十勝岳温泉 吹上温泉 露天の湯

十勝岳温泉 吹上温泉 白銀荘 のすぐ近く。
北海道!といえば、 さだまさしのハミングが頭の中に流れてくる あの有名なテレビ番組「北の国から」の1シーンで有名になりました

吹上温泉 露天の湯

十勝岳温泉 吹上温泉 露天の湯(上の湯)

 

年に何度か、近くに来たときは寄っていますが、
前回ご紹介したのは5年も前 季節は秋でした。
2018の吹上温泉 露天の湯 ブログはこちら

 

 

今回は、思いっきり雪が多い時の吹上温泉露天の湯。
冬の時季は特に、雪景色が圧巻! 北海道の針葉樹に重たく積もった雪の白。
樹海の中の天然野天風呂です。

野天風呂ですが清掃などの管理はされていて、利用される人たちが各々でマナーを守りながら大切にされている 無料温泉♨️

管理してくれてるのに無料なんて! ありがたすぎる!!

 

野湯なので男女を隔てる施設などは何もなく、入りたい人が入るため、当然混浴です。

いつも訪れるのは休日のせいか、朝早くから長湯している殿方が多いため、
2人で入浴できる機会が無かったのですが、 ついに!念願の!吹上入浴😍

下の湯には、ちょっと早く到着した先輩が入浴開始。
私たちは、上の湯に浸かろうと、そそくさと脱衣して準備を開始。

でも、上の湯は、熱いはず! と 触ってみたら
熱っつッッッ!!!!

やっぱり!!

 

だから ここに 除雪スコップがあるのか!?? と
到底そのまま入れる温度ではないため、 加水ならぬ 加雪!!

ドッサドッサ入れないと全然ダメでした🤣

雪を入れて温度を下げようとしても、どんどん湯船に源泉が注がれるため、一向に変わりません。

すると、下の湯から先輩の声。

「湯口にタオル詰めれ〜 👴」

「・・・ 🤣🤣🤣爆笑」「確かに!! そうだよね!」

 

ということで、 タオルを詰め、

ちょっと熱めですがようやく掛け湯ができる位にまで温度が落ち着きました。

念願の 吹上温泉 露天の湯。
無色・透明で、湯けむりがミネラルたっぷりの香り。
ちょっぴり きしっとするようなサラリとした湯ざわりです。

石に付着した温泉成分
硫酸、カルシウム、ナトリウム、といった様子が見えて、
おぉぉぉ👏 と📸パシャリ

 

とぉ〜〜〜ってもいいお湯でした♨️

 

先輩、バタバタと騒がしくしてる私たちに 天の声をありがとう🙏笑

大雪旭岳温泉 アートビレッジ杜季(とうき)

旭岳温泉ロープウェイ手前 左側の宿で一番高い位置にあるのがここ!

アートビレッジ杜季(とうき)

1日1組限定で宿泊できる、貸し切り隠れ宿。
宿と言うより別荘のような 大きな建物です。

この辺りに温泉施設はいくつかありますが、
こちらの宿は個人のお宅のような建物なので
敷地に入って行っていいのかなと遠慮してしまうような雰囲気。
知り合いの家に遊びに行く感覚で訪ねます。

昭和16年から始まり、今も歴史は受け継がれている杜季。
開道100年の時に、高山植物園を作ったそうです。
高山植物は登山をしないとなかなか見る機会がないので、珍しく貴重です。
高山植物園での紅葉の景色も綺麗なんですって!

宿のご主人が一人で宿泊対応されており、泊まってくれるお客様にゆっくりとした時間を過ごしていただきたいとの想いで1日1組限定。
誰にも気を使わず、プライベートな時間を堪能できます。

宿主であるこちらのご主人、実は写真家!
建物の一室がアートギャラリーのようになっています。
北海道の自然の中で見つけた一瞬一瞬を写真に納め作品として飾られていました。
とても、素敵です。

さて、到着して間もありませんが、まずは私たちの目的♨️お風呂はどちらに?

