上の湯温泉 温泉旅館 銀婚湯 全浴槽


銀婚湯過去記事はこちら

 

昭和2 年(1927) 宿泊温泉施設として開業。2027 年で100 年!

その数年前、 大正の終わり頃から温泉浴場として営業はしていたそうで、
当時は川底からの自然湧出の木造浴槽だったと。

残念ながら当時の写真は残っていないそうですが、 創業当時の外観が1 枚、
ラウンジに飾られている写真です。


そこから現在の男性内湯である岩風呂を 混浴風呂として造ったことから始まり、

男性内湯(秋)
男性内湯(春)

 

3 代目館主 (現在の先代) が環境整備に力を入れながら、
杉林は種子から蒔いて50 年。

種から育てた桂林

 

 

かつて農家所有の地を譲り受け、

川の向こう側にも散策路を整備されたそうです。

川の向こうの散策路

 

湯量を増やすために(川の向こう側で) 何度も掘削をして3 つの温泉を掘り当てましたが、 その中の1 番奥の源泉は、 49 度12 リットル毎分しか出なかったため、 最初は放っておくこととなったそうですが•••

 

湯量を増やすことに成功したため、川のほとりに浴槽を設けて入れるようにしたら良いだろうなぁ と 男女に分けて今の大浴場を作ったのが、 現在の大浴場と男女別の露天風呂。

左の列が初夏、 同じ浴槽の秋野風景が右側の列です。
↓                                                                               ↓

鍵が空いていたら自由に使用できる貸切風呂

その後、 散策路を歩く人が途中で入れる2人位入れる温泉にしたら良いかなぁ?と、 奥で活用されず置いてあった源泉を利用し、米杉を彫って造ったのが トチニの湯

 

野天風呂の最初はトチニからでした。

散策ついでにどうぞ、と提供していた温泉が人気を呼び、
散歩ついでではなく、温泉を目的に訪れるお客さんの様子を見て
『そうか、 こういうのを求めてるんだ!』 と 喜んでもらえることを想像しながら、 野天風呂を増やそうと思い立ったそうです。

トチニの湯 秋と冬の景色違いで並べてみました
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

全て手造りで、 1 年1 年、 ひとつひとつ、 増やしていった当時を振り返ると

「あーでもない、 こーでもない」 と言いながら、 面白かったよ!と 先代。

 

そして、 トチニの次に造られたのは、
かつらの湯

駒ヶ岳の麓にある50t にもなる岩石を買い、 これを温泉にしてやろう!と敷地内に運び入れようとしたところ、 重すぎてクレーンで吊れず40t まで削ってようやく移動してきたそうです。

ところが、 移動してきたのは良いが、 杉林にクレーン車は入れない。

そこで、 大きな鉄板に岩石を置いて無数の丸太(ゴロ) で転がしてようやく運び入れ、 ジャッキで上げて玉石を挟み固定!!

あの場所に設置してから、 岩石の上部をボーリングで無数に穴を開けて、 それからコツコツ手彫りをして浴槽を完成させたとか。

今でもその痕跡は残っています。

 

穴を掘って造った浴槽なのに、 何故か湯がどこからか漏れてしまうため、 米糠を入れると良いよなど色々試しながら、 いつの間にか詰まって石化して固まり、 漏れることは無くなったといいます。

歴史ある本物の岩風呂。

歴史を聞くと、 今まで普通に浸かっていた温泉が、 より 有り難く思えます。

巨岩を掘った浴槽でボブスレー風に入ってみた

 

 

 

野天風呂
3つ目に造られたのは もみじの湯

野天風呂
4つ目に造られたのは どんぐりの湯

 

野天風呂
5 つ目 最後に造られたのが 杉の湯

代々受け継がれ、 100 年を迎えようとしている銀婚湯。 現在は4 代目となるそうです。         宿泊予約の取れにくい宿で有名な銀婚湯。

今回はたまたまギリギリ予約できたお正月の宿泊でしたが、

この宿は毎年翌年の予約をして帰る昔からの常連客ばかりとのことで、 もう既に次の年末年始は連泊予約で満室でした笑

(トイレ別客室は空いているかもしれません)

確かに、 精算をしてお帰りになる様子を見ていると、 「来年もよろしく~」 「また来年~」 という挨拶ばかり! 今年も、今回洗面トイレつき客室に宿泊の方々からはパーフェクトに来年の予約があったそうです

