屈斜路湖の森に佇む一軒宿「ガストホフぱぴりお」

屈斜路湖のすぐ近く、森に囲まれた静かな場所にあるペンション風の宿「ガストホフぱぴりお」。
源泉掛け流しの温泉と、大樽の露天風呂を楽しみにやってきました🙌
寄り道しながら、夕方ちょっと遅めの到着となりました。

チェックインして荷物を部屋に運び、間も無く食事の時間です。
玄関から入り、左側が食堂

こちらで食事をいただき、景色を楽しみながらゆっくりと過ごすことができます。

周囲は自然にあふれ、
朝になるとたくさんの野鳥やエゾリスが遊びに来る、なんとも贅沢な環境です。

食事をとりながら、庭に来る小動物の様子を眺め、
食後はご主人が淹れてくれるコーヒーを飲みながら鳥の観察。
アカゲラも遊びに来ていました。

シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマゲラ、アカゲラ、普段あまり見ない鳥たちが集まってきます。おもしろい!
さて、私たちの楽しみは温泉♪
先程のロビーから逆側へ向かった突き当たりにお風呂があります。

ガストオフぱぴりお浴場
館内には男女別の内湯があります。

この日の宿泊は私たちだけだったため、男女別の内湯をどちらも自由に使わせていただけるという贅沢な状況に✨ やったぁ!
ということで、両方を覗いてみましょう。
脱衣場
ペンションのお風呂、と言っても立派な広さに驚き!

脱衣場もゆとりのあるスペース感。
棚には脱衣籠が並んでいます。

連泊する方のために洗濯機も置かれていました。

↑ こちらは左側の脱衣場ですが、
右側の脱衣場には浴用車椅子も。
素晴らしい。
↓

男女別 内湯
源泉が光を浴びながら絶えずサラサラと湯縁からこぼれ落ち

長年オーバーフローし続けた結果、浴槽の縁や周囲には独特の析出物が形成されています。

そのため、洗い場全体にスノコが敷かれ移動しやすくなっています。

35年という時間が作り上げた造形は、この温泉の歴史そのものです。

敷地内にある約69℃の源泉が、そのまま惜しげもなく浴槽に注がれています。

加水という概念はありません。
浴槽に手を入れ、🫱💦♨️
『ッ!熱っつッッッ‼️🔥』
これ、相当熱いわ!入れるのか!?
と騒ぎながら、先ずは大笑い🤣

湯口付近は約60℃。

浴槽の温度は?
「ぅわぁぁぁぁ!シビれるゥゥゥ!」

お湯に浸かった肌がクッキリと真っ赤!!🤣 面白い!

それでもジワ〜っと浸かっていると不思議と心地よく、クセになる熱さです。

(注)混浴ではありません
(注)加水はできません …というか、加水できる蛇口がありません
設備の故障で温度調整が間に合わなかった!とご主人が言っていたので、この日高温だったのは、たまたまかもしれません笑
泉質はナトリウム-炭酸水素塩温泉。やわらかい肌あたりでつるっとした感触があり、ふわっと広がるミネラルたっぷりの甘くやさしい香りも魅力的です。分析上は無臭とされていますが、実際には温泉らしい心地よい匂いをしっかり感じることができます。
露天風呂
女湯から外へ出ると、シェルター式の露天風呂が設置されています。

外は真っ暗。
シェルター迄の路が雪で覆われているので、桶に何度も温泉をすくい、ワクワクしながら雪を溶かして少しずつ進みます。

蓋を開け、手を入れてみる。

ぬるっ!!!! なんだこれ!!
辿り着いたけど、外気温が低く、湯温も低く…!32度の浴槽には寒くて入ることはできず断念🥶
地震の影響で配管が破損し、春まで修復待ちとのことで利用できない状態でした。
今度行った時の楽しみです。

露天風呂のずっと奥を見ると、敷地内に貯湯タンクが見えました。

近いです。源泉が近い。

ん……???
見られてた👀!

樽造りの露天風呂
敷地内に、大きな樽が浴槽となった露天風呂が、屋根や壁で囲われた形で造られています。
私たちは道民なので、雪のある景色は日常のような光景ですが、
積雪の中、浴衣に上着を羽織って外に出ると、やっぱり気分も違います😊
露天風呂の案内看板

裏庭を散策しながら、足跡をつけて一歩一歩進みます。小鳥の声を聞きながら、 ぎゅ、ぎゅ、と雪を踏み締める音が心地良く、北海道ののどかな時間を感じます。
あれだね!!露天風呂。

辿り着いて回り込むと…「あぁ…」

実は、大樽風呂は2026年の記録的な積雪の影響で屋根が崩れてしまい、残念ながら使用不可。
向かって右側には脱衣場

左側には樽型の露天風呂

屋根と中央の柱が折れてしまい

無惨な様子となっていました。
ここを楽しみにしていたため、とても残念に思いましたが、
「直したくてもさ、雪が溶けないと何も出来ないんだ」 というご主人の様子が、なおのこと残念そう😢
これを建て直すのは大変かと思いますが、復活を願っています🙏
シェルターも大樽も、露天風呂が使えなかったのは少し残念でしたが、
それを掻き消す、内湯のパワーに大満足🥰
加水なしの源泉そのままの力強さと、この温泉の本質をじっくり味わうことができました。
宿泊しないと入れませんが、屈斜路湖エリアの中でも、温泉ツウ好みのこの温泉。
源泉69℃の完全かけ流し、加水なしの潔さ、そして35年物の析出物。
条件が揃った本物志向の温泉です。
次は露天風呂が復活することを祈りながら、また訪れてみたいと思います。
ガストホフパピリオ 温泉分析書
