川汲温泉 明林荘 (2025再訪)

道道83号を挟んで山側に小さな駐車場。道路を渡るとすぐに入り口があり、階段を降りていくと、川沿いに建っているのが「明林荘」。

 

建物の手前に小川。

川のせせらぎを聞きながら橋を渡ると、右手に玄関があります。

明林荘 入り口

左が女性、右が男性の入り口。

昔ながらの引き戸の玄関。
久しぶりですねー、ばーちゃん元気かな!ん? 何か貼り紙が……。
「女性方戸がきちいので、男性の方よりお入り願います。よろしく。」“きちい” って🤣 ばーちゃん!元気に営業中だと認識して、くすくすくす🤭と笑いながら、
男側からね、ばーちゃん😄

明林荘  入館!

料金・営業時間の掲示。年中無休、朝7:30〜夜9:00。

ただし、今は18時頃までしか開けていないそうです。(2025年10月訪問時)

 

玄関を開けて「こんにちはー」と声をかけると、どこか遠くからばーちゃんの声が聞こえてきました。
いつもは女湯のソファにいることが多いばーちゃん。姿は見えません。
『こーんにーちは〜〜』
「〜〜〜!〜〜〜○×△***!」
あらっ、声聞こえたよね👂入浴料を先に払いたいのですが、居ないのでまた声を掛ける。「入るよー! いいかーい!」

 

「〜〜〜!〜〜〜○×△***!」

あれ?誰かと話してるのかな?というくらい、ずっと聞こえる話し声。耳をすますと、「よく来てくれたなぁ〜! 遠くまでなぁ! やいやいや、ほんとになぁ!」って、ずっと声が響いてる。服を脱いでもまだ声は止まらない。中で誰かと話してるのかな笑

 

明林荘 浴場

男湯 階段から見下ろす浴槽

誰もいません。天井高い浴場の空間に、お湯の音が響く…よりも激しく、ばーちゃんの声が響く笑

 

その時、女湯では

 

きっと誰かお客さんとばーちゃん、お話ししてるんだな。カメラは諦め脱衣籠を床に置いて、お風呂場の方をのぞくと──ばーちゃん、 ひとり‼️🤣ずっとひとりで喋ってるのかーいっ‼️笑しかも、よく見ると…… ん? 何してんの、ばーちゃん。「今な、米研いでんだ!」

お米‼️  温泉で⁉️🤣🤣🤣

その後、ゆっくり温まれよ〜と言いながら去り行くばーちゃん。

いつもありがとう😊

 

湯に身を沈める

無色透明、やわらかいお湯。タイルと光のレトロ感も好き。
肌に触れた瞬間の“つるっ”とした感触。すべすべです。

お湯は無色透明でやわらかく、アルカリが高い単純泉。

いつ来ても変わらない、この感触🥰

と思いながら体を沈め、お米を研ぎ終わって喋りながら去っていくばーちゃんを思い出しながら、何となく面白く嬉しく一人でニヤニヤ😁

湯気と浴場に響くお湯の音。体の中の水までめぐり直すみたい。
アルカリ性単純温泉は、体内の水の流れを動かして整えてくれるような働きがあります。 アルカリ成分や温熱効果により、だるさや疲れが抜ける実感を与えてくれるので、入浴後に体が軽くなるような気がします。

明林荘 温泉分析書

川汲の山の中に静かに佇む明林荘。

暮らしの中に湯があって、ばーちゃんとお湯と、時間がいっしょに流れているところ。

ばーちゃんと明林荘、元気に長生きして欲しいです😊

ラビスタ阿寒川 (宿泊)2

阿寒湖温泉街から少しだけ離れた場所に位置する一軒の温泉宿

ラビスタ阿寒川

阿寒川の畔に湧き出る何本もの源泉のうち、2つの源泉をそのまま施設へ引いています。

自然湧出の温泉は希少♨️✨

そして、阿寒湖温泉とはまたちょっと違った泉質だからおもしろい。

※宿泊のみで、日帰り利用はできません!