そこまでリピーター率の高い宿にはなかなかお目にかかれません。

これからも、 その先100 年200 年と愛され続け、 繋がっていきますように。

白老 ケイホク温泉 宝湯

苫小牧から登別に向かって白老を走ると、
国道沿いにあるのに「どこ!?」と見逃してしまう
知る人ぞ知る! 【宝湯】

白老 虎杖浜温泉で引かれている数多くの温泉がある中、
こちらの温泉で使用されている源泉に一般利用できる施設は、「宝湯」1軒だけ。国道向かいの建設会社が温泉掘削に成功し、その源泉を引いているのが個人宅を含め4軒のみ。その中の1軒が、こちらの「宝湯」という訳です。 貴重!

 

 

なぜ、ここがわかりにくいかというと、
入り口が国道に向いていなから!!!

存在をアピールする看板が出ているわけでもなく、建物の側面しか見えないから 気づかずに通り過ぎてしまうのです〜😅

週2回、日曜日と木曜日 昼12時〜18時の限定営業です。

【宝湯】は、古くから地元住民に愛される温泉銭湯。
入り口で男女に分かれていて、ドアから中に入り、番台で湯銭を払います。

ただ、ご主人は ちょいちょい姿が見えなくなるので、入浴料は370円(2023年12月現在)を番台に置くか、後から渡すか その時々!ということもあります。

あとで理由を書きますが、ご主人は「お客さんを送迎に行く」と言って出かけてしまうので、 先ずは “とても人の良いご主人だから”  ということで ご理解ください😊

 

靴を脱いだその場全体が、脱衣場です。

男湯脱衣場
窓側から見た 男湯脱衣場
女湯脱衣場

先ずは脱衣籠を確保して、着替える場所を確保。

ここでご主人
「入って、右側の浴槽が…、ん〜まぁいいや!中に常連さん居るから教えてもらいな!俺が女湯一緒に着いてく訳にいかないからな! ハハッ😆」と言い放ち、男湯へ消える。 笑

一方、男湯では
「なんでそんな遠くからわざわざ来たのさー?🤣物好きだなぁ!」と笑いながら、
「コーヒーと炭酸、どっちがいい!? 用意しておくから風呂あがってから飲みな!」 と言って、すこぶる元気良く、気さくな感じでお話ししてくれました。

 

さて、それでは、温泉銭湯 いただいてきましょう🙏✨

循環なし 加温なし 加水なし  ヨシ!   もちろん消毒もなし✨

石鹸類は各自お持ちください。
洗い場にシャワーは無く(ありますが使用不可)、
お湯と水に分かれたカランが設置されています。

女湯
洗い場
男湯
洗い場(だったところ) カランなし シャワーは出ません
男湯洗い場

カランのレバー 懐かしい…!!
赤を押すと源泉がそのまま、ダーっと出てきて
モール泉特有の色と香り🩷

宝湯の源泉は、腐食質8.9mg/kg含有と温泉分析書にも表されているモール温泉です🌳♨️🌲

⬇️クリックで再生

源泉そのままでは熱いので、桶の中で温度調整。 昭和の銭湯を思い出します😁

 

正面にドンと大きく配置されている浴槽は、2つに分かれています。
男女浴室を隔てる壁側 小さい浴槽が高温湯、
大きい方の浴槽が低温(…ではないケド)

湯口は大浴槽にある ライオンのような顔の口からダバーッ

湯口から広がる消えない泡が、隠れ泉質を表しています!

マイナスイオンに含まれる15%の炭酸水素が反応して植物性のタンパク質を包み込み、それが消えにくい泡となってお湯の表面に浮いているのでしょう!

天然石鹸のような洗浄の役割も秘めているので、肌はすっきりしっとり✨
そして、内臓が温まって免疫アップ!

 

健康長寿&美肌の【宝湯】に、
『通いたくても足が悪くて』『長く歩けないからなかなか自分じゃ行けないんだよね』という、昔から宝湯が大好きな 元気だけど通いにくいお父さんお母さんが、何人もいらっしゃる!
そんな方達のために、ご主人は週2回、皆さんを送り迎えして差し上げ営業しているそうです。

そのため、 ちょいちょい ご主人は「ちょっと行ってくる!」と留守にされる。

温泉も ご主人の人柄も とっても温かい 宝湯でした🥰

 

ケイホク温泉 宝湯 温泉分析書
ケイホク温泉 宝湯 温泉分析書
ケイホク温泉 宝湯 温泉分析書別表
ケイホク温泉 宝湯 温泉分析書別表

八雲 銀婚湯(トチニの湯) 2022再訪

八雲にあります 上の湯温泉 銀婚湯

広大な敷地の中に点在する野天風呂(銀婚湯管理の露天風呂)のひとつ。

【トチニの湯】

宿泊すると無料で1時間以内の貸切風呂として利用することができます。

銀婚湯の入り口から、10分ほど庭園を散策。

秋は紅葉が綺麗なので、暖かい日は景色を楽しみながら散歩をするのに丁度良い距離です。

 

二股川に掛かる吊り橋を渡って向こう岸へ!

