ニセコ SHIGUCHI (シグチ) 宿泊

宿泊しないと入浴することができない、ニセコの森にひっそりと佇む、その温泉を目指して!

冬のニセコはスキー目的で海外の方が多く訪れるので、
雪が降る前のタイミングで予約。
ちょうど宿泊前日に雪が降ったので、雪のある景色を愉しむことができました。

なかなかこの施設に関する情報も少ないけど、ご紹介したい一軒となりましたのが、こちら!

ニセコSHIGUCHI(シグチ)

ニセコの森の中にひっそりと、独立した別の場所へ来たかのような雰囲気。
『アートヴィレッジ 』という呼び方が今のところ一番しっくりくるかな。
とにかく素敵な場所です!

SHIGUCHIに向かっている途中、
「入り口が分かりにくいので、【レストラン ソモザ】を検索して来てください」 と、わざわざ電話をいただきました。

確かに、大々的に看板が掲げてあるわけではないので、通り過ぎてしまう人もいるかもしれません。 が、この自然の雰囲気を壊さず入り口から世界観を作っているのは、さすが芸術的なこだわり!

到着すると、敷地の入り口で女性スタッフの姿が。

私たちに気がつくとニッコリ笑って
「私について来てください!」と軽やかにひと言。

『今日は雪が降るくらい寒いのに、そろそろ到着するかもしれない時間から鼻の頭を赤くして、ここで待っててくれたんだね』
ヤダァ可愛い〜 嬉しい〜 素晴らしい〜
そう言ってる間に 「あ、行っちゃう!」 女の子はどんどん敷地の奥へ!
慌てて車を発進させ、見失わないようについて行く私たち。

カーブの先に見えてきたのは、
大きくて立派な三棟の建物。

近くで見ると一棟が大きすぎて、全部で何棟がどんな風に並んでるのか把握するのにちょっとだけ時間がかかった気がします笑

どの建物も、そこに建っているだけで既にアートの気配!

手前が一番大きな建物で玄関が二つ、真ん中は玄関がひとつ真ん中に備わっている建物、そして一番奥の建物は、真ん中で半分に分かれる入り口?エントランスのような場所に、 何かが見える😳!!

大きな、 何あれ! 壺!?

その周りに水が張られて、逆さ壺みたいに映り込んでる✨
壺を陰で見せるなんて! かっこいい…!
だって、一般家庭なら 二世帯住宅の玄関先ですよ。
それが、SHIGUCHI ともなると入り口でさえ芸術🫢

感心しながら、 さてさて、今日泊まるのは、どの建物?

「こちらです」
3棟のうち、真ん中に位置する建物が 今回宿泊をする棟。

SHIGUCHI   火(KA)

手前の建物が「空と風」1棟を半分に分けた2人で宿泊するときは一番広いお部屋。
真ん中の建物が「火」唯一丸ごと1棟貸しのお部屋。
奥の建物が「水と地」1棟を真ん中から半分に分けたお部屋。

車を停めて、まずは荷物を部屋に置かせてもらってから、
チェックイン手続きのために案内された一本道を奥へ。

 

その先に静かに佇んでいたのは、

レストラン SOMOZA(ソモザ)。

こちらが、管理棟となっていて、夕食・朝食をいただく 別棟のレストラン。
レストラン という呼び方とは 随分印象が違います。

自然広がるニセコの明るい景色から、
光を遮る重厚な木造の入り口へ足を踏み入れ……

奥の引き戸が開いた瞬間、目の前に広がったのは、
大きな絵画、芸術っぽい置物。

思わず小さな声で「ぉぉぉ…!」 立ち止まってはゆっくりと見入ってしまう。

古い食器や土器のようなものが作品みたいに並べられた、ガラスの壁のギャラリースペース。
普通の旅館や施設では「売店」「お土産コーナー」と呼びますが、ここでは完全にギャラリー🖼️🏺!
まるで 手を触れないでください というような展示物的な並び方。

こちらです と案内されながら
ガラスとガラスに挟まれたような廊下を進みながら、

窓の向こうに見えるのが、静かに流れる硫黄川。

硫黄川

硫黄成分を含む川だから、その名も硫黄川!とのこと。
どの辺りかは分かりませんが、川のほとりに掘削され湧き出た源泉があるのだそうです。

えーっどこーーー👀 と、
目を凝らして源泉を探そうとしたけど、残念ながら見つけられず🥸

「オーナーが坐忘林と同じの様ですが、源泉も同じですか?」と聞いてみたところ、温泉自体は“おそらく同じ”との回答。(定かではない)

そんな話を聞きながら、もう、ワクワクが止まりません🤗

アンティークな雰囲気のソモザ店内へ。
『こちらでお待ちください』と、中央の丸い大きなテーブルへ案内され、
椅子を引いてもらって着席するも、
周りの様子に興味津々🤩