階段を降りて1階へ。

おお、一軒家にあるお風呂ではなく、普通に内湯! ちょっと広めです。

無色透明ですが、成分に含まれるマグネシウムが多い影響でしょうか、お湯の流れるあたりが黒いですね。

さてさて、楽しみにしていた露天風呂は!!?
こちらです! ざんっ

きゃぁぁぁぁぁ🥰 素敵です! なんという秘境感でしょう

お風呂は手造りの露天風呂。

川沿いの少し小高くなった場所にあるため、景色は最高!
自然の中、鳥の声を聞きながら、
温泉が流れる音と川の音 全部がミックスされて α波全開いい気分♨️

川には手が届く距離なので、ちょっと温度を測ってみると

22度。 んん。 ちょっと寒いから入りたくは無い。 勢いもあるし。
こういう所で エイヤーって入っちゃうのが、外人さんだって 別の温泉施設で聞きました笑

下段の浴槽は、高さがあるので 川からはちょっと遠くなります。

 

湯口の温度は48.6度。

温度調整も何もなく源泉がそのまま掛け流されているため、
上の段は44.7度と熱く、下の段は41.2度と入りやすい温度。

お湯を肌に滑らせると、つるつるよりもキシッと肌に止まる感覚です。

鎮静効果の高い泉質なので、お仕事で駆使された体も癒されます。
ちょっとした傷にも有効なので手荒れ肌荒れにも効果を実感できるかもしれません😊

 

春夏秋冬、季節ごとに色づく景色が変わって、どの季節も素敵なんだろうなぁと思いながら ご主人のおすすめの季節は?と尋ねると どの季節も良いけどやっぱり冬かな!とのことでした😊

写真家が美しいと思う風景の中で、温泉に入ってみたいなぁと思いました。

 

今は建造物を新設することができない旭岳温泉。

永くこの宿が続いて欲しいです。

 

大雪旭岳温泉 アートビレッジ杜季
温泉分析書

 

※日帰り利用できる温泉施設ではありません。

 

【白金温泉】森の旅亭 びえい

日本の中で一度は行ってみたいランキングでよく目にする
青い池、四季彩の丘、など 美しい光景が沢山ある 美瑛町。

美瑛町 四季彩の丘
美瑛町 青い池

どの季節に訪れても、四季折々の風景が楽しめる場所です。

そこで、とっておきの温泉旅亭をご紹介します。

【白金温泉】森の旅亭 びえい

 

青い池から程近く、車で約5分。

白ひげの滝がある橋を通り過ぎて間もなく、左手に現れる看板。

2階建てで少し奥まっているため、遠くから「あれだ!」とわかる建物ではありませんが、白金温泉の中でも新しく、とても雰囲気の良い、綺麗な旅館です。

土日は数ヶ月先まで予約で埋まっていることも多いため、少し早めに宿泊予約。

予定より早く到着し、駐車場で建物の外観を見ていたところ、たまたま構内を通りかかった女性スタッフが会釈と共に「あの、本日ご予約をいただいている・・・」と話しかけて下さいました。 更に、私たちの名前を把握していてくださったことに感激😊

どうして分かったんですか〜🙌♪

受付前から嬉しい気持ちに😊

宿泊者用入口

 

事前にお願いし、施設内や浴場は、支配人に案内していただきお話を伺いました😊✨

先ずは、日帰り利用も可能な大浴場から、ご紹介♨️

2023年4月現在
日帰り入浴=午前11:00~午後2:00まで
大人1,000円 小学生500 円 幼児(3歳~6歳未満)300円
(日帰り入浴は現金払いのみ)
※毎週月曜日休み・祝日の場合翌日休業

※サウナは宿泊者のみ🧖

シャンプーやボディソープは備え付けられているので、お風呂セットを持っていなくても大丈夫です👍

駐車場中央あたりにある、日帰り利用専用の玄関から入り、
左手にある券売機で入浴券を購入します。

 

通路にある長椅子の上に、宝物発見!

温泉が通るパイプについた析出物が、芸術品のようにお皿に乗せて置いてありました。毎週、毎月、清掃を行っていても、どうしてもパイプ内に付着してしまうため、定期的にパイプの交換が必要とのこと。

それだけ、温泉成分がたっぷり!ということです♪ わくわくします😁

 

男女の暖簾

早速、中を覗いてみましょう♪

 

脱衣場には、鏡と対面位置に脱衣籠が棚に並んでいます。

 

男湯 ドレッサー
男湯 脱衣籠
女湯 ドレッサー
女湯 脱衣籠

ダイヤル式の貴重品ロッカーも無料で利用できます。

お水が設置してありますので、入浴前にコップ一杯、水分を摂ってから入りましょう。

綺麗に清掃された脱衣場です。

北海道で味わう美瑛町の新鮮牛乳も🥛是非ご賞味を😊

森の旅亭びえい 大浴場

マシンカットの木の壁に囲まれた、温かな印象の大浴場。

高い天井には、天窓があり、明るく綺麗です。

 

個別になるよう仕切られた洗い場は、シャワーとカランが6席。

男性大浴場 洗い場
女性大浴場 洗い場

シャンプー・コンディショナー・ボディーソープが備え付けられ、
男性には嬉しいシェービングフォームとリキッドソープまで置いてありました。

 

浴槽は3つに分かれていて、大浴槽、小浴槽、水風呂。

男湯大浴場
女湯大浴場
男湯大浴場 大浴槽
女湯大浴場 大浴槽

お湯は、黄緑の濁り湯。 鉄の匂いがするキシキシとした浴感です。
まろやかな塩味と鉄の味。

湯口の温度は47.3度。
大浴槽は湯量のみで温度調整をしている源泉100%そのままのお湯です。

貯水槽は無く、源泉が施設に運ばれ、そのままダイレクトに浴槽へと注入!