橋の上ですれ違うには狭いので、先に渡っている人が居たら到着を待ってからの方が良いかもしれません😊

 

遊歩道には道標があるので、分かり易く向かうことができますよ。

トチニの湯は真っ直ぐ進んで左奥の方へ、ず〜っと歩いていきます。

まだかなぁと思った頃に、 あった、あった!

木製の扉を開けて、中へ入ると

丸太が横たわって

くり抜かれた穴に源泉が注がれて溢れています。

 

自然湧出の源泉がそのままかけ流されているトチニの湯。

銀婚湯一番の濃い温泉ですって書いてありました!

 

横にある屋根付きの脱衣場で衣服と靴を脱ぎ、

自然の中で 自然の木から造られた浴槽に溜められた
自然の恵みである温泉に浸かる幸せ♨️💕

気持ちいい〜〜〜🙌

そして、奥にもうひとつ!

四角く囲った浴槽!!

前回来た時は、全部の中で一番温かったこの浴槽。
今回は、丸太の湯船よりも、こちらの四角い浴槽の方が湯温が高く、
じわ〜りと温まることができました。

この日の気温13度、湯温は43度です。

 

赤や黄色に色づいた葉っぱを見ながら🍁

素敵なひとときを過ごすことができました😊

湯上がりはポカポカと、とてもからだが温まりますが、宿に戻るまでに湯冷めしてしまわないように、春や秋でも少し気温が低めの時は浴衣と羽織だけでなく、上着も持っていった方が良いかもしれませんよ。

 

はぁ、♨️ おもしろかった〜

 

標津 川北温泉(露天風呂)

標津町にある、無料の露天風呂

この辺り👇

【川北温泉】

国道244号線の看板から曲がります!

※この時点で既に携帯の電波はありません📶🙅‍♂️

ダート道を走ること約20分…。

うねうねと続く砂利道は、車一台通れるくらいの道幅! 所々に、対向車を交わすための退避場所がありますが、誰も来ないで欲しいと願いながらも数台の車やバイクと行き違いながら、、、

もっぱらGoogleマップのナビを使っていますが『到着しました』と言われても、何もなく😳❓❓

 

ナビの案内が終了してから、更に進むこと200m!

あった~~~!!!

木造の脱衣小屋が建てられていて、左右に分かれて男女の入り口があります。

左側は男性。小屋の中でも、外でも着替えられる!? 開放的😅

女性側のカーテンはしっかりと留まっていて、チラリとも見えないように、なかなか厳重です。

脱衣場には、熊に注意🐻の貼り紙も。

 

男性側はカーテンが若干開き気味で、奥のカーテンも短い?

👇

脱衣場から奥のカーテンを開くと!

▼男湯

▼女湯

▼奥から全体を見た様子

右が男性、左が女性。

湯船の大きさは男女とも同じくらいの大きさです。

源泉がパイプから出てそのまま注がれているので、浴槽内の温度はかなり高め! 来訪者が加水調整していてもジワーーーッと45℃位の湯温。

▼男湯 湯口

女性側は前に使用した親子が加水して40℃まで温くしていたので、熱くなるまで時間が掛かりました。

幼稚園くらいの女の子には熱湯風呂は可哀想ですもんね😅

▼女湯 湯口

溢れたお湯は、湯船の縁から流れ出て、温泉成分が流れた跡となっています。

熱い時は調整してねという加水用の水は、オレンジ色の蛇腹ホースから沢水を。

使ったら所定の位置へ戻してくださいとの注意書きも。

洗い場やシャワーはありませんので、しっかりと掛け湯をして清めてから入湯しましょう♨️

ものすごぉく硫黄の温泉!という感じで、硫化水素臭がぷんぷん♨️

調べると、メタホウ酸がとても多く含まれている濃い〜〜温泉なんだとか。

かつてここが温泉施設だった時のデータではメタホウ酸の含有量が415.3mgも‼️
ナトリウム、炭酸、メタケイ酸、メタホウ酸、硫化水素と豊富に入って、お肌つるつる温泉🧖🏻‍♀️✨
管理してくださっている川北温泉愛好会の皆さんに感謝‼️