天然木のテーブル、中央には熊やアイヌの木彫りの作品、
窓いっぱいに広がるニセコの森と硫黄川。

ウェルカムは、点てたばかりのお抹茶と、
スタッフさん手作りの “お茶と栗”の和菓子。

ほろっと優しい甘さで、お抹茶と相性抜群です。 お抹茶がまた美味しい‼︎

そして庶民である私たちにとって 面白かったのがコレ!
顔パックで見るような、小さく固まった白くて丸い物👀なにこれ!
それを、横にある水の穴へ運んでポチャン💦
すると…むくむく膨らんで、

 

なんと、程良く濡れたおしぼりに変身👏👏👏

お茶とお菓子をいただき、チェックインの手続きを済ませると、管理棟の中を案内してくれました。

 

古材の梁、土器や器が並ぶガラス棚、自然光、店内に流れる音楽、空間の静けさ。

雰囲気といい、おしぼりといい、普段あまり触れない特別感が👍

いつになったら温泉の紹介ができるのか?というくらい温泉にたどり着く迄の情報量満載。

まだ受付なのに笑笑

玄関近くにある階段から、靴を脱いで二階へ。しっかりとした木造の階段を踏み締め二階へ上がると

畳を敷いた中央に囲炉裏。仕切りの壁に鉄板廃材を利用した茶室がありました。

 

先程お茶をいただいた一階のテーブル席の真上は吹き抜け。

それを今度は二階から見下ろします。

“SHIGUCHI”という名前は、
北海道の古い言葉で「境界」「はじまり」を意味する“シグチ・シグチュ”から名付けられたものなんですって。
そして、そこに見える、梁を組む時の『しぐち』と呼ばれる加工部分の言葉から、人と人もこの仕口のようにしっかりと強く繋ぎあっていられたらという想いから、この施設の名が付けられたそうです。

シグチがよくわかる梁に使用されていた加工木材

驚いたのは、オーナー様の考えやSHIGUCHIの世界観に深く共感し、それを表現できるスタッフの方々!

こちらの女性スタッフの方はもちろんなのですが、SHIGUCHIとスタッフの皆さまとの在り方そのものが、とても素晴らしいと感じました。

SOMOZA2階 茶室前のテーブル席

 

さてさて!!
チェックインと同時にソモザは満喫したので、いよいよ本日の宿泊棟

SHIGUCHI【火】- KA –

3棟建つ中の真ん中の棟
入り口は一つで、その建物を一軒丸ごと貸切にできる唯一の棟です。

【火】と書いて【か】と読みます。

150年程前に(2025年時点) 何処かで実際に住んでいた農家さんの家をそのまま移設してきたという立派な建物。そこに、デザインを散りばめ、まるで大きな作品のように完成されています。

 

 

大きな窓、高い天井、薪ストーブ、異国のような雰囲気が既に非日常。

 

ダイニング/キッチン

冷蔵庫にはビール、スパークリングワイン、ジュース、ミネラルウォーター、全て自由に飲んでくださいと準備されたもの。

 

食器類やキッチン調理器具も

生活感を感じさせないこのゴージャスな空間は何!? 住みたい!

 

ダイニングの横にある階段を上ると

広すぎる立派なロフト

のフロアからはリビングを見下ろすことができて、

 

置かれているソファがまた特等席。

下に降りて玄関から真正面に見えたガラス張りの椅子が置かれたこの空間は、外。喫煙所のようです!

こんな絵になる喫煙所見たことない👀‼️

ベッドルーム

ウォークインクローゼットは解放されていて扉は無し

所々にあるオブジェのひとつ

 

ここを曲がって奥に進むと

いよいよ!!!!!

SHIGUCHI -KA- 浴室へ🤩

水の流れる音がだんだん耳に大きく響きます

タオルが掛けられている場所は、

(タオルを一度外しちゃってるので掛け方が暴れてます😅)

なんと!パネルヒーターのような暖房器具!

素晴らしい👍✨タオルはホカホカと温かく、使って少し濡れてもすぐ乾く☀️

 

ドアを開けると、正面には

海外ドラマに出てくるシャワー

頭上から降ってくるやつです

手持ちできるホースのシャワーと、頭上固定のでっかシャワー。

カランはなく、シャワーかシャワーの2択ですが🤭

下に出そうとして誤って上から出ると、罰ゲームのように冷水を被ることになるので注意⚠️

ボディソープとシャンプー・トリートメントはSHIGUCHIオリジナルで、フロント棟で購入も可能です。

SHIGUCHI 火(KA) 内湯

内湯の浴槽。

足を伸ばしてゆったり入れる広さです。

湯色はほんのり薄い濁りのあるほぼ透明の湯。 ただ、ニセコのお湯には珍しくアブラ臭の強い温泉!