毎分400Lほどのお湯が、施設に入ってくるそうですよ!

 

浴槽の湯温は42.2度。
少しだけ熱めかなと感じる方もいるかもしれませんが、ちょうどいい温度です!

 

冬季間、気温により泉温が低下してしまう時は、小浴槽と露天風呂のみ館内のシステムにより温度調整を行い浴槽へと運んでいるそうです。

男湯大浴場 小浴槽と水風呂
女湯大浴場 小浴槽と水風呂
小浴槽 湯口温度
小浴槽 浴槽中央部温度
水風呂 温度

常に新しいお湯が浴槽に注がれ、溢れ出ている贅沢。 これが良いのですが、もったいない! うちにも分けてもらえたらいいのに!笑

常に流れ出ているから残る、温泉の足跡。
重なった温泉析出物が、床に芸術的に模様を描いています。

浴槽縁の析出物
床に流れるような析出物跡

 

露天風呂

北海道の澄んだ空気の中、緑を眺めながらの露天風呂。

白樺~🌲 青空、 ・・・南風…? (なんか聞いたことある笑)

男湯露天風呂(入り口から)

女湯露天風呂は 2つの浴槽があります。

この辺りには、たぬきや黒テンが遊びにくることもあるんですって! 会いたい〜

女湯露天風呂(大浴槽)
女湯露天風呂(小浴槽)

露天風呂の小さな浴槽についた温泉析出物のコッテリ加減に、ウホウホ🤩

温泉成分がたっぷり膜になっています。

 

屋根もあるのに開放感満点の露天風呂。
温泉に癒され、空気や景色に癒され、幸せなひとときでした😊

 

森の旅亭びえい 温泉分析書

 

森の旅亭 びえい 宿泊に続く。

層雲峡温泉 ホテル大雪

北海道の真ん中あたりに位置する温泉郷、層雲峡温泉。

層雲峡温泉は元々北海道が開拓されたあたりに発見されていて、温泉街としても歴史のある場所です。

大きなホテルが並びますが、その中でも源泉掛け流しの温泉を堪能できる

ホテル大雪

行ってきました!

大きなホテルで建物自体は新しくありませんが、きれいに清掃されています。

ホテル大雪 ロビー

ホテル大雪 1階 ロビーラウンジ

 

このホテルには、3つの浴場があります。

東館1階【チニタの湯】

大浴場のみ・露天なし

ビュッフェダイニングの会場から近い大浴場です。

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男性女性それぞれにベビーベッドが備えてあり、脱着衣は貴重品も安心のロッカータイプとパッと着替えやすい籠タイプがあリます。

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浴場は、広いです!

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大浴場はゴシック的な雰囲気で天井が高く広々としています。

雰囲気に似合う壁からの落水は、高い湯温を下げる工夫かな?

洗い場の奥にある壁を挟んで男女の高温浴槽があるようです。

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高温浴槽から順に、隣の浴槽へ お湯が流れて湯温は下がり、各浴槽の温度を変えています。

お湯の鮮度を保てるよう、そして温度が低くなりすぎないよう、低温浴槽にも湯口があり温泉が注がれています。

熱いお湯でシャキッと入りたい人は正面の浴槽へ、ちょうど良く入りやすいのは真ん中の浴槽、お子様や長湯でゆっくり浸かりたい人は手前の浴槽が良いでしょう。

入浴前後は給水を忘れずに😊

 

 

 

西館7階【大雪の湯】

大浴場・露天風呂

エレベーターで西館の最上階へ上がると、大雪の湯大浴場入り口です。

入り口には貴重品用のロッカーがあり、脱衣は棚が対面で並んでいます。

ベビーベッド、休憩用の椅子もあり、

ドレッサーは2箇所に分かれて設けられていました。

アメニティ、ウォーターサーバーも設置されています。

浴場内の洗い場には間仕切りがあり、プライベートスペースが確保されています。

ボディソープ、シャンプー、コンディショナーと、フェイスウォッシュも。

浴槽は広々としているので、少し混み合う時間も余裕です。

浴槽からはこのように見えます。

 

湯口温度は45.4度ですが、

湯口から離れた場所では浴槽温度が40.5度と
かなり下がっていました。

ちょうど良い温度の場所を探してください(笑)