ラビスタ阿寒川 各浴場

こちらの施設では、大浴場・貸切風呂・部屋風呂での温泉がたのしめます。

 

先ずは大浴場!行ってみましょう

ラビスタ阿寒川 大浴場

タオルはお部屋から持って行きましよう。タオルや着替えを持ちやすいように館内用の手持ち籠も用意されていました😊

大浴場の脱衣場

ラビスタ阿寒川 大浴場脱衣場
女湯大浴場脱衣場

鍵付きのロッカーが配置されていて、俺の(私の)浴衣が無い!なんて心配もなし🤭

銭湯ではたまにお爺ちゃんがいろんなカゴをめくって着替えを探している姿を見かけますが😅

安心ですね。

ラビスタ阿寒川 男湯大浴場脱衣場ロッカー
男性大浴場脱衣場ロッカー

ドレッサーにはドライヤー

男湯 脱衣場ドレッサー3席
女湯大浴場脱衣場ドレッサーとアメニティ
女湯大浴場ドレッサー後ろにアメニティとベビーベッド

綿棒、ブラシ、キャップ、カミソリ、コットン

 

お風呂に入る前、途中や上がった後に水分補給は大事です♪

お部屋で水分補給してから来ると良いですが、着替える前にもコップ一杯飲んでおきましょうね。

大浴場入り口付近に設置されています。

阿寒の地下水はとても美味しく、阿寒地域の家庭でもご飯や料理に使われているそうです。羨ましい!

それでは、大浴場へ!

ラビスタ阿寒川大浴場
男湯大浴場
ラビスタ阿寒川大浴場
女湯大浴場

洗い場は1席ずつ仕切りがあります

頭や体を洗う時、隣の人に掛からないか気になるので、仕切りがあるのは有り難い!

背面にも席があるので後ろに飛ばさないように気をつけなくちゃね😅

椅子、洗面器、ゴミ箱と

シャンプー、コンディショナー、ボディソープが備わっています

 

体を洗ったら、お風呂!!

壁面にあしらわれた岩を伝って流れ落ちる温泉。

大きな窓から見える大自然の景色が、湯面に写って美しい✨

 

 

夜の雰囲気はまた違って

循環なしの掛け流し✨

消毒も感知しませんでした!👏

 

 

 

ラビスタ阿寒川 露天風呂

露天風呂がまた気持ち良い🙆

雰囲気も良い🌳♨️🌳

 

泉質は単純温泉で、老若男女問わず身体に負担を掛けず毎日入れる優しい温泉です。

阿寒温泉と含有の成分は似ているけど、各成分量の違いでラビスタ阿寒川の湯色は少し青みがかった薄濁りの湯。

肌本来の保湿力を手助けしてくれるメタケイ酸が244mg!

メタケイ酸が温泉水に1kg当たり50mg以上含まれていると美肌に有効とされていて、100mg以上でより強力な美肌効果が期待できると言われています! 美肌に有効とされる5倍近くにもなる量が入っていて、皮膚の余計な脂分も落とさない単純泉なので、すっぴん美肌力が上がること期待大💕

 

ラビスタ阿寒川 貸切風呂

貸切風呂は全部で3部屋

空いていればいつでも利用可能🉑

どこのお風呂も緑に包まれ、大きな窓を開放すれば半露天風呂!

素敵な時間を過ごせます。

月の湯(檜風呂)

 

 

星の湯(レンガ風呂)

 

 

風の湯(陶器風呂)

 

 

ラビスタ阿寒川 部屋風呂

 

お部屋の奥、窓からの景色を眺めながら浸かることができるよう配置されている部屋風呂。

大きなガラスで仕切られているので、浴室・浴槽のスペースを全体に見るよりも、浴槽に入ってしまった時の方が開放感はあるかもしれません。

一人でくつろぐ浴槽。お湯が出ている壁側ではなく窓の方を向いて入りたくなる。

 

みちるは小っちゃいから足を折りたたんで川側を向いて入ってますが、

大ちゃんは、そんなことできるわけもなく🤭笑

当然、こうなります。足は伸ばせませんが、好きな時にいつでもパッと入れる場所に温泉があるのは最高♨️

 

最初は浴槽が空の状態なので、脱衣場にある、この湯張りボタンを押して溜めるところから。

 

基本的には、溜めて入るようにできているので、置いておいて温くなったなと感じた時は、たし湯ボタン!

ボタンを押すと源泉がジャバジャバと注ぎ込まれます。何度も押せますが、2分間×押した回数分の時間ずっと出続けます。

熱くて暑くなるので程々に😁

しばらく置いて、とても温くなったなと感じた時は、

一旦全部お湯を抜いて、湯張りし直しましょう。

 

お部屋は大きなソファベッドもあり、ゆっくりとくつろげました👍

ラビスタ阿寒川 全巻共通 温泉分析書

衛生管理のため、塩素消毒をしています と記載がありますが、確認したところ『源泉に影響をきたさない位の極々微量のもの』とのこと。

浴槽の温泉からは塩素消毒は感知しませんでした!👏 加温・加水・循環なし!