これはいいお湯に出会った!🙌

源泉温度が56.4度(計測時気温21度)で、湯口の温度が54.3度(計測時気温-2度)。 ということは、ほぼ源泉温度!?すごい!

湯量で温度調整をしていて、浴槽温度は41.8度と丁度良い湯温👍💕

1人でゆったり入れる大きさ。

2人で入ると…小さければいけるか、追い出される事もあるかな?笑

こんな感じです

お湯は浴槽内で手にすくうと軟らかな感触で、肌に滑らせるとキシっと止まる。

肌は何かに守られているようにしっとりが長続きしていました。

 

SHIGUCHI 火(KA) 露天風呂

檜で造られた浴槽の露天風呂は、壁の一部が開放された半露天風呂です。
景色と温泉。絵画のよう。

天井を見上げると吹き抜けて高い!
ここにも『シグチ』がありました。

外の空気や風が露天風呂を抜け、-2度の冷気が温泉の湯気を立たせます。

露天風呂は浴槽上の湯口からと、浴槽内真ん中辺りの浴槽内にも直接流れ込む小さな湯口があります。

 

内湯より幅があり、広い浴槽。

各所にアートが散りばめられているSHIGUCHIの露天風呂では、
湯気と光によって、時間帯により見え方が全く異なります。
雪景色広がるニセコの風景、夜は白樺が主役となって夜の景色に陰影をつくります。
露天風呂の浴場に足を踏み入れるたび、
SHIGUCHIの施設内に飾られている 何枚もの水彩画を見ているかの様でした。

朝は澄んだ透明な空気に緑の中の白樺。朝靄のように重なる温泉の湯気。

 

夕方は陽が落ちた瞬間淡い青色に包まれ、薄暗い中に明るさを出して幻想的に。

SHIGUCHI-KA- 露天風呂

 

夜は黒の背景に光を帯びた枝が静かに浮かんで、湯気がふわ〜っと霞ませる。

これだけアートに囲まれていると、意図せず自分の中のアートが解放される気がします。
「この風景に重ねてさ、例えば温泉を上から細く落下させて、滝から川〜のように見せたりして、温泉の見せ方をもっと立体的にしてアートの一部になったら?」
な〜んて 話しながら😁
ついつい長湯してしまいます笑

これが、シグチの謳っている『ギャラリーステイ』か!と実感🥰

硫黄川のせせらぎと源泉が流れ落ちる音とが響き合い、自然の中に包まれているような心地よさは、至福の極み♨️💕

 

SHIGUCHIの横を流れる硫黄川の沿線にある自家源泉から引かれる掛け流し。

引いた源泉そのままに、消毒も加水も循環濾過も一切なく、生の温泉が注がれています。

浴槽の湯温は湯量で調整しているため、注湯量は少なめです。
温度は気温に影響するため、食事の時間に一度施設の方が浴槽内温度を確認し調整をしてくれていましたが、夜はグッと外気温が低くなり、『寒っ!』と声を出しながら急いで湯船に向かい、静かに浸かる露天風呂は長湯できるしあわせな温度に。

湯口の温度は52度、浴槽内温度は40度でした。

湯上がりは結構長く汗ばむ感じでしたよ。

 

SHIGUCHI温泉分析書

 

♨️ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉


SHIGUCHI -KA- 地下

KAの棟に宿泊する場合、最大8名まで利用できる広さがあり、4名以上の場合は地下のお部屋も開放されます。

2名で宿泊の際は施錠されていて地下エリアに立ち入ることができないのですが、特別に。


一つ目の寝室とシャワールーム前

そして、もう一つの寝室

こちらの部屋の隣には、シャワールームと、

その先には露天風呂が!

照明の不具合でゆっくり見ることはできませんでしたが、ここに浸かって見る景色はまた格別だろうなぁと感じました。

このお風呂に入るためには、あと何名分追加料金をお支払いすれば開放してもらえるのかな?💰😱…なんて考えてみたり… 笑

見学ツアーありがとうございます🙇‍♀️

 

SHIGUCHI  -食事-

SHIGUCHIでの食事は、SOMOZA(そもざ)でいただきます。 受付をした管理棟となっている、レストランです。

🍽 SOMOZA ディナー

夕食は、敷地内のレストラン SOMOZA(ソモザ) にて。

訪問日はほかの宿泊客が無く、食事時はレストランの貸し切り状態。

普段は奥のテーブル席や個室席での食事となりますが、この日は特別!中央のテーブル席に案内していただきました。

着席して最初に選ぶのは、飲み物。

せっかくなので アルコールは ニセコのクラフトビール。
そして、ミネラルウォーターかスパークリングウォーター、どちらが良いか?と聞かれ、スパークリングを。

静かな空間に、グラスの中で立つきめ細かな泡。

キャンドルの灯りと、木彫りのオブジェに囲まれた円卓。
天井の梁、闇に沈む外の森。広い空間に響くBGM
料理が運ばれてくる前から、空間そのものが SHIGUCHI×SOMOZA 。

