せたな町 あわび山荘(貝取澗温泉)

北海道 日本海側南部に位置する 瀬棚(せたな)町。

この近辺は、鉄分を含んだ温泉が多く、そのうちの ひとつ。貝取澗温泉に行ってきました。

看板には 国民宿舎 と書いてあります 

あわび山荘 貝取澗温泉(かいとりまおんせん)

かつて国民宿舎として親しまれてきた、あわび山荘は、

地域の温泉を守り、広く人に開くためにつくられ、

その役割を今も静かに続けている宿。

「国民宿舎」と書かれた看板は、

その歴史と姿勢をそのまま残している、ちょっと誇らしい看板なのです😊

建物は昭和51年頃、国民宿舎として建てられたもの。

昭和感あふれる懐かしい雰囲気。

日帰り入浴は、券売機で入浴券を買ってフロントへ。

あわび山荘 2025年12月末時点の営業時間お知らせ

 

 

ロビーから浴場側に進むと、

屋内に池!

ここの看板亀が甲羅を並べています。久々に来たけど、ずいぶん大きくなった気がするなぁ!!

廊下沿いの休憩場には自販機が並び、

奥には あら!卓球台🏓❣️

うわぁ〜、温泉といえば卓球!という時代を思い出します🙌

 

そして、目的地に到着📍

大浴場へ💕👋いってきます

脱衣場には、

女湯脱衣場

鍵付きのロッカーと、パッと使いやすい棚が左右に配置されています。

男湯脱衣場

大浴場の扉を開けると

おお!

あわび山荘 女湯
あわび山荘 男湯

大きな窓と石で囲われた広い浴槽、そして、赤茶色に染まった岩の存在感がすごい。

鉄を含む湯と湯気が、赤茶色の石灰華となり、湯縁や岩壁に歴史を残しています。

泉温が高いため、寒い時期に来ると湯気がもくもく。

湯けむりがまた、いい感じ😊

温泉の析出物が、湯口にも、

湯縁にも

床には、温泉の析出物が重なるように広がり育っています。

この床は、元々は綺麗なグリーンのタイル。

温泉が流れた通りに、時間をかけて石灰華を育て、岩やタイルにその痕跡を残してきたんですね。

温泉が本物である証拠です。

人工物と自然が重なり合い、この場所ならではの景色をつくり出していました。

 

湯口はと言うと、男湯と女湯でお湯の入り方が違っていて、

女湯は岩壁から落水しているので見た目にダイナミック

岩をあしらった壁面に湯口が設けられており、53度の源泉を落水させて湯温を調整。

浴槽に届くころには44.4度となり、湯船全体でしっかりとした熱さを感じられます。

さらに男湯側では、仕切り壁付近の浴槽内にも湯口があり、熱々の源泉が浴槽内に広がるため力強さをより感じることができます。

お湯の新鮮さは男湯が勝利かな🏅

ぶくぶくバシャバシャ勢い良く湧いているのは、高温泉を浴槽内で撹拌するためのエアです🫧🫧

お湯の色は緑がかった茶色。鉄分を含むお湯の色が変化してその時々で茶色の濁りが強くなることも。

湯触りはきしっとした感触で、体を内側からじんわりと温めてくれる、いい温泉です。

ちなみに、洗い場はL字に7席

椅子と洗面器は一箇所に纏められています。

シャンプーとリンスも備え付けられていました。

 

あわび山荘 露天風呂

露天風呂は朝6時〜夜23時まで

石で囲われた浴槽は、四季の風情を感じられる造り。

緑に囲まれたきれいな空気に触れ、静かに湯と向き合える露天風呂です。

春には桜、秋には紅葉が、緑の景色に色をつけ、日本の四季を感じることができる素敵な場所。

ただ、お湯使いは、内湯からお裾分けされて運ばれた湯と源泉のブレンドのため、若干アルカリに偏り、湯感触はマイルドになって、湯温も冬なら人肌程度まで下がることも!

ぬるいお湯で長湯したい方には良いですね〜♨️

お湯をしっかり楽しむなら、内湯がおすすめ。

 

あわび山荘(貝取澗温泉)温泉分析書

♨️ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)

あわび山荘 温泉分析書
あわび山荘 温泉分析書 別表

塩素消毒を使用していると掲示がありましたが、確認すると清掃時や非常に混雑した際に微量使用するとのこと。

訪問入浴時には未検出で、お湯本来の感触を気持ちよく楽しむことができました。

 

 

帯広市 アサヒ湯 (再訪)

帯広市 アサヒ湯
(ピリカイコロユ アサヒ湯)

