低く、湯温も低く…!32度の浴槽には寒くて入ることはできず断念🥶

地震の影響で配管が破損し、春まで修復待ちとのことで利用できない状態でした。

今度行った時の楽しみです。

 

露天風呂のずっと奥を見ると、敷地内に貯湯タンクが見えました。

近いです。源泉が近い。

ん……???

見られてた👀!

樽造りの露天風呂

敷地内に、大きな樽が浴槽となった露天風呂が、屋根や壁で囲われた形で造られています。

私たちは道民なので、雪のある景色は日常のような光景ですが、

積雪の中、浴衣に上着を羽織って外に出ると、やっぱり気分も違います😊

露天風呂の案内看板

裏庭を散策しながら、足跡をつけて一歩一歩進みます。小鳥の声を聞きながら、 ぎゅ、ぎゅ、と雪を踏み締める音が心地良く、北海道ののどかな時間を感じます。

あれだね!!露天風呂。

辿り着いて回り込むと…「あぁ…」

実は、大樽風呂は2026年の記録的な積雪の影響で屋根が崩れてしまい、残念ながら使用不可。

向かって右側には脱衣場

左側には樽型の露天風呂

屋根と中央の柱が折れてしまい

無惨な様子となっていました。

ここを楽しみにしていたため、とても残念に思いましたが、

「直したくてもさ、雪が溶けないと何も出来ないんだ」 というご主人の様子が、なおのこと残念そう😢

これを建て直すのは大変かと思いますが、復活を願っています🙏

シェルターも大樽も、露天風呂が使えなかったのは少し残念でしたが、

それを掻き消す、内湯のパワーに大満足🥰

 

加水なしの源泉そのままの力強さと、この温泉の本質をじっくり味わうことができました。

宿泊しないと入れませんが、屈斜路湖エリアの中でも、温泉ツウ好みのこの温泉。

源泉69℃の完全かけ流し、加水なしの潔さ、そして35年物の析出物。

条件が揃った本物志向の温泉です。

次は露天風呂が復活することを祈りながら、また訪れてみたいと思います。

ガストホフパピリオ 温泉分析書

屈斜路湖 コタン温泉

北海道の東側に弟子屈町という町があります。

弟子屈町 何と読むかわかりますか?

でしくつ  …ではない!!笑

てしかが と読みます。

冬になると白鳥が集まる屈斜路湖。

カントリーサインにも

屈斜路湖のほとりにある

コタン温泉露天の湯

屈斜路湖 コタン温泉露天の湯

屈斜路湖を望みながら、誰でも無料で入れる温泉。

野湯のようですが、ちゃんと管理してくださっている方が居るので、気持ちよく利用できます。

男女別に脱衣場もあり、清掃もされていて、とてもありがたいことです。

この日は雪が降っていて、降雪が霧のように遠くの景色をかすめ、湖と空の境界が溶け合うような、なんとも幻想的な風景でした。

更には、湯気と冷たい空気が混ざり合い、視界はぼんやりとふんわりと。

その中で静かに浮かぶ白鳥たちは時折『クォー』と声をあげ、まるでお話をしているようです。

人の気配を気にすることもなく、
まるで白鳥と混浴しているような距離感。

露天風呂に身を沈めながら、目の前に広がるのは白鳥の群れ。

管理人さんのお話によると、

『今日は20羽くらいかい〜、なんもこんなもんじゃないって、80羽位になるもの』

なんて教えてくれました。

多い時で80羽!それはすごい。

近づきすぎることもなく、離れすぎることもない。
自然と人とのちょうどいい距離。

「まるで白鳥と混浴しているような露天風呂」

そんな言葉がぴったり😊🦢

コタン温泉には、こちら方面へ来る時には何度も訪れていますが、いつも誰か入浴中でなかなか独泉のチャンスを掴めずにいましたが、

念願の、雪景色&白鳥との大好きショット📸

この日は約40℃前後。
ゆっくりと景色を楽しみながら浸かるのにちょうど良い温度でした。

男女を分けるように中央に大きく配置されている岩の壁。

湖側から見ると、

 

そして岩に触れる湯面の上に、温泉成分がしっかりと跡を残しています。

視覚で感じる温泉成分を見つけると嬉しくなる♪

 

今回は運良く、管理されている方にもお会いすることができました。

管理人さんに湯温を調節してもらいながら、私たちは全裸でお話を伺い笑 湯浴みをしながらこの場所を守り続けている方のお話を聞ける貴重な時間。

ただの絶景ではなく、人の手と想いによって残されている温泉であることを改めて感じました。

日中は、観光で白鳥や温泉を見るために立ち寄る人もいるので、入浴にはタイミングが必要な時もあるかもしれません。

一度は体験してもらいたい、コタン温泉露天の湯。

是非!✋😊♨️

 

コタン温泉 温泉分析書

 

泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉(いわゆる重曹泉)。

やわらかく、肌をなでるようなお湯で、長く入っていても疲れにくいのが特徴です。

コタン温泉 温泉分析書

 

コタン温泉 温泉分析書別表

 

帯広市 アサヒ湯 (再訪)

帯広市 アサヒ湯
(ピリカイコロユ アサヒ湯)