静かにメニューを開きます。

この日のコースは、料理名に北海道各地の地名が添えられた構成。

室蘭、仙鳳趾、虎杖浜、噴火湾、函館、壮瞥町、滝川、栗山町、ニセコ、安平町。

北海道のあちこちを旅するように、一皿一皿が物語として連なっていきます。

 

最初の一皿は、手のひらに収まるほどの小さなひと口。

スプーンに乗せられたリエットのやわらかな質感。
マッシュルームのサブレでサンドされたリエットは、手で持っていただきます。

華やかな登場の一品目。口の中と目の奥に静かに余韻が残ります。

 

続いて運ばれてきた一皿は
仙鳳趾(せんぽうし)の牡蠣。

昆布だしが泡泡になって、牡蠣を包み込むように埋まっていた一皿。
牡蠣は沸騰させない温度で、そっと火を入れているから、
身は縮まず、芯はとろっとしたまま。

だしは液体ではなく、泡として纏わせることで、
口に入れた瞬間にすっと消えて、旨みだけが残る。

静かで、やさしくて、牡蠣そのものの美味しさが際立つ料理でした。

 

牡蠣の次に運ばれてきたのは、アイナメ。

炭火で焼かれた皮目は香ばしく、身はふっくらとして力強い白身。
下にはナスのコク、そこに燻製のニュアンスと柑橘のゼストがふわりと重なる。

静かな牡蠣の余韻から、
火の存在をはっきり感じさせる一皿でした。

 

次はスープ。

たっぷりのオニオンに、カニの身も贅沢に入った一杯。
上にのせられたパイは、こんがりと香ばしく焼かれていて、
スプーンでさっくり崩しながら、スープと一緒にいただく。

甘みの出たオニオンと、毛蟹の旨みが重なり合って、
体の奥からじんわり温まるスープでした。
玉ねぎは札幌、東区で生産されたもの!

 

次に運ばれてきた一皿は、 海と太陽。

右に添えられているのは、フキのピクルスで仕立てたタルタルソース。
初めて食べたけれど、さっぱりとしていて驚くほど美味しい。
フキをこういう形で使うんだ!と感心。 美味しいぃぃ。
ソースとして添えられているのに、ちょっとずつ何度も口に運びたくなる😍

フキのタルタル

中央は、函館産のマツカワ鰈。(タカノハです)
身が厚く、しっとりとして、ふわっとほどけるような柔らかさ。
皮面のみ火入れをして中は半生状態。その火入れ加減が本当に絶妙で、白身魚の上品な旨みが静かに繊細に口の中に広がります。

 

左は、噴火湾産ホタテのクネルのフリット。
ホタテをムース状にしてから揚げているので、
噛んだ瞬間、ふわっふわ、フワッフワ。
海産物らしさを主張しすぎない、ホタテのやさしい甘さがとても上品。
半分に切って、 二人のお皿に 仲良く半分ずつ乗せられてきました。

海と、太陽。 なるほど。
それぞれの素材が、形を変えながらも美しく調和した一皿でした。

 

ここで箸休め 【龍宝の清涼】

黒葡萄の果肉のみを使ったソルベ。
そこに、きゅっと煮詰めたバルサミコ酢を ススっと乗せて。

ひと口含むと、ひんやり冷たく、さっぱり、すっきり。
果肉だけの葡萄の瑞々しさと、バルサミコ酢の酸味とコクがきれいに重なる。

葡萄にバルサミコ酢。 合うに決まっている組み合わせだけれど、
その「間違いなさ」を、静かに確信させてくれる一皿。

次の料理へ向かうための、心地よいはし休めです。

 

メインのお料理【クンネレラ】
滝川といえば、名産は合鴨。
その合鴨を、しっとりとしたローストで。

添えられているのは、栗山町のかぼちゃのピューレ。
やさしい甘みと、なめらかな口当たりが、鴨の旨みを包み込みます。

ソースは、雉・鴨・鹿のお肉で取った赤ワインソース。
野性味がありながらも角がなく、深く静かなコクがある。

一皿の中に、土地の記憶と命の重なりを感じる。
力強さと繊細さが、きれいに釣り合った一品でした。

一緒に添えられてきたのは、

〜縄文パン〜

そば、そばの実、きなこ、ごま、長芋、くるみ、蜂蜜、どんぐり。
素朴で力強い素材だけを使った一皿。

縄文時代に使われていたであろう形を模した器にのせられて、合鴨のローストと一緒に運ばれてきました。
香ばしさ、甘み、滋味。 焼きたての香ばしさ。
食事の時間に合わせてちょうどよく焼き上がるように準備してくれたそうです。