自然湧出の源泉かけ流し温泉♨️

素晴らしい👍✨

 

函館 川汲温泉 明林荘

函館駅から内浦湾側へ山道を通って車で40分。 川汲町にある昔ながらの温泉旅館 明林荘。

千鶴子おばあの、お爺ちゃんのそのまたお爺ちゃんの時代からある温泉(らしい)

駐車場は、明林荘看板を目印に、道路の反対側にあります。道路の横断は気をつけて!

 

看板から階段を降りて小さな橋を渡り右側の建物へと向かって更に降りて行きます。

道路から階段を降り

 

小さな架け橋を渡り
右側の建物へ向かって進む

入り口は左が女湯、右が男湯で、中は銭湯のように番台で分かれていますので、靴を棚に置いてそのまま入りましょう。 その辺に何か置いてあっても気にしないでください。

 

番台で湯銭を払い、

女湯側 番台
男湯側 番台
女湯脱衣場にはストーブ
男湯脱衣場は広い

 

着替えは置いてある籠を使って自由位置で。

 

浴場のドアを開けると!!いきなり階段!

浴槽は下!

男湯 浴場
女湯 浴場は、横から

早速、浴場へ降りていきましょう‼️👍✨🫱

 

お湯は無色透明 かすかに硫黄臭

源泉直送パイプ

天井が高く、男湯女湯の仕切りがステンドグラス風?

とても明るい浴場です🔆

備え付けの石鹸類は無いので、お風呂セットは全て持っていってくださいね。

洗い場は鏡のみ

シャワーは無いので、洗面器をお借りして。

掛け湯をしながら体を慣らして入りましょう!

はい、気持ちいい〜!!

自噴の温泉を浴槽まで直送。とても新鮮な状態の源泉がかけ流されています。腕を見たら泡付きも🫧

お湯を肌に滑らせるとpH8.9の少しつるりとした浴感。

この日の湯口温度は46度、湯温は42度と、ちょうど良い湯加減。

アルカリ性単純温泉で、その中でも炭酸水素とカルシウムを多く含む温泉です。

敏感肌用エステでクレンジングとパックをした後のような美人の湯♨️

優しい温泉なので、湯上がりに心臓がボフボフすることなく、中からポカポカ温まりました。

川汲温泉明林荘 温泉分析書

 

 

川の淵から温泉が湧き出ているこの地で、千鶴子おばあは育ったそうです。山間道路も無かった昔々、川に入って遊んでいた子供の頃のお話もおばあに教えてもらいました。

昔はこの温泉は木管で運ばれて市街地で温泉利用されていたとのこと。

😁少し口は悪いけど、とーっても優しいおばぁなんです。

勝手に変なことしたらゲンコツばりの叱責がありますが、失礼が無ければとっても優しくて元気な面白い昭和ばーちゃん🤣

長く長く元気でいてね! また温泉入りに、遊びに来るね〜!

積丹 シララ姫の湯 ニャー助のホテルん

積丹の海岸線沿いの期間限定温泉ホテル

シララ姫の湯 ニャー助のホテルん

旧シララ温泉を令和3年(2022)に買い取り、猫ちゃん大好きなオーナーが温泉ホテルとして営業している、知る人ぞ知る 素晴らしき温泉!
現オーナーは、ここを買い取る当初はこんなに良い温泉があることを知らなかったと言います。現在、冬季は休業、3月~4月頃から11月頃までの期間限定で、
金土日の週3日、15時からの営業と、かなり限定されています。
電話で確認してから伺うと良いと思います。

玄関前にある大きな円状の鉄板。

この下が、源泉槽。

ここから建物内を通って2階の男子浴槽に直接運ばれています。

玄関を入ってすぐのカウンターで受付。

受付前に猫ちゃんがお迎えしてくれるかもしれません🐈‍⬛

入浴料を払って、階段から2階へ。
至る所にニャンコが居ます。

 

踊り場奥には休憩室のような小部屋が。

貴重品ロッカーも備わっています

案内図の通り進むと

あった! なんか派手な目立つ暖簾!

 

暖簾の柄をよく見ると、江戸時代の人 …風な、猫たちでした 笑

 

猫柄の暖簾をくぐると、脱衣場… お!!?

ここにも居たか!!

こんな感じで至る所、猫だらけ😁 🐈‍⬛大〜〜好きが伝わってきます。

脱衣場は広くありませんが、

鏡とドライヤー、脱衣籠が並んで整理されています。

それでは! ♨️いただきます♨️

シララ姫の湯 ニャー助のホテルん 内湯

浴場のドアを開けると、湯気の中に少し 鼻につくような刺激臭を感じました。
すぐに気にならなくなる程度の、アンモニウムが含まれている時の匂いです。

洗い場は4席。 シャンプー類は完備です。

 

正面に大きな浴槽が一つ!