帯広市 アサヒ湯

地元の人々が足繁く通う。
それだけでなく、道外からもわざわざ訪れる人がいるほど、
知る人ぞ知る大人気の温泉銭湯♨️

私たちも、この温泉に魅了された一人……いや、二人。
何度か伺っていますが、ふとした瞬間に恋しくなり、再訪🙌

▶︎ 2024年訪問の記録はこちら

いつ訪れても人気のアサヒ湯♨️
この日も開店と同時に、次々と来訪客が流れ込んできます。

少し早めに到着し、最近のお話を伺いながら、
開店を待つ時間もまた楽しいひととき😊
いつもありがとうございます。

入浴券は大人2人分。
ピッ♪ と1000円です。(2025.11)

脱衣場はシンプルで、
大きな鏡に水場はひとつ。
鏡と向かい合うように脱衣籠とロッカーが並びます。

 

 

そして浴場のドアを開けると――

駐車場の下から、空気に一切触れることなく、そのまま浴槽へと運ばれる源泉。

加温・加水・循環・消毒、
そのすべてを行わない、
正真正銘の純生温泉。

新鮮なモール泉の中に、
細かい気泡がふわぁ〜っと広がり、
肌を包み込むようにまとわりつく泡泡🫧

浴槽から溢れ出る温泉は、
床全体を覆うほどの量。
この掛け流しの美しさに、思わず見惚れてしまいます。

pH8.9という高めのアルカリ性に加え、
炭酸水素イオン由来の泡付き、
さらにモール質のトリオ。

肌触りは、思わず声が出るほど
つるるん♪

温泉分析書には腐植質の記載はありませんが、
源泉中には腐植質が確認されている、
正真正銘のモール温泉です。

見た目の褐色、
お湯のやわらかさ、
そしてこの独特の肌触り。

十勝らしさをしっかり感じさせてくれる、毎日入りたい!自宅に欲しい!一泉です🙌

※許可を得て撮影しています

アサヒ湯 温泉分析書

ピリカイコロユ アサヒ湯
泉温:42.3℃
pH:8.9
泉質:アルカリ性単純温泉
(アルカリ性・低張性・高温泉)

帯広アサヒ湯温泉分析書

 

川汲温泉 明林荘 (2025再訪)

道道83号を挟んで山側に小さな駐車場。道路を渡るとすぐに入り口があり、階段を降りていくと、川沿いに建っているのが「明林荘」。

 

建物の手前に小川。

川のせせらぎを聞きながら橋を渡ると、右手に玄関があります。

明林荘 入り口

左が女性、右が男性の入り口。

昔ながらの引き戸の玄関。
久しぶりですねー、ばーちゃん元気かな!ん? 何か貼り紙が……。
「女性方戸がきちいので、男性の方よりお入り願います。よろしく。」“きちい” って🤣 ばーちゃん!元気に営業中だと認識して、くすくすくす🤭と笑いながら、
男側からね、ばーちゃん😄

明林荘  入館!

料金・営業時間の掲示。年中無休、朝7:30〜夜9:00。

ただし、今は18時頃までしか開けていないそうです。(2025年10月訪問時)

 

玄関を開けて「こんにちはー」と声をかけると、どこか遠くからばーちゃんの声が聞こえてきました。
いつもは女湯のソファにいることが多いばーちゃん。姿は見えません。
『こーんにーちは〜〜』
「〜〜〜!〜〜〜○×△***!」
あらっ、声聞こえたよね👂入浴料を先に払いたいのですが、居ないのでまた声を掛ける。「入るよー! いいかーい!」

 

「〜〜〜!〜〜〜○×△***!」

あれ?誰かと話してるのかな?というくらい、ずっと聞こえる話し声。耳をすますと、「よく来てくれたなぁ〜! 遠くまでなぁ! やいやいや、ほんとになぁ!」って、ずっと声が響いてる。服を脱いでもまだ声は止まらない。中で誰かと話してるのかな笑

 

明林荘 浴場

男湯 階段から見下ろす浴槽

誰もいません。天井高い浴場の空間に、お湯の音が響く…よりも激しく、ばーちゃんの声が響く笑

 

その時、女湯では

 

きっと誰かお客さんとばーちゃん、お話ししてるんだな。カメラは諦め脱衣籠を床に置いて、お風呂場の方をのぞくと──ばーちゃん、 ひとり‼️🤣ずっとひとりで喋ってるのかーいっ‼️笑しかも、よく見ると…… ん? 何してんの、ばーちゃん。「今な、米研いでんだ!」

お米‼️  温泉で⁉️🤣🤣🤣

その後、ゆっくり温まれよ〜と言いながら去り行くばーちゃん。

いつもありがとう😊

 