そのまま頬張り、後からは赤ワインソースを少しつけていただきました。
素朴な素材の香ばしさに、ソースの深いコクが重なり、
縄文の大地と、今の料理とが静かにつながるように感じました。

 

食事のように運ばれてきたデザートは
可愛らしいお花が飾られた ニセコチーズ工房のブルーチーズと柿のピューレ。
カリッコリのちょっと硬いサブレに乗って 3口くらいでいただきました。

使用されているブルーチーズは、
ニセコチーズ工房の「空(くう)」。

青黴が強すぎず、でもしっかりとブルーチーズらしさがあり、
とてもやさしい味わい。
美味しくて、いつも買って食べている大好きなチーズです。

そのブルーチーズに、柿のやわらかな甘み。
そして、白ワインのゼリー。 素晴らしいデザート! と思いきや。

最後の一品、冷たいデザートです。

フルーツほおづきのソルベ。

ミニトマトに似た、食用のほおづきの実を使い、
甘味は一切加えず、フルーツほおづきそのものの甘さだけ。

一度、余市で売られていたフルーツほおづきを食べた事があります。
そうです。あの、ほおづき! 皮を剥いて開くと 羽子板で打つハネのような形になって、そのまま実をパクッと。 甘くて美味しかったのを思い出しました。

そこに添えられているのは、
北海道産のパッションフルーツで作ったソース。

つぶつぶとした種の食感が心地よく、
甘酸っぱさが口の中に広がりながら、
食事の最後をすっきりと締めくくってくれるデザートでした😊

この日のコースは、北海道の 海・大地・風・命を、料理という形で静かに辿っていくような、食の北海道 フルコースというような 北海道各所・各名産品を堪能できる素晴らしい食事の時間となりました。

全て、北海道の地産地消。その拘りが素晴らしい! 道外からの方達だけではなく、北海道民としてもとても喜ばしく誇らしい、絶品のコース料理でした。

食べ終えたあとに残ったのは、 満腹感よりも、満足感。
忘れられない一夜を、ありがとうございます。

 

🍽️SOMOZA 朝食

朝食は、そもざの奥にあるテーブル席にて。

明るく開放感があり、天井が高く空間も広い。

一人ずつ、洋食・和食をそれぞれ選びました。

朝食:洋食
朝食:和食

メニューはこちらです

洋食
和食

共通するのは、食前のしそジュース、季節の小鉢、季節の温野菜、玉子焼、お新香、季節のフルーツ、フロマージュブランとグラノーラ。

スライドショーです

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

和食のご飯は、鷹栖(旭川)のゆめぴりか(北海道の美味しいお米!)と雑穀のご飯を土鍋で炊いて。

これが、ものすごく美味しかった! 雑穀米は硬いイメージだったけど、全然硬くなく、ふっくらしていて、穀物の素朴な味がしっかりと。毎日食べたい。

全粒粉のトースト

洋食のパンは、全粒粉を使ったトースト。
石焼きトースト? 石焼きパン?
焼いた石の上にトーストされたパンが乗っていて、
食べている間に冷めたり硬くなったりしない。 ずっと程よいトースト加減。
この出し方は素晴らしい✨
家でもやりたいけど、自分でやるにはちょっとめんどくさくて現実的じゃない笑

 

かいわれや花野菜が添えられて、華やかに。
笹の葉で包まれた玉子焼きも絶品でした。

和食には、いくらの小鉢も。

朝食も本当に美味しくいただきました。朝からお腹いっぱい。完食です。

フルーツは柿とシャインマスカット。
フロマージュブランとグラノーラ。

それに、食後の飲み物は コーヒーと カフェラテを。
ラテアートもしてくれるの!? 温泉マークにできる!? との無茶振りに
「ラテアートはやったことがないけど」と言いながらも、
作ってみます! と応えてくれた 温泉マークのカフェラテ。 嬉しかった😊

にこにこと感じよく、素敵なスタッフさん勢揃いのSHIGUCHI。
宿泊中、気持ちよく過ごせたのも、この方達のおかげです。

 

次の記念日にも、また来るから絶対に居てね!と約束をして。
SHIGUCHI 滞在、何泊もしてみたいなぁと 余韻を残しつつ、SHIGUCHIを後にしました。

アートにも目覚めた ちょっとリッチな私たちの温泉旅行。
イメージ的には温泉旅行というより、贅沢旅行。 最高でした😊

ラビスタ阿寒川 (宿泊)2

阿寒湖温泉街から少しだけ離れた場所に位置する一軒の温泉宿

ラビスタ阿寒川

阿寒川の畔に湧き出る何本もの源泉のうち、2つの源泉をそのまま施設へ引いています。

自然湧出の温泉は希少♨️✨

そして、阿寒湖温泉とはまたちょっと違った泉質だからおもしろい。

※宿泊のみで、日帰り利用はできません!