メタホウ酸は消毒効果があり、硫化水素は古い角質を柔らかくツルツルお肌になる効果が✨

硫黄臭いのが苦手な人もいるけど、私たちは好き❤️

本当に良いお湯でした〜♪

温泉分析書はありませんが、木の板に書かれたものがありましたよ

 

 

 

 

 

 

 

島牧 宮内温泉旅館

ぐうないおんせんりょかん

神経・筋肉・関節や、リウマチに効果があると言われる温泉。

日本海側を走り、

国道229号線から泊川沿いに山側へ入ったところにあります。

一生懸命営業中

鄙びた佇まいの温泉旅館ですが、

温泉はもちろん、源泉かけ流し!

日帰り入浴は大人500円。

フリーWi-Fiも利用できます。

👇この暖簾をくぐって、

👇廊下の突き当たりがお風呂

男女入り口前に100円のコインロッカーあり。

浴室内の電気は入口外側の壁にあります。

脱衣場は、畳カーペットが敷かれていて、棚に脱衣籠。


宮内温泉旅館 内湯


男女反転で同じレイアウト。

▼男湯

▼女湯

(女湯は広角カメラなので奥行が広く見えてます)

床がマダラに変な色ですが、カビが生えている訳ではありません。

シャワー付カラン3台と、

シャワー無しカラン4台。

間違った、2箇所しか蛇口が無かった!

一番浴槽に近いシャワー

お湯を出しても、水を出しても、

お湯だった!(全部は試してない)

一番コテコテ色のシャワーを出してみました。

温泉水が出ているようです。

リンスインシャンプーと固形の石鹸が置いてありました。

温泉についての説明文

弱アルカリ性のお湯は、思ったよりもトロみのある感触のお湯。

大浴槽は40度位のぬる湯でしたが、のぼせる訳ではなく汗が出る。💦

お湯の中ではとろみがあって、つるつるした手触り。

お湯で腕を滑らせて撫でるとキシっと肌で止める感じも。

お湯は若干黄緑っぽい濁り色の、ほとんど透明で、湯底には赤茶色い湯花が沈みます。

浴槽は2つに分かれていて、小浴槽側に湯口があり、浴槽内を隔てた壁底近くに穴が一つ。

そして、仕切られた1箇所が低くなって、大浴槽側にお湯が流れてくるようになっています。

小浴槽は熱くてやばい🔥♨️

源泉が直接入る小浴槽には、温泉成分の結晶が浮かんでいます。

ゴミではありません。

湯口から出る豊富なお湯

熱いのに、なかなかいい〜量です。そりゃぁ湯船も熱くなる。

湯口温度は48度

小浴槽はこの時、45度!

熱いお湯のおかげで浴場内に充満している湯気の温泉成分が呼気と共に入って、体に良さそう〜😊

浴槽の壁には湯の花が

チクチクザラザラと固まり、

床も、湯縁も、茶色に。

見た目、決してきれいではありませんが、温泉の結晶です。


宮内温泉旅館 露天風呂


小さな露天風呂もありました。

大浴槽側に出入り口

板張りの通路を進みすぐそこ。

おひとり様専用露天風呂♨️

▼女性露天風呂

▼男性露天風呂

気の壁がありますが、向こう側はすぐ男湯という訳ではなさそう。

奥にある湯口から、お湯がじゃんじゃん

湯船から溢れ出ています

女湯も同様に。

湯加減はちょう〜ど長湯できる41度。

空気と温泉の香りが気持ちいい😊♨️

湯上り後は、しばらくの間、

体がぽっかぽかで、

指も、手の甲も、顔も、コーティングされたみたいにサラスベ‼️

いいお湯だった〜✨


宮内温泉旅館 温泉分析書



泉質 ナトリウム・炭酸水素塩・

 硫酸塩泉

分  類 中性低張性高温泉

源泉温度 48.8度

効  能 リウマチ性疾患、

 慢性消化器病、やけど、

 高血圧症、皮膚病、

 疲労回復、健康増進


昔、象の花子が🐘くる病を治すために、湯治に来たことのある温泉なんですって。