湯に身を沈める

無色透明、やわらかいお湯。タイルと光のレトロ感も好き。
肌に触れた瞬間の“つるっ”とした感触。すべすべです。

お湯は無色透明でやわらかく、アルカリが高い単純泉。

いつ来ても変わらない、この感触🥰

と思いながら体を沈め、お米を研ぎ終わって喋りながら去っていくばーちゃんを思い出しながら、何となく面白く嬉しく一人でニヤニヤ😁

湯気と浴場に響くお湯の音。体の中の水までめぐり直すみたい。
アルカリ性単純温泉は、体内の水の流れを動かして整えてくれるような働きがあります。 アルカリ成分や温熱効果により、だるさや疲れが抜ける実感を与えてくれるので、入浴後に体が軽くなるような気がします。

明林荘 温泉分析書

川汲の山の中に静かに佇む明林荘。

暮らしの中に湯があって、ばーちゃんとお湯と、時間がいっしょに流れているところ。

ばーちゃんと明林荘、元気に長生きして欲しいです😊

標茶町 味幸園 (みこうえん)

標茶町(しべちゃちょう)、知る人ぞ知るモール系の温泉

コカコーラの看板を目印に

 

味幸園

今は宿泊は受け付けておらず、日帰り利用のみですが、こちらの温泉、地元の人には昔からとっても愛されている名湯です。

 

毎週木曜日が定休日。

朝10時から20時迄の受付で21時退館

シャンプー類は🧴持参

何も用意なく立ち寄った時は券売機で購入も可能です

玄関から入って正面にあるソファとテーブルでも休めますが

長テーブルと座布団が使える休憩室もありましたよ

男女別の暖簾から

温泉!いただきます

脱衣場はシンプルに

壁側に配置された棚に脱衣籠を置いて使います

男女とも反転で同じ感じ

カゴは使ったら戻す

効能についての掲示物

ここは自噴の完全掛け流し💯

加温、加水、循環濾過、消毒など一切行っていない

地底から湧き出る生温泉が、

この浴槽に!!

ドーーーン! はい、黒〜い!!✨

女湯

味幸園 大浴場

泉質名は、アルカリ性単純温泉。

特徴的なのは、見た目と肌触りと香り!

pH9.2とアルカリが高く、湯触りはつるつる✨ その上、モール系のつるつるが重なり、益々つるつる✨

温泉分析書に腐植質の数値は表されていないものの、モール泉特有の、植物質が溶け込んだ芳醇な香りと見た目にはっきりわかる濃い麦茶色🤎

茶葉をヤカンで煮出したような濃い色。モール温泉はまさにその状態♨️長い年月をかけて地中の奥深くで眠った植物が地熱により炭化して、そこを通る温泉水に植物エキスが溶け出て来たもの。それがモール泉。

自然の植物エキスたっぷり、美肌に導くエステティックな温泉です。

男湯

浴槽は大浴槽と小浴槽の2つに分かれ、熱い、温いの違いかな?

と、思いきや。

 

熱い、と、熱い 🤣

 

ライオンさんから惜しみなく注がれる湯口の温度は、44.6〜45.1を行ったり来たり。

味幸園 大浴槽

湯口付近の浴槽温度は44.2

一番離れた場所で44.0

44度になるとジワ〜っと痺れます🔥

 

味幸園 小浴槽

湯口付近は44.8度。

一番端で44.6度!

ほぼほぼ変わりません笑

 

熱いお湯に身を沈め、つるつるとお湯を肌に滑らせますが長くは居られない🥵 汗だくになりながら、シャキーンと温まり、デトックスして上がりました♨️

 

pHは高くても、メタケイ酸227.1と、モール系成分とで肌はしっとり保たれ良い感じ🥰

 

アルカリ性単純温泉は、入浴後、疲労感が取れるというか、体が軽くなる気がします⤴︎

 

 

標茶出身のおばあちゃん(知人)の話では、ここら辺りの温泉で一番!とイチオシ👍

『綺麗だし、温泉が良いんだわ!昔からね、あそこの温泉を汲んで冷やして飲んでいたもんだ😚 体の調子が良くなるんだわ!』

えー、冷やして飲めるの!?

昔だ昔、今は知らん笑笑

 

ということで、今も…?かどうかは不明ですが、きっと昔は地下水を飲むかように温泉水も飲んでいたんですね🤭

そう言えば、おばあちゃんのお肌は、つやつやして美人肌✨ずっと入って飲んでた温泉効果かなぁ〜💕

 

味幸園、素晴らしい温泉でした!

ありがとうございます😊

 

 

 

 

標茶町 藤花温泉ホテル

北海道 標茶町にある温泉。

『標茶』 → 何と読むでしょう!