ラビスタ阿寒川 各浴場

こちらの施設では、大浴場・貸切風呂・部屋風呂での温泉がたのしめます。

 

先ずは大浴場!行ってみましょう

ラビスタ阿寒川 大浴場

タオルはお部屋から持って行きましよう。タオルや着替えを持ちやすいように館内用の手持ち籠も用意されていました😊

大浴場の脱衣場

ラビスタ阿寒川 大浴場脱衣場
女湯大浴場脱衣場

鍵付きのロッカーが配置されていて、俺の(私の)浴衣が無い!なんて心配もなし🤭

銭湯ではたまにお爺ちゃんがいろんなカゴをめくって着替えを探している姿を見かけますが😅

安心ですね。

ラビスタ阿寒川 男湯大浴場脱衣場ロッカー
男性大浴場脱衣場ロッカー

ドレッサーにはドライヤー

男湯 脱衣場ドレッサー3席
女湯大浴場脱衣場ドレッサーとアメニティ
女湯大浴場ドレッサー後ろにアメニティとベビーベッド

綿棒、ブラシ、キャップ、カミソリ、コットン

 

お風呂に入る前、途中や上がった後に水分補給は大事です♪

お部屋で水分補給してから来ると良いですが、着替える前にもコップ一杯飲んでおきましょうね。

大浴場入り口付近に設置されています。

阿寒の地下水はとても美味しく、阿寒地域の家庭でもご飯や料理に使われているそうです。羨ましい!

それでは、大浴場へ!

ラビスタ阿寒川大浴場
男湯大浴場
ラビスタ阿寒川大浴場
女湯大浴場

洗い場は1席ずつ仕切りがあります

頭や体を洗う時、隣の人に掛からないか気になるので、仕切りがあるのは有り難い!

背面にも席があるので後ろに飛ばさないように気をつけなくちゃね😅

椅子、洗面器、ゴミ箱と

シャンプー、コンディショナー、ボディソープが備わっています

 

体を洗ったら、お風呂!!

壁面にあしらわれた岩を伝って流れ落ちる温泉。

大きな窓から見える大自然の景色が、湯面に写って美しい✨

 

 

夜の雰囲気はまた違って

循環なしの掛け流し✨

消毒も感知しませんでした!👏

 

 

 

ラビスタ阿寒川 露天風呂

露天風呂がまた気持ち良い🙆

雰囲気も良い🌳♨️🌳

 

泉質は単純温泉で、老若男女問わず身体に負担を掛けず毎日入れる優しい温泉です。

阿寒温泉と含有の成分は似ているけど、各成分量の違いでラビスタ阿寒川の湯色は少し青みがかった薄濁りの湯。

肌本来の保湿力を手助けしてくれるメタケイ酸が244mg!

メタケイ酸が温泉水に1kg当たり50mg以上含まれていると美肌に有効とされていて、100mg以上でより強力な美肌効果が期待できると言われています! 美肌に有効とされる5倍近くにもなる量が入っていて、皮膚の余計な脂分も落とさない単純泉なので、すっぴん美肌力が上がること期待大💕

 

ラビスタ阿寒川 貸切風呂

貸切風呂は全部で3部屋

空いていればいつでも利用可能🉑

どこのお風呂も緑に包まれ、大きな窓を開放すれば半露天風呂!

素敵な時間を過ごせます。

月の湯(檜風呂)

 

 

星の湯(レンガ風呂)

 

 

風の湯(陶器風呂)

 

 

ラビスタ阿寒川 部屋風呂

 

お部屋の奥、窓からの景色を眺めながら浸かることができるよう配置されている部屋風呂。

大きなガラスで仕切られているので、浴室・浴槽のスペースを全体に見るよりも、浴槽に入ってしまった時の方が開放感はあるかもしれません。

一人でくつろぐ浴槽。お湯が出ている壁側ではなく窓の方を向いて入りたくなる。

 

みちるは小っちゃいから足を折りたたんで川側を向いて入ってますが、

大ちゃんは、そんなことできるわけもなく🤭笑

当然、こうなります。足は伸ばせませんが、好きな時にいつでもパッと入れる場所に温泉があるのは最高♨️

 

最初は浴槽が空の状態なので、脱衣場にある、この湯張りボタンを押して溜めるところから。

 

基本的には、溜めて入るようにできているので、置いておいて温くなったなと感じた時は、たし湯ボタン!

