旭岳温泉ロープウェイ手前 左側の宿で一番高い位置にあるのがここ!
アートビレッジ杜季(とうき)
1日1組限定で宿泊できる、貸し切り隠れ宿。
宿と言うより別荘のような 大きな建物です。
この辺りに温泉施設はいくつかありますが、
こちらの宿は個人のお宅のような建物なので
敷地に入って行っていいのかなと遠慮してしまうような雰囲気。
知り合いの家に遊びに行く感覚で訪ねます。
昭和16年から始まり、今も歴史は受け継がれている杜季。
開道100年の時に、高山植物園を作ったそうです。
高山植物は登山をしないとなかなか見る機会がないので、珍しく貴重です。
高山植物園での紅葉の景色も綺麗なんですって!
宿のご主人が一人で宿泊対応されており、泊まってくれるお客様にゆっくりとした時間を過ごしていただきたいとの想いで1日1組限定。
誰にも気を使わず、プライベートな時間を堪能できます。
宿主であるこちらのご主人、実は写真家!
建物の一室がアートギャラリーのようになっています。
北海道の自然の中で見つけた一瞬一瞬を写真に納め作品として飾られていました。
とても、素敵です。
さて、到着して間もありませんが、まずは私たちの目的♨️お風呂はどちらに?
階段を降りて1階へ。
おお、一軒家にあるお風呂ではなく、普通に内湯! ちょっと広めです。
無色透明ですが、成分に含まれるマグネシウムが多い影響でしょうか、お湯の流れるあたりが黒いですね。
さてさて、楽しみにしていた露天風呂は!!?
こちらです! ざんっ
きゃぁぁぁぁぁ🥰 素敵です! なんという秘境感でしょう
お風呂は手造りの露天風呂。
川沿いの少し小高くなった場所にあるため、景色は最高!
自然の中、鳥の声を聞きながら、
温泉が流れる音と川の音 全部がミックスされて α波全開いい気分♨️
川には手が届く距離なので、ちょっと温度を測ってみると
22度。 んん。 ちょっと寒いから入りたくは無い。 勢いもあるし。
こういう所で エイヤーって入っちゃうのが、外人さんだって 別の温泉施設で聞きました笑
下段の浴槽は、高さがあるので 川からはちょっと遠くなります。
湯口の温度は48.6度。
温度調整も何もなく源泉がそのまま掛け流されているため、
上の段は44.7度と熱く、下の段は41.2度と入りやすい温度。
お湯を肌に滑らせると、つるつるよりもキシッと肌に止まる感覚です。
鎮静効果の高い泉質なので、お仕事で駆使された体も癒されます。
ちょっとした傷にも有効なので手荒れ肌荒れにも効果を実感できるかもしれません😊
春夏秋冬、季節ごとに色づく景色が変わって、どの季節も素敵なんだろうなぁと思いながら ご主人のおすすめの季節は?と尋ねると どの季節も良いけどやっぱり冬かな!とのことでした😊
写真家が美しいと思う風景の中で、温泉に入ってみたいなぁと思いました。
今は建造物を新設することができない旭岳温泉。
永くこの宿が続いて欲しいです。
大雪旭岳温泉 アートビレッジ杜季
温泉分析書
※日帰り利用できる温泉施設ではありません。