シララ姫の湯 男湯
シララ姫の湯 女湯

窓の外は日本海

 

お湯は結構な量で元気にかけ流されています。

 

 

ん?浴槽内壁側に仕切りが。

女湯 源泉貯水槽
男湯 源泉貯水槽

 

ここは、源泉を一旦溜めておく場所。
源泉槽から建物内を通って直接男湯の浴槽(男湯・亀ちゃん🐢の下)へパイプが配管されているため、お湯は新鮮そのもの!
八つ目状の穴から女湯へ流れるようになっています。

一度も外の空気に触れず浴槽に溜められているため、炭酸が多く含まれた状態の温泉に浸かることができます。

新鮮なお湯を、男湯と女湯に分けるための工夫が、
この仕切りと壁の八つ目状の穴なのですね。

浸かっていると、長く待たず肌に気泡がついてきます。

湯温は40.5度と少しぬるめですが、炭酸の効果もあり、
発汗激しく、体の中から ものすごく温まります。

気持ちの良い温泉ですねぇ!

そしてここはね、 お肌ぷるすべの湯✨

炭酸で毛穴もスッキリ、新陳代謝を促してターンオーバーにも効果を発揮!
マグネシウムでしっとり、
メタケイ酸が潤い力をサポートしながら 塩分で閉じ込め、
鉄が傷んだ肌の修復を手伝い、
カルシウムでプルプルの肌に! やばい!✨

毎日入りたい! 🤭

 

今度は、宿泊しにきますね!!

 

シララ姫の湯 ニャー助のホテルん
温泉分析書

ナトリウムー炭酸水素塩泉(低張性中性温泉)

いわない温泉 髙島旅館

北海道 日本海側 岩内町

2023年で創業94年となった 髙島旅館。

創業時は島牧村で開湯し、岩内に来てから23年になるそうです。
現在、島牧の方はどうなってるの? と 気になり聞いてみると、
実家として旅館は使用されており、温泉は生きているとのこと!♨️よかった♨️

当時から、料理を大事に温泉旅館として続けて来る中で、
先代から引き継がれた漁師さんとの繋がりをもとに 販路を30倍にまで広げたんだとか! お陰で漁の上がりが悪い日でも、美味しいお料理をいただけます。
時には岩内から松前まで!美味しい旬の魚貝を仕入れるためだけに往復することもあるそうです。 頭が下がります。
油と砂糖を使用していない髙島旅館のお料理、楽しみに訪れてみてください。

 

さて! 私たちは温泉!

♨️先ずは温泉♨️

いただいてきましょう!

いわない温泉は2種類の源泉があり、高島旅館は、美肌の湯✨

上にある【いわない高原温泉】と、下にある【おかえりなさい】と、同じ泉質の温泉です。

髙島旅館 内湯

ドアを開けて脱衣場に入ると、広くドレッサーが配置されていて

脱衣場は右折したところに。 内湯出入り口の目の前に12個の籠が配置されています。

中が見えなくなっている注意書きのあるドアを開けると、内湯です。

洗い場は5つの席にシャワーとカラン。何ヶ所かにだけ、ボディシャンプーとシャンプー、コンディショナーが設置されていますが、基本的には皆さんマイ入浴セットを持って来ているようです。

大きな浴槽がひとつ、大きな窓に面しています。

濃い色の木造ですが、明かり取りの窓もあるので、湯船に浸かると とても明るい☀️

お湯は無色透明で、内湯は湯口からの落水で泡立っています。

 

髙島旅館 露天風呂へ

内湯を出て脱衣場の奥にひとつの扉が。ここを開けると、

 

突き当たりがサウナ

サウナは大人気。ずっと混んでいます。

サウナを出たら、すぐ外へ!

隣の扉を出たら、露天風呂です。

大きな木製の浴槽がひとつ、

高島旅館 露天風呂

整いの椅子と、壁側にはシャワーもあるのね!

サウナから直で来れるように配慮しての設備ですね!

源泉は浴槽に直接入り、空気に触れないため新鮮な状態で掛け流されています。お湯の中ではぷくぷくしゅわわと気泡があがっていました。

高濃度の温泉ではないので体への負担は少なく、毎日でも入りたい温泉です。

炭酸が毛細血管や末梢神経を元気にしてくれるので、新陳代謝を促してくれます✨
そして、毛穴を開いたところに、匂いが気にならない程度に入っている硫黄成分が毛穴をスッキリさせてくれる役割も!

お肌しっとり、いい〜お湯でした♨️

 

ナトリウムー炭酸水素塩泉・塩化物温泉(低張性中性高温泉)