ボタンを押すと源泉がジャバジャバと注ぎ込まれます。何度も押せますが、2分間×押した回数分の時間ずっと出続けます。

熱くて暑くなるので程々に😁

しばらく置いて、とても温くなったなと感じた時は、

一旦全部お湯を抜いて、湯張りし直しましょう。

 

お部屋は大きなソファベッドもあり、ゆっくりとくつろげました👍

ラビスタ阿寒川 全巻共通 温泉分析書

衛生管理のため、塩素消毒をしています と記載がありますが、確認したところ『源泉に影響をきたさない位の極々微量のもの』とのこと。

浴槽の温泉からは塩素消毒は感知しませんでした!👏 加温・加水・循環なし!

自然湧出の源泉かけ流し温泉♨️

素晴らしい👍✨

 

大雪旭岳温泉 アートビレッジ杜季(とうき)

旭岳温泉ロープウェイ手前 左側の宿で一番高い位置にあるのがここ!

アートビレッジ杜季(とうき)

1日1組限定で宿泊できる、貸し切り隠れ宿。
宿と言うより別荘のような 大きな建物です。

この辺りに温泉施設はいくつかありますが、
こちらの宿は個人のお宅のような建物なので
敷地に入って行っていいのかなと遠慮してしまうような雰囲気。
知り合いの家に遊びに行く感覚で訪ねます。

昭和16年から始まり、今も歴史は受け継がれている杜季。
開道100年の時に、高山植物園を作ったそうです。
高山植物は登山をしないとなかなか見る機会がないので、珍しく貴重です。
高山植物園での紅葉の景色も綺麗なんですって!

宿のご主人が一人で宿泊対応されており、泊まってくれるお客様にゆっくりとした時間を過ごしていただきたいとの想いで1日1組限定。
誰にも気を使わず、プライベートな時間を堪能できます。

宿主であるこちらのご主人、実は写真家!
建物の一室がアートギャラリーのようになっています。
北海道の自然の中で見つけた一瞬一瞬を写真に納め作品として飾られていました。
とても、素敵です。

さて、到着して間もありませんが、まずは私たちの目的♨️お風呂はどちらに?

階段を降りて1階へ。

おお、一軒家にあるお風呂ではなく、普通に内湯! ちょっと広めです。

無色透明ですが、成分に含まれるマグネシウムが多い影響でしょうか、お湯の流れるあたりが黒いですね。

さてさて、楽しみにしていた露天風呂は!!?
こちらです! ざんっ

きゃぁぁぁぁぁ🥰 素敵です! なんという秘境感でしょう

お風呂は手造りの露天風呂。

川沿いの少し小高くなった場所にあるため、景色は最高!
自然の中、鳥の声を聞きながら、
温泉が流れる音と川の音 全部がミックスされて α波全開いい気分♨️

川には手が届く距離なので、ちょっと温度を測ってみると

22度。 んん。 ちょっと寒いから入りたくは無い。 勢いもあるし。
こういう所で エイヤーって入っちゃうのが、外人さんだって 別の温泉施設で聞きました笑

下段の浴槽は、高さがあるので 川からはちょっと遠くなります。

 

湯口の温度は48.6度。

温度調整も何もなく源泉がそのまま掛け流されているため、
上の段は44.7度と熱く、下の段は41.2度と入りやすい温度。

お湯を肌に滑らせると、つるつるよりもキシッと肌に止まる感覚です。

鎮静効果の高い泉質なので、お仕事で駆使された体も癒されます。
ちょっとした傷にも有効なので手荒れ肌荒れにも効果を実感できるかもしれません😊

 

春夏秋冬、季節ごとに色づく景色が変わって、どの季節も素敵なんだろうなぁと思いながら ご主人のおすすめの季節は?と尋ねると どの季節も良いけどやっぱり冬かな!とのことでした😊

写真家が美しいと思う風景の中で、温泉に入ってみたいなぁと思いました。

 

今は建造物を新設することができない旭岳温泉。

永くこの宿が続いて欲しいです。

 

大雪旭岳温泉 アートビレッジ杜季
温泉分析書

 

※日帰り利用できる温泉施設ではありません。

 

然別温泉 然別コタン 氷上露天風呂

北海道の大絶景の中の露天風呂。
然別湖(しかりべつこ)が凍る時期、冬だけに現れる 然別コタン。

以前は無料入場でしたが、
毎年の開催を叶えるため 協力金を支払っての入場。
1シーズン1回のみで、入場の際 カードを受け取ることができます。

シーズン中は、このカードを提示で何回でも再入場可能。
然別温泉 風水 の入浴も 半額になるそうです。

雪と氷と照明は、幻想的です。

 

さて!
私たちの目的地は♨️ こちら!!