ガラスの扉から露天風呂へ。

貼り紙には気温の急激な変化により露天風呂の温度が低くなるかもしれないと書かれていました。

そりゃぁねぇ、影響を受けないわけがありません。

きっと夜中はこの↓気温よりもっと下がっていたことでしょう。

この日は、朝10時の気温で−15度でした。さすが層雲峡!⛄️❄️

それでも露天風呂、浴槽自体が小さく温泉温度が高いので、

ちゃんと温まることはできます♨️

左側は、ジャグジーになる箇所が仕切られていて、循環口がありました。

↑写真はジャグジーが稼働していない時なので、
普通の低温浴槽となっている状態です。

レイアウトは浴槽がL字になっていて、柱の下浴槽内に湯口があり、高温注意の張り紙もありました。

ここで湯温を測ると、お湯が回っているので上部の測定値は43.3度でしたが、
足元はかなり熱いので注意してくださいね。

うかつに近づくと「アッツ!」と声が出ます。

景色が見える位置は湯温が良い感じに下がっているので

41.8度でした。

 

冬の露天風呂、体は温まりますが出ている顔や耳はとても冷えます。

湯上がりにクラクラッとしないように、
タオルで頭を覆って、温度差を少なくする工夫をすると良いと思います。

浴槽に出入りする時は、できるだけスロー〜〜〜な動きで出入りしてくださいね。

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別館大雪山荘3階【天華の湯】

駐車場からは大雪山荘の正面玄関より直接入ることができます。

宿泊の際は、ホテル横の建物まで移動する必要があるため、こちらへ行くにはちょっと遠く感じます。

浴場の男女入れ替えはありません。

中央の休憩スペースは、待ち合わせにもちょうど良いゆったりスペース。

朝の景色は気持ちがいいですよ😊

脱衣場は貴重品ロッカーとカゴの無い棚を使用します。

鏡の近くに水飲み場があります。

水分補給を忘れずに🥛

洗い場は間仕切りがある洗い場とは別に、2席のシャワーもありました。

1階で庭に面しているので
内湯、露天風呂 共に景色を楽しみながら入浴できます。

運が良ければ、鹿やキツネを見ることもできるかもしれません。

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夜のお庭はライトアップされていて、外の景色も明るく見えます。

昼間は自然に包まれたような景色に、特別感を味わうことができます。

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男女とも露天風呂は広めの造りなので、何人か外に出てきてもスペースに余裕があります。露天好きな方は この天華の湯が一番ゆっくりできるかもしれませんね。

 

 

大きなホテルの端から端まで、浴場が全部で3つもあるので、
どこへ入りに行こうか迷ってしまうかもしれませんが
せっかくなので、色々楽しんでみてください😊

 

※支配人の許可を得て撮影及び掲載をしています

 

ホテル大雪 温泉分析書

十勝岳温泉 カミホロ荘

十勝平野を望む露天風呂。

北海道の真ん中あたり、

十勝岳にある温泉ですが、直ぐ上にある凌雲閣とはまた違う温泉。

アルミニウムやメタケイ酸も多いので、お肌には良さそう〜✨

カミホロ荘

日帰りでも利用できます。

大人600円

無料休憩スペースも。

自動販売機を挟んで左右に分かれ、男女の暖簾。

棚に脱衣籠が並び、ベビーベッドもあります。

男性側も。脱衣場には貴重品専用ロッカーもあります。


カミホロ荘 内湯


男湯

女湯

木で囲まれた落ち着きのある造りで、レイアウトは男女反転です。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープが設置されています。

サウナも。

お湯は無色透明ですが、湯口から出るお湯は鉄のにおいがします。

浴槽の縁には紅く湯華が固まっていました。

湯温は心地の良い41.5度。

低温泉なので、加温しています。

浴槽は1つですが、広々としています。

浴槽側から見たらこんな感じ

男湯の洗い場です。

女性側も、同じ感じですよ。


カミホロ荘 露天風呂


露天風呂は、標高1200mから望む景色に北海道を感じます。

夕陽も、星空も最高!

10月だというのに、さすが十勝岳。マイナス気温!

冷んやりした空気と温泉の温かさ、これぞ北海道の露天風呂♨️

いつまでも、入っていたい気分になりますね!

でも、ここは酸性のお湯なので、あまり長湯をしすぎるとお肌の弱〜い人にはちょっと刺激があるかもしれません。

少しでもピリピリと感じる方は、シャワーで流してから上がった方が良いですよ。

酸性のお風呂はピーリング効果があるし、メタケイ酸も多めなので、保湿効果も助けてくれます。

お肌はつるつるになりますよ〜!


カミホロ荘 温泉分析書