答え: 『しべちゃ』と読みます。北海道の地名はアイヌ語が由来となっている所が多いので、知らないと読めませんね。

因みに、由来と言われているアイヌ語では シペッチャ。

意味は、シ(大きな) ペッ(川の) チャ(ほとり)

川は釧路川のことだそうです。

で!! アイヌ語は良いとして ここで紹介したいのは、

その標茶町の町の中心に建つ温泉。

藤花温泉ホテル

ここは“北海道一濃い、れっきとしたモール温泉”。

モール温泉を表す指標となる腐植質の分析値は道内トップクラス。
腐植質の量はなんと 16.2mg/kg!
加水なし・循環濾過なし・消毒なしの100%源泉かけ流し温泉ではダントツ1位🥇✨
ただのモール温泉ではなく、“本物中の本物”を体感できる一湯です。

日帰り、宿泊、共に可。

駐車場は目の前にあるので、車を停めて正面玄関から入ります。

営業時間は午後2時から。

入湯料はフロントで受付をして支払います。 大人600円です(2025年)

 

今回は宿泊での利用でした。
ホテルのことは後で触れるとして、先ずはお目当ての温泉へ!!!!

 

フロントで受付をして、右奥すぐに男女別の入り口があります。

中に誰もいない時は扉を開けて換気をするので、お風呂からあがった時に自分が最後だったらドアを開放して出ましょう。

至って普通の脱衣場。特に広くありませんし、脱衣籠が並び洗面台が配置されている若干狭く感じる位なのですが、 素晴らしいのは利用者の方々!

常連さんが利用するこちらの施設は、“皆んなで綺麗に利用する”という文化があるようで、見ていると着替える人、洗面台を使う人、それぞれが必ず、自分の使った場所の髪の毛を掃除したり片付けてから帰るのです。 どこに何が書いてあるわけでもなく、お願いもされていませんが、私が出会った人は皆、そうでした。

それが、日本人の心ですよねぇ✨

と、いうことで、

温泉、温泉! 楽しみです🙌

藤花温泉ホテル 大浴場

 

ガラリと扉を開けると、立ちのぼる湯気の香り♨️

そして目に飛び込んでくるのは、洗い場と背中合わせに広がる大きな浴槽。

湯口は岩壁を模した造りになっていて、そこからこんこんと源泉が流れ落ちています。

岩肌を伝って注がれることで、湯は自然に冷まされ、ほどよい温度に。

浴槽を見て、まず驚かされるのはその色。

黒っ!!!

藤花温泉ホテル 男湯
藤花温泉ホテル 男湯
藤花温泉ホテル 女湯
藤花温泉ホテル 女湯

お湯の中に手や足を沈めると、すぐに輪郭が見えなくなるほど、濃く深い褐色をしています。

 

そして、
炭酸水素が含まれている温泉なので、
落水した場所から光の玉がつる〜っと走るのが見えています。

 

 

肌を滑らせれば、ツルルン♪トロロン♪とした柔らかさ。

湯が全身を包み込むたびに、肌の内側からほぐれていくような心地よさが広がります。

モール温泉特有の華やかで甘い香りが漂い、思わず何度も深呼吸したくなる😶‍🌫️

この藤花温泉ホテルの湯は、腐植質(フミン質)の含有量が北海道で最も高いと分析されており、まさに“北海道一濃いモール泉”と呼ぶにふさわしい一湯。

ツルントロンのなめらかさは、pH9.0というアルカリ性と、驚異の 16.2mg/kg に達する腐植質織りなすものです。

視覚・触覚・嗅覚、そして科学的な数値までもが裏付ける—まぎれもない本物のモール温泉。

是非是非、一度体感してみて欲しいです。

藤花温泉ホテル 温泉分析書

 

藤花温泉ホテル源泉槽

藤花温泉ホテル
ホテルと食事

宿泊は、立派な高級ホテルではありませんが、一泊させていただくにはありがたく、新館も増設されて綺麗です。

フロントで部屋のロック解除キーを教えてもらってチェックイン🤩

すごっ!部屋の鍵はなく、デジタルロック🔐は初体験✨

 

基本的には素泊まりのみ、 朝食を希望する場合は確認が必要ですが融通してくれるかもしれません。

 

 

宿泊の場合の夕食は外でとる必要がありますので、外食先は事前調査をしておくと🙆‍♂️

私たちは、お寿司屋さんや居酒屋さんなども調べましたが、近隣のお店が営業しているかどうかわからず、その日私たちが夕食で立ち寄ったのは、こちら。

とても美味しいハンバーグ。

手づくりハンバーグSORA
手づくりハンバーグSORA

 

そうそう! 藤花温泉ホテルの向かいっ側にある豆腐屋さんの 厚揚げ豆腐が最高😋

豆乳も、本物の生豆乳なので、味が豆腐!!

しかも、大豆すぎる豆腐味!

ちょっと豆乳概念が覆されました。

 

 

標茶では牛肉も美味しいんだよ、と地元のお母さんに教えてもらいました😊

知らなかった〜!

来て良かった〜🙌