帯広市 アサヒ湯

地元の人々が足繁く通う。
それだけでなく、道外からもわざわざ訪れる人がいるほど、
知る人ぞ知る大人気の温泉銭湯♨️

私たちも、この温泉に魅了された一人……いや、二人。
何度か伺っていますが、ふとした瞬間に恋しくなり、再訪🙌

▶︎ 2024年訪問の記録はこちら

いつ訪れても人気のアサヒ湯♨️
この日も開店と同時に、次々と来訪客が流れ込んできます。

少し早めに到着し、最近のお話を伺いながら、
開店を待つ時間もまた楽しいひととき😊
いつもありがとうございます。

入浴券は大人2人分。
ピッ♪ と1000円です。(2025.11)

脱衣場はシンプルで、
大きな鏡に水場はひとつ。
鏡と向かい合うように脱衣籠とロッカーが並びます。

 

 

そして浴場のドアを開けると――

駐車場の下から、空気に一切触れることなく、そのまま浴槽へと運ばれる源泉。

加温・加水・循環・消毒、
そのすべてを行わない、
正真正銘の純生温泉。

新鮮なモール泉の中に、
細かい気泡がふわぁ〜っと広がり、
肌を包み込むようにまとわりつく泡泡🫧

浴槽から溢れ出る温泉は、
床全体を覆うほどの量。
この掛け流しの美しさに、思わず見惚れてしまいます。

pH8.9という高めのアルカリ性に加え、
炭酸水素イオン由来の泡付き、
さらにモール質のトリオ。

肌触りは、思わず声が出るほど
つるるん♪

温泉分析書には腐植質の記載はありませんが、
源泉中には腐植質が確認されている、
正真正銘のモール温泉です。

見た目の褐色、
お湯のやわらかさ、
そしてこの独特の肌触り。

十勝らしさをしっかり感じさせてくれる、毎日入りたい!自宅に欲しい!一泉です🙌

※許可を得て撮影しています

アサヒ湯 温泉分析書

ピリカイコロユ アサヒ湯
泉温:42.3℃
pH:8.9
泉質:アルカリ性単純温泉
(アルカリ性・低張性・高温泉)

帯広アサヒ湯温泉分析書

 

標茶町 味幸園 (みこうえん)

標茶町(しべちゃちょう)、知る人ぞ知るモール系の温泉

コカコーラの看板を目印に

 

味幸園

今は宿泊は受け付けておらず、日帰り利用のみですが、こちらの温泉、地元の人には昔からとっても愛されている名湯です。

 

毎週木曜日が定休日。

朝10時から20時迄の受付で21時退館

シャンプー類は🧴持参

何も用意なく立ち寄った時は券売機で購入も可能です

玄関から入って正面にあるソファとテーブルでも休めますが

長テーブルと座布団が使える休憩室もありましたよ

男女別の暖簾から

温泉!いただきます

脱衣場はシンプルに

壁側に配置された棚に脱衣籠を置いて使います

男女とも反転で同じ感じ

カゴは使ったら戻す

効能についての掲示物

ここは自噴の完全掛け流し💯

加温、加水、循環濾過、消毒など一切行っていない

地底から湧き出る生温泉が、

この浴槽に!!

ドーーーン! はい、黒〜い!!✨

女湯

味幸園 大浴場

泉質名は、アルカリ性単純温泉。

特徴的なのは、見た目と肌触りと香り!

pH9.2とアルカリが高く、湯触りはつるつる✨ その上、モール系のつるつるが重なり、益々つるつる✨

温泉分析書に腐植質の数値は表されていないものの、モール泉特有の、植物質が溶け込んだ芳醇な香りと見た目にはっきりわかる濃い麦茶色🤎

茶葉をヤカンで煮出したような濃い色。モール温泉はまさにその状態♨️長い年月をかけて地中の奥深くで眠った植物が地熱により炭化して、そこを通る温泉水に植物エキスが溶け出て来たもの。それがモール泉。

自然の植物エキスたっぷり、美肌に導くエステティックな温泉です。

男湯

浴槽は大浴槽と小浴槽の2つに分かれ、熱い、温いの違いかな?

と、思いきや。

 

熱い、と、熱い 🤣

 

ライオンさんから惜しみなく注がれる湯口の温度は、44.6〜45.1を行ったり来たり。

味幸園 大浴槽

湯口付近の浴槽温度は44.2

一番離れた場所で44.0

44度になるとジワ〜っと痺れます🔥

 

味幸園 小浴槽

湯口付近は44.8度。

一番端で44.6度!

ほぼほぼ変わりません笑

 

熱いお湯に身を沈め、つるつるとお湯を肌に滑らせますが長くは居られない🥵 汗だくになりながら、シャキーンと温まり、デトックスして上がりました♨️

 

pHは高くても、メタケイ酸227.1と、モール系成分とで肌はしっとり保たれ良い感じ🥰

 

アルカリ性単純温泉は、入浴後、疲労感が取れるというか、体が軽くなる気がします⤴︎

 

 

標茶出身のおばあちゃん(知人)の話では、ここら辺りの温泉で一番!とイチオシ👍

『綺麗だし、温泉が良いんだわ!昔からね、あそこの温泉を汲んで冷やして飲んでいたもんだ😚 体の調子が良くなるんだわ!』

えー、冷やして飲めるの!?

昔だ昔、今は知らん笑笑

 

ということで、今も…?かどうかは不明ですが、きっと昔は地下水を飲むかように温泉水も飲んでいたんですね🤭

そう言えば、おばあちゃんのお肌は、つやつやして美人肌✨ずっと入って飲んでた温泉効果かなぁ〜💕

 

味幸園、素晴らしい温泉でした!

ありがとうございます😊