氷上露天風呂・足湯 という看板の先へ。

日本で唯一の氷上露天風呂です。

以前は、丸い浴槽でしたが、老朽化により新浴槽に生まれ変わり
現在は四角い浴槽に。

歴史を振り返ると、沢山の試行錯誤があったそうです。
1980年から始まった 氷上村。
ありがたく、堪能させていただきます♨️🙏✨

イグルー(かまくら)の中に設置された棚を利用して、着替えをします。
水着や湯浴み着もOK。
ただし、浴槽内でのタオル絞りなど お湯を汚してしまうような行動は禁止です。

着替えて階段を登ると、

見える景色は 真っ白く凍り、雪が積もった 然別湖。

この浴槽を、一番奥のイグルー(かまくら)から見た景色がこちら
↓ ほとんど何か見えません

アップで

 

そして、浴槽にかけられた階段を降りて入ったところに、

源泉が勢いよく ジェット噴射!

クリックで動画再生

 

 

湯口から出る源泉温度は、52.3度

 

観光などで道外や国外の人たちも多く訪れ賑わっていますが、
この時は タイミングよく 2人きりで浸かることができました。

 

然別湖畔温泉 温泉分析書

こちらの氷上露天風呂は、地元の方々が運営しています。
氷上露天風呂は、男女別の専用タイムが設けられていますので
風水に宿泊すると 女性は専用タイムで利用しやすいようですね。

 

積丹 シララ姫の湯 ニャー助のホテルん

積丹の海岸線沿いの期間限定温泉ホテル

シララ姫の湯 ニャー助のホテルん

旧シララ温泉を令和3年(2022)に買い取り、猫ちゃん大好きなオーナーが温泉ホテルとして営業している、知る人ぞ知る 素晴らしき温泉!
現オーナーは、ここを買い取る当初はこんなに良い温泉があることを知らなかったと言います。現在、冬季は休業、3月~4月頃から11月頃までの期間限定で、
金土日の週3日、15時からの営業と、かなり限定されています。
電話で確認してから伺うと良いと思います。

玄関前にある大きな円状の鉄板。

この下が、源泉槽。

ここから建物内を通って2階の男子浴槽に直接運ばれています。

玄関を入ってすぐのカウンターで受付。

受付前に猫ちゃんがお迎えしてくれるかもしれません🐈‍⬛

入浴料を払って、階段から2階へ。
至る所にニャンコが居ます。

 

踊り場奥には休憩室のような小部屋が。

貴重品ロッカーも備わっています

案内図の通り進むと

あった! なんか派手な目立つ暖簾!

 

暖簾の柄をよく見ると、江戸時代の人 …風な、猫たちでした 笑

 

猫柄の暖簾をくぐると、脱衣場… お!!?

ここにも居たか!!

こんな感じで至る所、猫だらけ😁 🐈‍⬛大〜〜好きが伝わってきます。

脱衣場は広くありませんが、

鏡とドライヤー、脱衣籠が並んで整理されています。

それでは! ♨️いただきます♨️

シララ姫の湯 ニャー助のホテルん 内湯

浴場のドアを開けると、湯気の中に少し 鼻につくような刺激臭を感じました。
すぐに気にならなくなる程度の、アンモニウムが含まれている時の匂いです。

洗い場は4席。 シャンプー類は完備です。

 

正面に大きな浴槽が一つ!

シララ姫の湯 男湯
シララ姫の湯 女湯

窓の外は日本海

 

お湯は結構な量で元気にかけ流されています。

 

 

ん?浴槽内壁側に仕切りが。

女湯 源泉貯水槽
男湯 源泉貯水槽

 

ここは、源泉を一旦溜めておく場所。
源泉槽から建物内を通って直接男湯の浴槽(男湯・亀ちゃん🐢の下)へパイプが配管されているため、お湯は新鮮そのもの!
八つ目状の穴から女湯へ流れるようになっています。

一度も外の空気に触れず浴槽に溜められているため、炭酸が多く含まれた状態の温泉に浸かることができます。

新鮮なお湯を、男湯と女湯に分けるための工夫が、
この仕切りと壁の八つ目状の穴なのですね。

浸かっていると、長く待たず肌に気泡がついてきます。

湯温は40.5度と少しぬるめですが、炭酸の効果もあり、
発汗激しく、体の中から ものすごく温まります。

気持ちの良い温泉ですねぇ!

そしてここはね、 お肌ぷるすべの湯✨

炭酸で毛穴もスッキリ、新陳代謝を促してターンオーバーにも効果を発揮!
マグネシウムでしっとり、
メタケイ酸が潤い力をサポートしながら 塩分で閉じ込め、
鉄が傷んだ肌の修復を手伝い、
カルシウムでプルプルの肌に! やばい!✨

毎日入りたい! 🤭

 

今度は、宿泊しにきますね!!

 

シララ姫の湯 ニャー助のホテルん
温泉分析書

ナトリウムー炭酸水素塩泉(低張性中性温泉)