幌加温泉。 って・・・どこ? と思うでしょう!
場所は、北海道地図で見ると、真ん中よりやや右寄りに位置します。
↓この辺り!
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糠平温泉から国道421号線を層雲峡の方へ車で15分程走った位置にある幌加温泉。
札幌からは高速を使って3時間半〜4時間。帯広回りで行くか、旭川回りで行くか。
パーキングや寄り道は旭川回りの方が沢山ありますが、雨天の時は、帯広回りの高速道路の方がトンネルが多くて走りやすいです✌️
2023年現在営業している温泉施設は、ここ 湯元鹿の谷 1軒のみ。
幌加温泉 湯元 鹿の谷(かのや)
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今まで何度も訪れている温泉ですが、今回は初!宿泊!!
2018年訪問時の投稿はこちら
随分前に、常連さんから、みんな雑魚寝だ〜なんて聞いていたのですが、
ちゃんと2階のお部屋を貸していただいて、お布団も用意してもらえるので!😊
物流の都合上、お食事の提供は難しいため、素泊まりのみ。その代わり、卓上コンロや食器類は貸してもらえるので、行く前に好きな食材を準備していき、お部屋でお鍋なんかも良いかもしれませんね。 使用した食器類は綺麗に洗って返します。
炊飯器は無いので、お鍋で炊くか、温めご飯をレンジで!
はい!、それでは 温泉へ♨️
いつものように、廊下を進み、
‼️ 😳‼️ あれっ!!!!!!!
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廊下に、掲示された 昔の試験成績書!?!!
『なんですかこれーーー!!!』
管理人さん:『出てきたんですよぉ、片付けてたら😊』
昭和27年。 廿→これで二十と読む時代!
鹿の谷の温泉の良さは、身体で感じて欲しいという女将さんの想いがありましたが、今回の訪問で、鹿の谷の歴史に、ようやくちょっと触れることができて、
大興奮😆💨大満足❤️ 管理人さん、ありがとうございます!
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鹿の谷の「歴史と今」は、長くなるので、
その話はまたあとで!ご紹介しますね😉♪
温泉に行きましょう😁
管理人さんが作った施設内見取り図。
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管理人さんに許可をもらい📷👍この日は宿泊者が私たちの他、常連のお客様1名しかいなかったためのと、写真撮影は自由にさせてもらうことができました。
突き当たりの浴場入り口の暖簾。
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右は女性、左は男性。 換気のためドアは開けてありますので、女性の方、気になれば着替えの時には閉めてくださいね。
棚に置かれた籠に衣類を納め、 女性の脱衣場にのみ、浴場への出入り口が2つ。
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正面と右側にドアがありますが、右側のドアを開けると女性専用の浴場が一つ。
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大浴場の「ナトリューム泉」と同じお湯が注がれた 女性専用の浴槽。
大きな窓の外には大自然の木々と空。 窓の下は、谷の底に流れる川と、鹿たち🦌
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と〜〜〜っても気持ち良いです。
窓を開けることができるので、半露天風呂の状態で温泉に浸かることができます。
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正面のドアから向こう側は全て男女混浴です♨️
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大浴場には手前から、「ナトリューム泉」「鉄鋼泉」「カルシューム泉」という名前で3つの浴槽に分かれています。
それぞれ、温泉の特徴通りのような浴槽の違いがあり、それは人工的に造られたものではなく、自然にコーティングされたものであることに間違いありません。
湯口と浴槽の温度は、
ナトリューム泉湯口温度
ナトリューム泉 浴槽温度
鉄鋼泉 湯口温度
鉄鋼泉 浴槽温度
カルシューム泉 湯口温度
カルシューム泉 浴槽温度
カルシューム泉が一番熱いです🥵
全て、湧き出た温泉を施設内に引いたまま!
素晴らしい✨
鹿の谷と言えば、私たちの楽しみである メイン浴槽は
何と言っても 露天風呂!!
さぁ行こう!
バッ!!(ドアを開ける) ぅわ!!
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‼️ なんだ! お前か‼️
鹿の谷には、目の前に 普通〜〜に エゾシカが現れる。
大自然加減が半端ない。
当然、露天風呂に入りながらも、 エゾシカのお尻を眺めながら笑
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緑の山々に囲まれた白昼の露天風呂も圧巻ですが、
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薄暗くなった時の 幻想的な露天風呂もまた素敵です。
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夜の鹿の谷は初めてなので、星空を期待していましたが、生憎の曇り空。
街の灯りが完全に消える時間を楽しみにしていましたが、まだ少し明るい時に一瞬だけ星空を見ることができました😊 次は晴れているといいなぁ⭐️
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2023年の鹿の谷! 実は、新たに 温泉分析と報告を実施していました。
新しく発行された温泉分析書、第一号で見せてもらった私たちは、
大びっくりと 大喜び 🙌
まだ掲示もしていない状態の 生の分析書なので 白い手袋しなくていい?と言いながら 笑
5つの源泉で、2源泉混合が1箇所あるので 4つの分析書がありました。
初公開! こちらです!
鹿の谷 温泉分析書(令和5年)
ナトリューム泉浴槽
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鉄鋼泉浴槽
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カルシューム泉浴槽
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露天風呂(2源泉混合)
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湧出量が一番多い ナトリューム槽の源泉を施設内にまわして暖房に使っているそうです。
鹿の谷の歴史は昭和8年に遡り、大きな林業の企業が従業員用の施設として作った宿舎が始まり。
その施設は戦後、一般客も利用できる湯治場として高谷温泉が誕生。 当時の施設は昭和39年に火災で消失してしまいましたが、現在の地に建て替えられ温泉は守られます。その後、林業繋がりのご縁から、昭和48年に梅澤泰雄さん・田鶴江さんご夫妻が、ここを引き継ぎ「湯元 鹿の谷」として生まれ変わり、現在まで続いています。
泰雄さんが他界されてからの長い年月、奥様の田鶴江さんが一人で経営され、ず〜〜ぅっと守り続けてくれました。
最近では、高齢となり体力も限界となった田鶴江さん。2023年、鹿の谷は田鶴江さんの意思を引き継ぎ、現在の管理人さん夫妻が守ってくれることとなりました。
後継者がなく、無くなってしまう温泉宿が多い中、鹿の谷は歴史が守られました。
おかげで今日も鹿の谷ファンは温泉に浸かることができています♨️
本当にありがたいです!😭
札幌から遊びに行く時は、お土産にミスドのダブルチョコレートを!🍩